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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2007年12月19日(水)
篝火を焚いて、身を寄せて。


おでんセール最後の日に、御飯もあるのにと悩みながらも牛筋愛には変えられず、だったらいっそしこたま買い込んでしまえばいいじゃない!
破綻した脳回路で迷いを振り切ってみたらばその日に限って何故か無い。四つも鍋があって一つもない。
売り切れなのか仕入れ差し止めなのか発注ミスなのか判りませんが、げっそりとやる気が萎える。
嗚呼、嗚呼おれの牛筋愛は何処へ行って消化すればいいんだ……!(知ったこっちゃない)
悶々と悩んでいたら日が終わってしまいました。これも品揃えが悪かった自店のせいです。
むざむざセールスポイントをのがすなんて愚かな事にならないよう、品切れ状態は真に避けるべき事態であると身に染みた今日この頃。
クダラナイヨ!

心の狭さはそうそう変えられない。酷くちっぽけだと自覚もしているのに、いやいやにしかやる事が出来ない。
兎角人の尻拭いに当たる事は、何故本人がそれを行わないのかと小一時間程問い詰めたくなってしまう。
勿論、力量や経験不足から出来ないと言う場合は致し方ない。その人自身がいないと言う場合も同じく。
けれどその人はそこにいて、余裕もあって、自分は別にやらなければならない事があるのに、何故自分が代わりにやっているんだろう?
突然事態を起こしたのは相手。その後片付け方を心得ているにも拘らず他に回し、四苦八苦していればこうやればいいと、出来ない子を優しく諭すかのような。
出来るなら最初からやってくれよ。頼むから。


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