キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2005年05月09日(月) 馬鹿だった。

私はJのことをずっと傷つけ続けていたのかもしれない。
今日よく思い知った。馬鹿だった。
私は何も考えていなかったのかもしれない。


この日記に最近よくでてくる人は主に3人。

■都築はるか・・・私。臆病者で傷つきやすい。
         

■J・・・出合って3年くらいが経った。芸術家になろうとしてるヒト。
     すぐに合えない距離に居る。遠いヒト。実は1つ年下。


■蓮・・・高校のときのクラスメイト。何故か本音を言い合える。
     Jよりもっともっと遠い異国の地に居る。
     電話はいつも向こうから。




どの分野かは言うことができないけれど Jは芸術家になる道を選んだ。
私はそんなJを尊敬していたし、Jには何よりも自信があると思っていた。
作品に対して何度も賞賛したし、凄いね凄いね、と伝えた。


でもJはたくさんの不安を持っていた。
私とは違って才能があるJには、ただ未来に向かっていけば光があると思ってた。

でも違った。


Jにだって不安は抱えきれないくらいあったのだ。


私はちゃんとその部分を見てあげられていたんだろうか?
ちゃんと受け止めてあげられていた?
不安を分かち合えていた?


後悔ばかりが私の中によぎって 闇の中に閉じ込められた。





もう頑張って って言わないから 好きなように生きて。
もう凄いね  って言わないから ただ心の中で思うだけにするから。


ちゃんと分かってあげたかった。
誰よりも支えてあげたかった。
誰よりも広くありたかった。君に対して。





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