
戯 言ノ源
―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰
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| 2006年06月02日(金) ■ |
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| 摩訶不思議なステイタス。 |
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ホラーの定義が判らない。妖怪等現実ではいないとされる定義を盛り込めばホラーなのだろうか。 逆にそうでないものであればミステリーやサスペンスとして片付けられるのだろうか。 言い方からまるでその二つを否定していると取れるかもしれませんが、取り敢えずそんな事も無く。 ただ推理を一緒に楽しみ犯人を探る事に強い興味を懐いてはいないのでミステリーは普通かしら。 スパイラルはそういう意味で、原作者の方がミステリーやサスペンスっぽく無いと自ら仰っていましたが 寧ろそういう面があるからこそ好きなのかも知れず、話の過程に謎解きが含まれる、 それはどの話にも言える事で、またそれこそが話に深みを思わせたり引き摺り込んだりもしますから 具体的に取り込もうと考えずとも、逆に思えばより強く、謎解きと言う要素は手っ取り早い面白みに 直結するのかもしれません。またなんか言い方悪いと思われそうな発言だ端折り過ぎて。 最近ジャケ買いする漫画の中にそれら三つのどれに定義してよいやらな内容が含まれる事が多く、 残念ながら人が死のうが喚こうがこわくない人なのでその意味で楽しめる事はあまり無いのですが それらが醸し出せる圧迫感、恐怖と呼ばれる一種独特の空気はキャラクタを追い込んで 逼迫する感情や理不尽な状況に追い込まれた時の人間模様など、実際を観察する機会も少ないので リアルといえるかは判りませんが、面白いなと思う側面は有ります。 そして買った漫画にそう多かった訳でも有りませんが、つまりただの偏見かもしれないのですが、 なんだかホラーチックなモノ、ほら、どれにいれていいか判らないのでね、それらには どう言う訳か虫が多く出る気がします。その定義じゃ名前だけで蟲師ホラー確定じゃんよ(笑)。 とある作品には蚊が媒体として広がる一種のバイオテロのような話が展開されているのですが、 ちなみにこれホラーっと宣伝、ていうんですかね、ちょっと違う気もするけど、 まぁどっかに書いてあったんですよ書店の。でもホラーなのかなって不思議に思う。 これがホラーなのかと言う疑問も、またそう呼ばれるものに蟲が多くないか、と言う疑問も その場にいた父君様に深い意味も無く聞いてみたところ、何故か真面目に返答されて こうして自身も考えるきっかけに相成った訳ですが。そういうきっかけ、きらいじゃないよ。 取り敢えず父君様の見解としては、現実的に解明されるものが所謂ミステリやーサスペンスであり、 理解出来ない怪奇現象がホラーなのでは、と冒頭の仮説を打ち立てられました。 また虫とは、身近でありながら大抵の人に嫌われる存在です。ほぼ無条件で。 世間の風潮にあわせるのがきらいな私も、同様である為反論出来ず、これだけは。これだけは。 悪い意味を持たせてもそんなに反感を持たれず、登場だけで嫌悪感を与えられ、だからこそ媒介として 利用し易いのではないかと。身近でよいのであれば猫とか犬だって構わない訳で、 それらから迫る恐怖と言うのもまたやり方次第で面白そうではありますが 好きな方にとっては別の意味で嫌悪感を与えますし、あまりひどい事をし過ぎれば どっかの愛護団体に煩い事を言われるかもしれません。勿論愛護団体についての考え方は 淡々と否定的に述べそうな自分ですから、最早隠す覚えは御座いません。愛護ってなんだよ。 またどうせ無駄に長くなりそうなので一旦その辺は置いておきまして。またいつか。いつだー!! 話し合いにてそれっぽい仮結論を得た我々ではありますが、実際問題はどうなんだろうね。 蚊ならまだ見られなくは無いんですが、実物が迫るとやっぱりちょっと半泣きになりそうになって、 固定観念が更なる恐怖を呼び込みもうひたすら虫なんて生態系が成り立たなくなってもいいから 滅んでくれとか思っちゃう人種がここにおりますが、深く考えなくとも矢張り基本的には きらわれものなんだろう。そう考えると哀れではありますが、やっぱりごめん無条件にきらいなものは きらいだ。きらいなんです。本当それがきっかけで世界もろとも一緒に滅ぼう(危険思想)。 彼等だけに一方的な偏見を押し付け途絶えろと言う不条理に対して、歩み寄れるせめてもです。 元々地球を守ろうとか叫ぶくらいなら半数削るでも絶滅するでも、やったりゃいいとかそういう人。 某CMの木や魚が会社にお礼をわざわざ言いに行くという内容、あれ程腹がたつもの無いです。 あまり言及し過ぎると営業妨害とか訴えられそうなんですがあれ本当、むかつく。 最早毎度御馴染ですがまた話が逸れてまいりました。大体、元の話って何だっけ?(おいこら) 例えば世にも奇妙な物語、あれは不思議が不思議なまま残されていたりもして、ホラーかなって。 ただホラーだけでなく、ほのぼのとした或いは感動ものや、本当に身近にあり得るもの、 そういう色々を混ぜ合わせる懐の大きさか統一性が無いかは、其々の主観にお任せするとして。 恐怖によって怯えたり感覚を狂わせられる事が無いので比較的理論的的にホラーを眺める自分は、 結構そういう考え方って面白いなと純粋に感じます。これも確かに、ファンタジー。 組み立てとか、起源とか、残される謎の部分を想像するのは日常茶飯事として、 意外にはまる事も無くは無いんじゃないかと予想、つまり今はまだ、という未開の地。 いつかホラー書いてみたいなと思わせられたそれは、未だ何処から判断するのか見分けの付かない、 だけど大方の事って大した区切りなんて無かったりしますし、あっても理解されなかったりしますし、 またあったとしても数人の決め付けでしかなくて、本当にそうなのか誰しもによって変えられる。 最後の方が持論として掲げまくり過ぎて父君様にきらわれていますが。決められた事スキーだからね。 かといって謎が謎のまま残されるのは、読者に想像を与えさせるステータスなのかも知れないけれど、 答えを見つけられなくって投げやり、投げっ放しにしているんじゃ無いかなんて邪推。憶測。 あまりに壮大なテーマでも掲げていれば後ろから刺されない為になんて自己防衛でも 成り立つやも知れませんが、やっぱりどうなのかなとか感じてしまう。突き詰めるタイプだからかしら。 なぁなぁな部分はなぁなぁでもいいとか思うくせにややこしいところだけ頑固だったりもしますからね。 妄想の世界に生きる人にとって、片足突っ込んでるような自分にとって、本編で画かれない部分は 此方の想像で補う、それがまるで当たり前の事であり、作中に幾つもそういう穴はありますが、 そういうものを埋めるくせに謎が残ったままがいやだというのも本末転倒臭いですが、 またちょっとこれ違う気がしますが。本末転倒ってどこに本末が。 物語に大きく関わる鍵、重要な面を作者からの答え、過程さえ得られないのが少し哀しい。 人間関係を捏造したり、或いは深く付き合わせる、それも多くは脇役の組み合わせ、 それは本編でキーとなる、まぁ恋人だとかさ、それらの行動次第で大きく動く可能性があるから 主役はあまり動かせないのかもしれない。或いは、作者がどうせ書くだろうから、と。 描かれないような場所に目を向けて、というそれは拾う神ありと慈愛にさえ満ち溢れもしますが 本編での大切なところ、その物語だからこそ展開されるその先、それらを放られるというのは 解決するだけの力が無かったのか、そんな人が描いたものがすきなのかと悩みたくなるし、 そんな他罰的且つ否定的な事を思い込む自分もいやですし、うーん。なんというか。 ホラーの定義も判らないままで失礼ですが、理解出来ない事象、不思議なところを残しておくのが そうだというのならば、或いは二次世界スキーな存在にとって革命的なものかも知れず、 けれど濁す事が醍醐味だと言うのなら、最終的に受け入れる事は、難しいかもしれない。 少なくとも、自分にとって、だけの話。ホラーってなんだろう。想像の予知って、何処までの事。 あまり適当にされると作品が蔑ろにされているんじゃないのかなって悩みたくなるし、 しかしそういった余地に憚って生きるのなら、許容範囲も設けなければならないのかもしれない。 許容とか自体が偉そうなんですけどね。なんだその上から目線。読者様様で、そして作者様様だ。 ……あれ、これ、なんの話だったんですっけいや真面目に(笑)。あれー。あれー。
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