日々の呟き。
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| 映画語り。死という名の解放。 2002年11月27日(水) |
今、あたしの立っているところは とても もろい。 だから 気をつけて 歩くの。 頭のてっぺんからつま先まで、 からだのすべてがおかしい。 重たくて沈んでしまいそう、鉛のように。 気持ちが悪い、毒に侵されたように。 何時間も眠って眠って、眠った。 ようやく脳と神経がつながって、時間とともに回復。 今日はジムにも行けたし。 自分の不調とか休館日とかでなんだか久しぶりな感じ。 ああ、ぷにぷにしたおなかの脂肪、早く燃えないかなぁ。 ぷーにぷーに。 時間は前後するんだけど、借りたビデオ観たの。 「翼をください」 女子寄宿学校を舞台にした少女の愛の物語。 公式サイト発見。>>>http://www.tsubasa-movie.com/ ベタにね、傷ついて飛べないハヤブサが出てくるんだけど 話の流れに違和感を感じさせないの。 しかも話が進むにつれておおきな存在になっていった。 ラストがね、ラストがね。 どんなに大切でもどんなに愛していても それだけじゃだめなの。 それだけじゃだめなの? それがすべてだったら、 どうやってもそれが手に入らないのなら、 「 」 すこしこわい。 こころがひとつのことにおおきく占領されてしまう、 それはとてもすぐそばにあるから。 タマキ的解釈ひとり泣き。 そう、泣いたの。 涙ぽろぽろ。 あたしと近しいひとは驚く。うん。 「レオン」以来だもの。 (あ、「インディペンデンス・ディ」も感動したけど。 好きじゃない、ばりばりの米映画なのに! 酔っ払いのおじちゃんがUFOに突っこむとこ。) 「レオン」では、最後にね、マチルダが学校の片隅に、 レオンの唯一の友達だった観葉植物を鉢から出して 土に植えるシーンで泣くの。 泣きどこはそこじゃないとか言われることもあるけどね、 そこなの。 レオンと観葉植物を重ねてみてしまうからなんだよね。 ねぇ、広い空と土、解放されたんだよ、みたいな。 それプラスこれからのマチルダ、みたいな。 タマキ的解釈ひとり泣き、その0。 あ、ゲイリー・オールドマン好き。 キレタ役が似合いすぎです、うっとり。 ふ、と思い出したセリフ。 そんな言葉言えない、あたしはちいさすぎる。 だけど。 だけど。 ね。 |
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