語り
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2002年01月31日(木) カリスマ主婦

 おい、邪武*瞬 愛の劇場はどうしたよ。
 そんな閲覧者のみなさまの声が聞こえてまいりますが、
 ネタが新鮮なうちに、書き留たい、本日の氷河紫龍バナ。
 すいません、ネタがとびとびで。

 「氷河と紫龍の家庭」 その2でございます。

 今回わたしと妄想を繰り広げてくださったのは、しなさん。
 かぜっぴきな中、見事な語りをありがとうございました。
 (オニかわたし)

 しなさん:「きっと紫龍は、御近所でも有名なカリスマ主婦になるのよ」

 
 デフォルトにおいても、ブロンズ聖闘士ながら、高い評価を得ている紫龍。
 
「うわさに高い、五老峰の」と、さまざまな階級の聖闘士ワールドでも名が通っているほどの、紫龍(※老師の七光もあると思うが)。

 どんな立場においても、命を賭してでも、使命をまっとうする彼は、
 どこへいっても優秀な成績を残すであろう。
 戦士であろうが、企業戦士だろうが。

 そんな彼をただただひたすら愛の力に物を言わせ、家を守るという、専業主婦の使命を与える、夫、氷河。
 中国の道徳が身にしみこんでいる紫龍にとって、彼は、絶対の権力をもつ、亭主なのである。亭主が「俺の帰りを待っててほしい」(※そのわりに低姿勢)というからには、そうしないといけないのである。
そんな関白亭主の家事分担は、フロ掃除と、ゴミだし(※なんとなく似合っているから)。

 そして、やるからには仕事は完璧な紫龍。
 
 お弁当は手作り(ちゃんと氷河のリクエストに答えたものを作りつつも栄養バランスがとれている)。

 毎日掃除するので、いつも家の中はぴかぴか。

 もちろん、玄関だって、ぴかぴか。

 勢いあまって、氷河のパジャマにまで、アイロンをかけている紫龍。 

 夕食の買い物はもっとも安い値がついている、スーパーで、特売品を慎ましく購入。

 近所付き合いもきちっとするので、自治会関係の役職まで回ってくる。

 誰も頼まないのに、ゴミの収拾所の掃除までやってしまうので、近所でも評判のいい美人妻、紫龍。

 そんなこんなで、近所の奥様にも可愛がられ、お茶の時間にはなぜか紫龍宅に奥様たちが集ってくる。何故?

 いついっても、うまいお茶とお菓子がでるから(※しかも手作り)。
    
 そんな奥様たちは、無口で不愛想だが、ちゃんと挨拶する(←紫龍に教育されている)、ごみだしもいそいそとやっている、超美形な男前なだんなさん(※氷河のこと)に興味シンシン。   

 なんでも愛想よく受け答えするが、話題が2人の夜の話になると、 ちょっと苦手な紫龍なの。(※しなさん、ここだけ声を可愛く変えて発言)

 そして奥様たちは、カレンダーで、とびとびの日付につけられてる、赤マルのマークに、またまた興味津々。

 御近所マダム:「あのマーク、何?何? 紫龍さん」


 それは氷河が、無い頭を振り絞って考えた苦肉の策。

あまりに誠心誠意、できうるかぎり完璧に家事をこなす紫龍は、専業主婦だろうが、聖闘士だろうが、一日の終わりはきっちり疲労している。


 アイロンをあてられたパジャマを着て、よーしと気合いをいれても、紫龍にかまってもらえないことが多い氷河。 

  夜の10時にはお風呂にはいって、さっさと眠りたそうな紫龍(朝、お弁当作るから起きるのが早いので)だが、なんとか自分との時間を作れないだろうか。

 亭主の命令はゼッタイなんだから、いうことを聞いてもらおう。

 赤のマジックでカレンダーにマルをつける氷河。

 奇妙な行動は見なれている紫龍が、「それなんだ」と聞くと、

 「夫の耳かきをする日だ。シベリアではそう決まっている」と真顔で答える、紫龍の亭主。

 キマリ事に弱い紫龍は、いわれたとおりに、その日のお仕事を増やすのだった。


 紫龍:「あーーー、 『耳掻き』の日です・・・・」(ーー)


 
  ・・・・・気が向いたら つづく



 



 



  
 








 


   
 
    





 











 

  
 


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