アルの日記
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2001年11月07日(水) 悩みと自分

う〜ん・・・悩みは尽きない・・・。
思えばここ十数年間ずっと悩み続けている。
しかも年齢を重ねるにつれてだんだん悩みは深くなり、複数の悩みが複雑に絡まりあって、そのうち何で悩んでいるのかその元の原因すらわからなくなってしまっている。
これだけずっと悩んでいるといつのまにか悩んでいる自分が本当の自分になってしまっていて悩みがない状態に陥ると逆に不安になってしまう。

よく、本を読んだりしていて、自伝のような感じで自分の歴史を冷静に振り返って自分の心の動きを正確に読み取り、何が問題でどうしたら良いかを考えて実行し、うまく問題を解決していったというような内容を見ると「凄いな」と思ってしまう。
人間、誰しも悩みはあってこの過程を繰り返していきながら成長していくんだろうなぁとも思うが、成長するということがどういうことでどういう意味を持っているのかもわかっていない自分が居たりもする。
まず、自分の心を冷静に読み取っているのが凄いなと思う。
自分はそれができないのだ。
ある事が起こったとして、自分の場合は自分の中の欲求や偏見、プライド、トラウマなどにより歪んで受け止めてしまったりすることが多い。
だからその後の過程、つまり問題を分析して解決策を考えてもうまくいかないのだ。
これを繰り返していくから悩みが泥沼化し、四面楚歌出口無しの状態に陥ってしまうのかなと思ったりもする。
でも、その本を書いている人も時間が経ったからこそ冷静に振り返ることができるのだろうなぁとも思う。実際、ある事件が起こっている時に自分が取り囲まれている状況を常に冷静に感知するなんて至難の技だし、そこまで感情を殺して生きていても面白くないだろうと自分では思ったりする。
だからこの日記では自分の過去を今、冷静に振り返って見たりするような内容もちょくちょく書いていけたらなぁ〜と思っています。

この前、小林よしのりの戦争論2が出ていて読んでみた。パート1も面白かったがこれも面白かった。
やっぱり自分が住んでいる国についても自分についても過去を否定するということは現在の自分をも否定することに繋がってきてしまうと思う。
自分自身は自分の過去を肯定して自分を許してあげようと努力したりしてみるがこれが結構難しい。
自分が良くても社会や会社やその他自分を取り巻く環境が許してくれなかったりする。
こう情報が氾濫してくると何が本当で何が嘘なのかがまったくわからなくなり、情報に押し潰されて精神病んでしまう状態になってしまうことも多いと思う。
自分もその中の一人で、これからどうすればより良く生きれるのかを頑張って模索していかなきゃと思う。
もういい歳だし・・・涙。

なんだか堅い内容でさらに長くなってしまったけど実はヘラヘラしててチャランポランだったりもするのでどうか大目に見てやってください(←自分を許そうとしている、笑)。AB型なもんで、笑。
さ〜て、寝るかなっと。


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