何日かわざと放っておいて第一宣伝期間終了。放っておいている間に励ましの言葉を頂き、身に余る光栄です。本に関して、特別に営業をかけてくださる書店を私側でいくつか指定できるのですが、「あの書店は人が多く出入りするからいいんじゃない?」とかいうアドバイスも貰ったりしました。…いえ、同期の結婚式に出席したついでに宣伝したりしたので。
話が決まる前は、そんなの格好悪い、って思ってたんです正直な話。なんにもプロフィールなしで出しているのがシンプルで格好いいって。でも、そんな私を変えたのが他ならぬ私の担当になってくれた方の一言でした。私は文学賞に応募して、選外になったけど声を掛けて頂いた口なんですが、その人が「賞で一等賞をとるのは難しい」と私に言ったのです。
これが数年前、いえ一年前までの私ならば、その場で席をたっていたかもしれません。「それでも私は一等賞をとりたい」と。でも、去年の私と今年の私の状況の格差が私にこう思わせたんです。「私は一等賞をとるタイプじゃない」と。
思えば去年の私はずっと一等賞をとりたかったんです。完璧な秩序あるクラス、勉強も運動も他より出来るクラス、そしてそれらを統括する担任としての私。なんてバカなんだ、と今では思いますけど。それは「自分がこうありたい」ではなく、「子どもをこう在らせたい」という理想の押しつけでしかない独りよがりだったと。
短歌集に関しては内容が内容につき公言できませんが、いつか子どもたちに教えてあげられたら。大勢の中で一等賞をとる必要はない。その代わり自分の中で一等賞をあげられるようにお互い頑張ろう、と。