アルの日記
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ええ、最近はレンタルビデオ屋で手塚治虫の「どろろ」を三本まとめて借りて毎日少しずつ見ているわけでございます。 一本四話入り百二十分。 もちろん白黒でございます。 主題歌は「ほげほげ」言ってて正直、キツイけど内容とかは漫画同様に面白いですね。 白黒で昔っぽいのがまた良いのかもしれません。
この前、手塚治虫&りんたろう&大友克洋の「メトロポリス」を借りて見たのだけど、あんまり面白くなかったです。 電気暗くして見ると、映像はいい感じなのですが、ただそれだけって感じで・・・。 「小手先よりももっと重要な何かがあるのでは?」っと思ってしまうわけです。
う〜ん・・・何ていうか・・・本末転倒というか・・・ちょっとニュアンスは違うかもしれないけど・・・。 そんなことがふと頭をよぎったら、なんか色々と昔のことを思い出してしまったわけです。 例えば、音楽が私のすべてだった頃、良いプレイをするのが一番重要なのに、単なる楽器マニアのコレクターになってしまった友人を見て、どうなんだろうと思ってしまったり・・・。 また、コードに凝るあまり、他の楽器やメロディーとの兼ね合いや、全体的な雰囲気とか流れを滅茶苦茶にしてしまったり・・・。 う〜ん・・・これは理論が拠り所になってしまっているのでしょうね・・・迷子になってしまってるのでしょう・・・聞いてよければ何でも(理論なんて無視しても)いいんだけど、聞く耳まで麻痺してしまったらどうしようもないし・・・。 また、方法論やスタイルにこだわるあまりフィーリングを無視してしまったり・・・。 まあこれは人それぞれなんだろうけど、私の場合は何ていうか、まず自分の心の動きをじっと見つめてから、その次に手段だろう、と。 ついでに言うと「楽しんでやるのが一番!」みたいな発言はよく聞くセリフだけど、そりゃまぁ〜そうかもだけど、「苦しみながらやる」というのもありなんだと思うんだけどなぁ〜、特に芸術系の場合は。 だって、そういうもんでしょ。 その人にとって、それが重要な意味を持ってるのだから。 少なくとも私は、ずっと能天気なものしか感じられないよりも、いろいろと陰りがあったほうが奥深いと思うし、共感できるし、時には感動もするよ。
ん〜・・・あと語学系のことに関しても、同様の罠があるような気が・・・。 例えば、単語をどれだけ知っているかとか、文法書にはこう書かれてるから絶対にこうでなきゃいかんとか(まあ文法は重要だと思うけど・・・)・・・何ていうか、不安とかプライドとかのために何らかの拠り所が欲しいんだろうけど、そういう罠に引っかかってしまうパターンが多いような気がするよ。 何が目標なのかによるけど、その目標にしたがって何が必要かを考えていかなきゃいかんと思うわけでございます。
う〜ん・・・やっぱり何にせよ、ある程度のルールや枠があるのは当然だけど、それらがよりシンプルで緩いものほど誤魔化しが効かないし、その人の実力が出てしまうものだよなぁ〜と、ふと思ったわけです。 いずれにせよ、自分にとって一番重要なことは何かということを中心に考えて、物事を進めていかなければなりませんなぁ〜。 あなたは親?兄弟?友人?仕事?お金?趣味?それとも・・・酒?笑
あぁ〜、なんかまた支離滅裂なこと書いてしまった・・・(やや自己嫌悪)。 疲れてるんだろうなぁ〜、自分・・・涙。
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