甘い煙
頭出し|巻戻し|早送り
週に1回、大好きな男友達と帰れる日がある。 といっても、2人きりではなくたいてい6−7人で帰るので、彼と話すことが出来るかはその日次第。 でも、最近とあるきっかけがあって、ここ何回かは彼と話しながら帰ることができている。嬉しい。 そして、接するごとに彼が私とのつきあいの匙加減を心得てきたようで更に嬉し楽しい。 私の痛いところをついてくるとかからかうとか、くだけた話をするとか。
どうして恋愛対象にならないのか不思議なくらい、彼ともっと話したいと思う。何を考えているのか知りたいと思う。 接する時間が少ないからなのかな。
高校くらいまでは、妄想で理想化することも楽しみのひとつだったから、会えない時が長いなら長いなりに勝手に気持ちを煮詰めて楽しく相手を想っていた。 それに、好きになる相手はだいたいそこそこ頻繁に姿を見られる相手で、同じコミュニティーの中にいるわけだから、ある種の安定があったような気がする。
でも、今は違う。 もっともっと大きい枠の中にいて、前にあったような安定はない。 妄想が暴走することもあんまりなくなって、前よりも堅実に相手のことを考えたり見極めようとしたりするようになったと思う。 いや、昔からわりと堅実に恋愛する人間だったんだけど。 保守的になったんじゃなくて、恋愛観が変わったというわけでもなくて、見方や仕方が変わったのかな。おもしろい。
私は恋愛で年の差を気にすることはない。 けれど、今日彼と話していて、とある出来事で彼が年下ということが気になったことを口にしなければならない流れになって、しまったと思いながら仕方なく言った。 その前に、「年の差とか気になります?」って彼に尋ねられてやりとりをしたばかりだったのに。 迂闊なことをしたー。
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