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戯 言ノ源
―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2006年11月13日(月) ■
ひとひらに、ひとめぼれ。



毎日の出勤準備のお供、早朝ニュースでも伝えられた、数分間だけの集中豪雨。
一体誰が聞き届けていたのだろうか、それとも知っていても忘れてしまったりしたのだろうか。
平日まったりレジを打っていると、いきなり何処からとも無くバケツは引っくり返される。
本当にそんな表現が適切なんだろうなぁ、なんて他人事ですからぼんやりと、
刻々増す雨音を楽しいBGMに、困ったのは通勤通学途中の方々。
知っていたのならば、まだ到着していないのに、或いは電車や駅といった場所へ避難していないのに、
知らなかったのならばただただおめめを真ん丸くして何このいきなり暴力的な豪雨、
パッと見で何人か二手に分けられましたが、毎朝軽食を買っていくお姉さん軍団は、
なんともとれない微妙なニュアンス。四、五人程で成り立つ彼女達はお互いに顔を見合わせては、
入口付近でたじろいで、入店しようとずぶ濡れ鼠の皆様を見ては顔色を変えていく。
仕方がなさげに奥の方で、まだ出していないビニール傘を全員で買っていかれました。
毎日来て下さるそれも結構お気に入りの美人さんがいるので是非教えてあげたかった。
この雨、ちょっと待ってればやみますよと。しかしそこは商売ですから黙殺。ひどいや。
その他見知った顔から全く知らない方までまさしく飛ぶように売れまくるビニ傘に
レジはてんてこ舞い、店の奥からオーナーがいそいそ出てきては
傘コーナーを入口に移動するという素晴らしい行動力のような
見てはいけない大人の浅ましさのような見たくないへっぴり腰のような(言ってやるな)。
勿論数分後、予報通りに始まったと同じく予報通りに暴力的な雨はぱったりとやみました。
こんな時は当てになるもんだ天気予報。それとも、だから皆様侮っていたのか。
仕方が無いと傘にお金をはたけないしがない学生達はどっちの意味でも難をのがれ、
すっかり晴れ渡った空の下、あのお姉さん達はなんだよすぐにやんだよ、
そんな風にぶーたれているのかしらと矢張りのんびり他人事空想。
たった一つ問題があったといえば、その時に折悪しく来てしまった
お惣菜の数々が、しっとりいやぐっしょり湿っているのが気に食いませんでした。まる。
或いはもう一つ上げるのならば、相変わらず健在のそのおっさん思考はだからどうにかならんのか。
結構な数の美人さんがいるのではなく、結構美人な方が一人いるのです。お気に入りーv
だったら教えてやれよと良心回路が疼きますか。あったかなかったか。キカイダーのが優秀!


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