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するらしい！
実にめでたい！
とりあえず、「らしい」なのは
結婚願望ゼロの彼女のことなので
やっぱりひとりの方が・・・といつ戻ってもおかしくないからなのだが
来月からいっしょに暮らすことになったとのことで
既にお互いの両親の承諾も得てるというから
たぶん、結婚は間違いない。
この親友Sの結婚は本当にわたしにとっても嬉しいことである。
モテる彼女だけになかなか相手が定まらず
おまけに無類の「ひとり好き」が災いして
愛されてるのに愛せない
という飢餓感だけの恋愛しかできなかったわけで
今の彼とはよほど波長が合ってるんだなと想像する。
彼にはまだ一度も会ったことがないのだが
写真で見る限り超のつくイケメンだ。
おまけに年下で料理が超うまいんだとか！
そんな男残ってたんだね！
あぁよかった。
極端に自分の友達が結婚してなさすぎるので
ちょっと不安になっていたのだ。
どんどんズレていく彼女たちとわたしの日常に
知らず知らずのうちに溝ができてしまうんじゃないかって。
既に話の質が違うのは気付いていたし
かといって、主婦（のようなもの）のわたしが
頑張って独身女と張り合っても「無理しちゃって」的な哀れみを生むでしょう。
たまに素敵なお店にディナーなんか行っても
旦那の食事の支度をしてからやっと出て来てるわけで
キレイな服を着ていても、爪はボロボロだったりして
すぐボロが出てしまう。
悲しい主婦の定めだ。
そりゃー主婦だってキレーな長い爪して
おしゃれしてる人もたくさんいるけど、
わたしはそうじゃなくていいと思ってるんだ、主婦は。
長くてキレイな爪は憧れるけど、
家事の邪魔になるだけだし、
短い爪の美しさを見ていてくれる人だって
うちにはいるんだし。
こうやって都合良く肯定しないとやってらんないよな。
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トモコ
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