hiroの日記

2005年03月25日(金) あいつ。2

あいつがいなくなってどれくらいたつのだろう。

ぽっかりと空いた空間は今もそのまま

癒える事などないのだろう。

乾いた空気が日の光をより強く感じさせる

水音が耳に心地よく鳴り響き

君がささやいてるみたいに優しくて

熱いしずくがほほをなでるけど

それでも口の端は優しく弧を描いている

あいつはいつでもあたしを優しく縛り付ける

それが苦しいけど、ひどく安心してしまう。

あたしは一人じゃないのだと。

あいつはあたしで、あたしはあたしごとあいつを愛する。


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