甘い煙
頭出し巻戻し早送り


2016年06月12日(日) 目を合わせる。

もう少しで3週間。
もう少しで3週間。

あのひとがいない生活に慣れてきた。
その反面、あのひとが戻ってくると思うとドキドキする。
その…久しぶりに顔を合わせる照れとか。
うっすらつながりかけていた(気がする)細い糸が切れてしまっていないかとか。

意識しすぎで恥ずかしいの。
いまはいないから、あのひとの部署に必要以上に目線を向けることはないけれど、あのひとが戻ってきたら、そちらの方をものすごく見てしまう。
あのひとの部署で、少なくともふたりは、あれ?もしや?と思っているか、気づくかしていると思う。私の態度があからさまな場面に居合わせたふたり。
そういうのは気にせず突き進んじゃう方だったけれど、今回は勝手が違う。私の周りの人にばれると「何しに会社に来てるの?」と私への評価が下がりかねないと感じられる人たちがいる。
あと、あのひと自身のことやあのひとの部署の人間関係をほとんど知らないから「あの子とつきあってるのにな」とか「奥さんいるのにな」と思われていることもあり得る。それは恥ずかしいよ。。

こうやって気持ちを綴っているけれど、好きの炎が燃え盛っているわけではない。
だって、いないから進展はないし、燃料になるほどの情報も思い出の積み重ねもないし。
長持ちする炭火、でもない気がする。
ちょろちょろ燃え続けている火、かな。弱火。

戻ってきてからのあのひとに、すごく左右されそう。
全然その気がなさそうだったら、火を消してしまうかもわからない。
行く前と同じかそれ以上だったら、がんばる。

とりあえず、あのひとと目が合いそうなときは、視線をあのひとに向けよう。
それができなくて逃したチャンスが確実にあったから。
今週いっぱいは戻ってこないと思うけれど、いつ戻ってくるかわからない。
好きだから避けちゃうなんていつぶりだろう。


亜子 |MAIL