“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

人にものを言わなきゃならないことの辛さ - 2006年01月21日(土)

ちょー内向的な雰囲気だったバイトの女の子が辞めたらしい。
その子は、「今の自分を変えたいから」という理由で、
接客というバイトを始めた訳だ。

そして、大勢のバイト(おれも含めて)を抱える店長や
マネージャーさんもそれに応えるべくバックアップなり指導なり
してきた訳だ。

でも、それは報われなかった。

結局、その子は変われないまま、去っていってしまった。



雪かきをしながら、マネージャーさん(店長の奥さん)から
そんな話を聞いた。

「私は何のためにあの子にものを言ってたんだろう?」

正直なところ、おれが以前少しだけその立場にあったから、
そうぼやく背中が痛々しく感じた。


おれは、心理的ダメージは物凄く受けてしまうけれども、
なあなあで済まされるよりはズバズバと指摘やら指導やらを
受けた方が潜在意識を発揮できるタイプじゃないかと思っている。

それは、上から見下ろすのではなくて、おれの位置に立って
くれるというのが最低条件なのだが。

少なくとも店長やマネージャーさんはそういう人だ。
自分の指導に落ち度があれば素直に「ゴメン」と言い、更に、
「こういう風にするともっといいよ」と言ってくれるのだ。



人にものを言わなきゃならないことは、とても辛い。



...




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