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戯 言ノ源
―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
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2004年07月10日(土) ■
一体なんだったのだろう。

更に小学校の話。
ワタクシ休み時間は図書室にいるような典型的根暗っ子でした。
ただ、五年生くらいだったか、位置関係がものすごい事に。
要するに、すごい遠かった訳です。
急がなきゃあんまり読めないのです。
そして先日書いた、四十七都道府県を共に叫んでいた男子、彼も本の虫。
ていうか私と同じもの読むんですよ。
つまり、早く行かないと取られる訳ですね。
その二つの理由で、行きは物凄い勢いで熱戦が繰り広げられてました。
廊下は走っちゃ駄目だとか、そんな事はお構いなし。
足は決して速くは無いですが、持久力はあったので、
ロケットダッシュ出来ずとも最終的に私が勝つ事のが多かった気がする。

…のは気のせいかもしれない(どっちやねん)。
私と彼にあった共通点と言えば、二人とも変わり者だったと言う事。
そら皆其々違うのだから人全員が変わり者と言えばそうなんですが。
子供と言うのは敏感で、その上判断が極端で、
自分と著しく違うものは、好むか拒むか、受け入れるか排除かの二択。
で、二人はハブ組だった訳ですが。
勿論そんなんお構いなし精神の琉華さんはちっとも気にしないどころか
そんなクラスメイツの反応見て楽しんでいましたが(それもどうなんだか)、
彼は嫌だったのかもしれない。
ていうか普通の人なら落ち込むところ。
そんな意味でも、彼は私に友達を求めていたっぽい感じでした。
似ているもの同士傷を舐めあおう根性か(ひどい言い草)。

ま、そうやって適度な関わり持ってましたが、一学年上がって図書室に中々近くなり。
何せ階段下りたら真下でしたから。
そこまで急ぐ事も無く、後新しく本が入れられたせいか読むものが被ったりもせず。
競争は自然消滅してました。関わりはそれなりにあったけれど。


風の噂で、実は当時彼は私が好きだったとか聞いたんですよ、最近。
うわぁ、甘酸っぱい☆
恋ねぇ……多分そんなものでなく、負け犬根性から抱いた親近感…
みたいなものだと思うんですが。
全否定だ。ひでぇ。
ていうか負け犬って……いや、敢えて何も述べるまい(笑)。
恋心なんて抱きも抱けも出来るような人じゃなかったですもん、私。
ともあれ、何度か私の意見に彼が賛同していたのは、
初恋だったからだろうかなんて、今にしてみれば思えなくも無く。
ただ一つ、確実に言える事は。

その競争が無くなってから、より一層体力が衰えました(だめじゃん)。


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