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嫌いな食べ物「キュウリ」


2003年01月15日(水) 苛々の果実

 何か日記を書きたいのに、何も書くことが無いときは如何すれば良いんだろう。

 眠いんですが、明日も試験なので何となく眠っちゃいけない気がする。折角ラードがあるんだし、台所で独りスキヤキとかやります。



 嗚呼本当は苛々してます。自分の独占欲に息が詰まりそう。三島由紀夫の果実という短編小説を思い出す。
 あれは確か夏の日、お互いの世界に窒息しそうなレズビアンの少女二人がアトリエで心中した話でした。心中と言うよりは窒息死してしまったんだ。手を繋いだ、腐乱した二人の、その光景が、まるで熟れきった果実のようだった。そうだった。らしい。
 ベッドから離れると彼女が叫ぶ。名前を叫ぶ。何処に行ったの、と叫ぶ。小説と同じ。
 読んだ私は、余りに似ているので震撼した。

 ずっと居たいような、一緒に果実になりたいような。


 きっと願いを叶えるのなら果実になってしまおう。



 しまおうしまおう。居られないなら。


さくま