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2006年05月23日(火)  上司は国際エロリスト



先日、エビづくしを食べに行った際に、

宴会場で消防団がコンパニオン呼んで騒いでいたと書きましたね。

なぜか、相方は、その手の話題に精通している。

「ずいぶん詳しいのねーーーえ?」疑いの目を向けると、

「俺じゃねーよ、安藤さん(仮名)のせーだよ」といつも言い返してくる。

安藤さん。

何者なのか安藤さん。

相方はこう言います。

「あの人、国際エロリスト・ビンビンラディンだから」






先日、その「安藤さん」宅へお邪魔しました。






・・・・安藤さんとは相方の職場の上司で、変わった経歴を持った40になるおじさんです。

日本でいちばん頭いい大学の大学院まで出て、学生結婚した先妻から逃げ、逃亡の旅をし、

トラック運転手で生計を立てた後、相方の会社に入社したという。

再婚した奥さんは7歳年上で、ミニチュアダックスを二匹飼っています。子供はいない。






はじめて会ったのは相方のカートサークルを手伝いに行ったときで、

華奢で小柄なかわいいおじさん?おじさんていうイメージじゃなかったが

年齢的にはおじさんだな。

ワタシがシーズー飼ってるなんて話から、今度連れて遊びにおいでよ、なんて

気さくに言ってくれたので、

ドッグランで遊ばせた後、近くまで来たので愛犬ゴンを連れてお邪魔したのだ。

アパートの玄関から出てきた安藤さんを見て

「なんでそんなカッコしてんですか!」と相方。

「あぁ、コレ、普段着」と安藤さん。

えっと、青いサムイをお召しでした。

アタシがびっくりしたのが続いて現れた奥さん。

「いらっしゃーい」と相当タバコで潰れたと思われるガラガラのダミ声。

そして赤いサムイ。

「色違いじゃないですかー!」と相方。

「ペアルックだよー」と安藤さん。

・・・・変な夫婦。






家にお邪魔すると、二匹のミニチュアダックスたちが狂ったようにお出迎え。

うちのゴン、内弁慶なのでドッグランでも誰ともお友達になれないのに

もうじゃれてじゃれてじゃれまくるダックスたちに怯えて震えてしまう始末。

落ち着いてソファーの部屋に案内されると、

スナックか????

大音量でケー・ウンスクの歌がかかっていた。

ダミ声のライオン丸みたいな金髪の奥さんが「ちょっと待ってな」と席を立つと、

「コレつまみな」といちいち口調がスナックのママ調である。

そしてつまみな、と言って出されたのは

たくわん。

えヾ

てゆーか、3時なんですけど、昼の!

次に出してくれたのが「おでん」。

なんなんだ、このもてなし!

それと緑茶も。

しきりに「ほら遠慮しないでよー」って奥さん言う声もコワイし!

遠慮なんかしてないし!食べたくないし!

相方はどう思ってんだろーとチラチラ見るのだけど、

さすがにたくわんやおでんに手は出さない様子、だよねぇ。

しかもこの夫婦の会話の内容が・・・・






奥さん「アンタ、こないだの店どーだったのよ?」

安藤氏「どこの?大和の?」

相 方「あぁ、カートの前に行って来たって言ってましたねぇ」←会話に入ってる

安藤氏「大和はさぁ、場末もいいとこだったよ、あれ50ぐらいだったかも。サギだよ!」

奥さん「ガハハハハハ!好きだねぇ、アンタも。あぁ、この人風俗好きじゃない?」

って言われてもーーーッ!

会話に入りきれてないワタシに気を使ってくれた奥さんに感謝はするけどさぁ。

安藤氏「あ、こういう話平気?」

ワタシ「はぁ」←返答に困るし

奥さん「この人いつも昼間っからソープでしょう?」

え?そーなの?

って!ワタシに言われてもー!!!

奥さん「そうそう、社員旅行のときなんてひどかったのよー!ガハハハハハ!!!!」

ワタシ「韓国に行ったときですか?」←去年の相方の社員旅行は韓国だった

安藤氏「ゆうちゃん、それは言わないでよー」←奥さんをゆうちゃんと呼ぶ安藤さん

相 方「俺それ知ってますよー」←知ってるのかよ

奥さん「聞きたい?」

いや、べつに。

ワタシ「いや・・・・」

奥さん「この人5分で出ちゃって!韓国女に片言でハヤイヨー!って言われたの!」

一同大爆笑!!!!

・・・・・・笑えるけど、ワタシまでいっしょになって大笑いできるわけないじゃんかぁ!






てゆーか、なんなんだ、この夫婦。

旦那がそんなでヘーキなのか?年上だから寛大なのか?いや寛大にもほどがあるし!

てか、旦那よ、奥さんに一部始終を報告しているのか?






帰り道、「安藤さんて変わってるね?」と聞くワタシ。

「そーかなぁ」と相方。いや、そーだよ!変わってると思わないおまえはどうかしてるよ!

「あぁ、さっきのこと?安藤さんちは奥さんも風俗公認なんだって」と相方。

「えーーー?!おかしいよー奥さん」とワタシ。

たくわん出てきたしー・・・・。サムイだしー・・・・・。

なにを隠そう、愛する相方の上司だし!






相方がいつのまにか風俗業界に詳しくなってしまったのは

確かに安藤さんのせいというのは一理ある。

安藤さんに連れ回されてるのは知っていたが

男の付き合いに口出すつもりもないので詮索しようとも思ってないのに

相方はワタシに悪いと思っているのかキャバクラに行ったとか

いちいち報告してくる。

キャバクラくらい問題ないんだけど、

この先年取ったワタシに飽きたら、安藤さんの子分になってしまうのかしら

・・・・ワタシはそこまで寛大になれないわね。

相方は小心者なので 熟女パブ ルーマニアパブ どまりだけど。

ワタシは、ホストとかぜんぜん興味ないし、

持ち上げるのが商売の人にキレイだの言われたってそんなに気持ちいいものかねぇ?

と思ってしまうので、

男の人は普通に恋人や奥さんが居てもキャバクラに行ったりするじゃない。

どこがそんなにいいの?と相方に聞いたら

楽しいんだよねー 
中身のない会話が


そ、そーでしたか。

そーでしたか!

そーでしたかぁ!!!

アナタはこれから中身ある問題を山ほどワタシと話し合わなきゃならないのよ?

なんだ、付き合いだから仕方なく付いて行ってるのかとばかり思っていたけど

まんざらでもねーな。

コノヤロウ。

エロリストめ。



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