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映画『黄泉がえり』を観てきました。ネタバレしない範囲で少し感想など。
今日は映画の日。昨年、何度目かの(笑)『模倣犯』を観に行った時と同じ映画館で時間帯もほぼ同じ…という条件。中居ファンとしてはちょっと複雑なのですが、明らかに今回の方が観客数は多かったです。上映前、館内にはRUI(@柴咲コウ)の歌う主題歌が流れ、既に涙腺が緩み始めていることを自覚(苦笑)。 タオルハンカチ持参で出かけたのですが…、う〜ん、何だろう。涙を拭ってしまうと、その時自分の中に生まれた何かまで消しちゃうような気がして、そのままだーだー泣きながら観ていました(苦笑)。 この作品は、実際に大切な誰かを亡くした経験があるかないかによって、感情の揺さぶられどころ(←ヘンな言い方ですが)が全く違ってくるかもしれません。個人的な記憶とダブるような場面があれば、ストーリーとは関係なくそれだけで泣けたりするでしょうし…。そういう経験はなくても、失いたくない存在を一度でも持ったことのある人ならば、映画を観ながら、あるいは観終わってから、その人のことをちょっと切ない気持ちで思い出すんじゃないかな。 今だからこそ言えるのですが。剛が主演すると知って原作を読んだ時、「こりゃまた厄介なものを選んじゃって…」と正直思いました。こういう内容のSF小説を映像化する場合、一つ間違うといかにも安っぽい作り物になってしまう不安があるからです。ところが、観てみてビックリ。ストーリーの大きな流れは変わっていないものの、原作とは全く印象の違う、とても優しいラブファンタジーに仕上がっていたのです。 剛や竹内結子ちゃんが演じる人物は原作には登場しないため、彼らにどんな未来が待っているのか予想もつかなかったのですが、全くもうビックリ…な展開でした。 そんなストーリーの意外性や、シリアスな場面のあちこちに挟まれている「ぷぷっ」と吹き出してしまう笑いのポイントが、ゆったりとした映画の流れにアクセントを与えていて、だれることなく一気にラストまで連れてゆかれました。いえいえ、意外なオープニング映像から既に、作品の中にグイッと引き込まれていたのですが。 『模倣犯』では藤井隆さんがそうでしたが、今回もお笑い界から極楽の山本さんとダチョウのジモンさんが出演されていて、お2人とも物語の中にしっくり溶け込んでいらっしゃいました。他の出演者では、登場時間は短いながら北林谷栄さん、田辺誠一さん、高松英郎さん…が印象に残りました。出演作を拝見するのは初めてだった忍足さんも、その娘役の伊東美咲さんも、淡い色合いの存在感で胸に残りました。 そして。昨夜の『僕の生きる道』を見ていて、「何なの、こいつ〜っ!(怒)」と、久しぶりにドラマのキャラに本気でムカついてしまった(苦笑)、医学部志望の生徒・田岡!(彼の母親なんて、論外!) …を演じている市原隼人くんが、この映画にも出ているのですが、こちらはもう別人のように(←確かに別人ですが/笑)繊細な少年役で。その彼女役も可愛くて、2人が一緒にいるシーンは、それだけで別の短編が作れそうなくらいのいい雰囲気でした。 あとは…。そうそう、安住アナ! 最近ちょっと出すぎでは?(苦笑) しかも、SMAPと絡みすぎ!(笑) 剛については、何も言うことはありません。『模倣犯』の時は、意識しないつもりでもやはり「中居くんの映画」と思って観ていたことを認めざるを得ないのですが(苦笑)、今回は「剛の映画」ではなく、しいて言うなら「『黄泉がえり』に出ている剛」を観ていた…という感じでしょうか。 普通に喋っていても、相手に沁み込んでゆくような独特の声。感情が高ぶっている時の、ちょっとヤバイくらいの眼。クライマックスシーンで、或るモノを持って夜道を駆けてゆく時の姿、表情…。 限られた時間の中…という設定は、偶然にもドラマ『僕の生きる道』とダブるのですが(ただし、剛の立場は全く違う)、剛はこのような役に怖いほどハマる人だ…と思いました。…上手く言えないのが悔しいです。昨日も日記に書きましたが、とにかく「スゴイ」と思いました。 どのセリフが…というのではなく、全編通して剛の声や表情に癒された…と言うといかにも流行っぽいですね(苦笑)。う〜ん…。「包まれた」という感じが近いのかな? たった三週間のあいだに、或る意味天国と地獄をいっぺんに見てしまったのに、楽しい思い出もつらい思い出も全部ちゃんと胸に抱いてまた歩き始められる主人公が、剛本人の生き方であるかのように思えて…。剛のこと、今までよりちょっと好きになりました(笑)。 考えてみると、撮影時期は夏コンと重なっていたんですよね。そういう意味でも、剛には「本当にお疲れ様。ありがとう」と言いたいです。 個人的に好きだったのは、RUIが「その時」を察した瞬間に大きく目を見開くシーン。このRUIという歌手について直接語られる場面は、実は作品の中には出てきません。セリフも、確かひと言も無かったはずです。なのに、RUIがライブで歌う姿を見て、歌詞を聴けば、それだけで彼女がその瞬間そこで歌っている意味が全て観る者に伝わってくるんです。特に、RUIが振り向くことなく前を向いたままラストの曲を歌い上げるところにヤられてしまいました。 もう一ヶ所、好きというよりは、自分でも「何でこの場面で…?」と戸惑いつつも一番泣いてしまったのが、兄弟のキャッチボールシーン。 塩田監督の作品は『どこまでもいこう』と『害虫』しか観ていないのですが、たとえば遠く離れた場所から登場人物のことをずーっとカメラで追って…というよりは、「見守って」いるような撮り方は今回も見られ、監督ならではの手法なのかな、と思いました。専門的なことはわかりませんが。また、他作品でも今作品でも印象に残ったのが道路なんですが、ずっと続いてゆく、どこかに繋がっている…そんな何かの象徴のように思えたりしました。 私たちが見てきたもの、体験してきたもの、残しておきたいもの、伝えておきたいもの…。と言っても、文化や歴史、芸術などといった大層なものではなく。たとえば、人を好きになった時に抱く、とても綺麗な感情ととんでもなく醜い感情。あるいは、何てことのない言葉を誰かに伝えることの難しさ、そしてそれを伝え損ねた時の終わりのない後悔…。そういったものが、監督の作品の中ではセリフでなく全て映像で語られているような気がします。「映画っていいなぁ」としみじみ思わせてくれる作品でした。 鼻をすすりながら足早に席を立ったのですが(苦笑)、その後もずっと優しい気持ちが胸に残っています。「SMAPの草なぎが出ている」ということで余計な偏見は持たず、老若男女を問わずにとにかく皆さんに観てほしい映画です。 なのに…ごめんね、剛。1000円で観ちゃって(汗)。 最期に。剛がホテルのベッドで横になっているシーンを見て、「あ、ピースとおんなじ」と反応してしまったことを白状しておきます(苦笑)。 …何だか日記とは思えないくらいたくさん、しかもアツク語ってしまいました(汗)。でも、ホントに文句なしに好きな映画でしたv さて。 各映画賞の結果発表は、やはり気になります。しかし、『模倣犯』チームの名前はなかなか見られません(泣)。そんな中、昨日発表された“第45回ブルーリボン賞」の助演男優賞”に、「『模倣犯』など」…ということで津田さんが選ばれたそうです! おめでとうございます♪ スポニチによると、津田さんの「02年に公開された出演作は軽く10本を越える」そうで、そのうち『模倣犯』を含む3本が邦画の興行ベスト3となったとのこと。約一年前に息子さんが生まれてからお仕事が増えたらしく、「子供がプレゼントを持ってきてくれたよう」とのコメントがステキですv そういえば、『どこまでもいこう』にも津田さんが出てらっしゃいました。 そんなこんなで、「歌の大辞テン!!」と「仰天」はビデオ。 雑誌チェックは、『Myojo』だけ。 SMAPのページには、木村さんのドラマと剛のドラマがカラー1Pずつ。続いて木村さんの記事がカラー3P。タイトルがイイんですよ。“BLUEに融ける”…だって(笑)。さらに続けて、連載エッセイのテーマは“team”。ざっとしか読めなかったのですが、共同作業が好き、共感できるから…というのが木村さんらしい。だけど、たとえば景色を見て「綺麗だな」じゃなくて「綺麗だね」と言えるから…と理由には同感です。すっごく美味しいケーキが1個あるとしたら、分け前が減っても(笑)誰かと半分こして食べたいですもんね。 |
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