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2004年06月06日(日)  onthusiasts


仕事を辞めてから、社会との繋がりといえば、英語。
これくらいしかまったくの他人と関わるチャンスがないもので。
英語があったからこそ保っていられる部分は多いにあって、
最近英語が楽しんですよ。
相変わらず一向に話せるようになる気がしないんですが
積極的に話してみたい、という気になってきたのです。
この言い回しを言いたい!とかそういうレベルなんだけど
なるべく多くのしゃべってみたいと思えるようになってきたんです。よい傾向。
毎回、授業の前に「今週いいことあった?」みたいな質問を順番にされるんですが、
それまでは「Nothing special.」しか言えなかったのが
(言いたいことがあっても敢えて避けていた)
「Nothing special, but〜」と言えるようになった!これは画期的なんだよぅ!

学校で習うような言葉ばかりじゃないのもおもしろい。
この前、家族構成の言い方を習っていて、普通にfather, mother, uncle, aunt・・・の延長に
義理の母(ex ダンナの母)mother-in-law
義理の兄(ex 妻の兄)brother-in-lawと言うとか。
「法律上の」ってニュアンスなのかな?なんかわかるでしょう?
継母 step-mother 異母(父)兄弟 step-brother, half-sisterとか。
「日本ではどういう風に言うの?」と先生に聞かれ・・・
クラスみんなで出した答えが
「different stomach child」
「Oh! really!?」と先生は衝撃を受けておりましたが、
アタシたちは「腹違いの子」というニュアンスを伝えたかったのでした。

そしてなにより、クラスメイトがって言っても、「メイト」と同等に言える立場じゃなさそうな。
前にも言ったように若者が一人もいないクラスなのでワタシがいちばん下なんだけど
ある程度歳いってる人で家庭があって習い事をするっていうのは
余裕がなければできないわけで。
ご職業もリッチでエリートなカンジなのです。
みんな車通学なのだけど、ワタシともう一人の人以外が外車乗りなのはいったい・・・。
昨日なんてさー、アタシが駐車場でモタついていたら
「おはようございまーす!」なんて颯爽と黄色のビートルから降りてきたM子さん!
かっこいい・・・。
どう見てもふつーのおっさんにしか見えなかったAさんが
パサートで帰るところを目撃したし・・・
「I bought my car.」なんて得意気に報告しちゃった日を抹消したい・・・。
「軽」なんて乗ってる人がいないのよ!
と、思ったら会計士のEさんがボロボロのアルトで来ていたことが判明し、
ものすごく親近感。
Eさんとはよくペアで会話を楽しむことが多いのだけれど、
けっこう気が合う、相手は40くらいのおっさんだけども。
どちらかと言うと、中年で英語習っているような人たちって
やり手で、ハキハキしていて、社交的なタイプばかりなのね、
年の割にバイタリティーがあるような。
その中でワタシ同様シャイボーイで、地味で無口なEさんはすごくホッとする存在で。
でも実はその実力はトップクラスで、
ワタシに合わせて易しい言い回しをしてくれているとてもいい人なのですが、
昨日彼と話していて、
「アナタはどんな人と気が合いますか?」という質問をお互いにし合ったのね。
そしたら
「I get on with "Otaku" people.」
オタクー?!
えっ?オタクなの?
一瞬苦い目つきをしてしまったかもしれなかったワタシを許したまえ。
「What kind of "Otaku"?」何オタクですか?←この言い方もいーのだろーか。
そしたら出るわ、出るわ・・・。
最初のうちはサザンオールスターズとか、ビートルズとか言っていたのが
(でも同人誌?まで出しているレベルの高さ!)
怪しくなってきたのが、
「Usually, we go Akihabara・・・
"Otaku" is usually talking about Otaku things, only talking.
So, the common people don't want make friend with us.」
えぇ〜・・・そんなこと言われてもぉー。
何か、言わなきゃ、ワタシ!
「I'm intereted in your hobby. Are you good at computer?」
「Yes, a little.」
「Do you have your homepage?」
「Yes, I do. l made with my wife. I wrote tag. but it is very personal homepage.」
「Tell me what it is.」
いったいいつまで英語のやりとりが続くんだ?と思ったでしょう?
まぁ、お子さんの写真や映像などをアップしているHPだそうで。
しかし、HP作りについて話しているときの我ら、ちょっといつもと別人だった。
しかもお互い「タグ打ち」だったんで、急に親近感を覚え、二人の距離は一気に縮まったのです!
「あのタグ知ってる?」とか「こういうテーブル作るときってどうしてる?」とか
会話がマニアックになっていくのです。
ワタシは彼に英語でJavaについて教わったという・・・なんてハイレベル!
気が付いたら、「You are "Otaku"!」とクラスみんなに指さされるワタシたち。
いーもん、いーもん、オタクでけっこう!
でもアタシなんてオタクのうちに入らないと思うんだけど。
やっぱり、この社交人の集まりのクラスで浮いてしまったのはワタシとEさんだったか。
ま、みんなとてもいい人たちです。
そのうち、アタシもあんなふうに陽気に振る舞える日がきっと来るのだろう。
ちなみにオタクって、onthusiastsというんだって。
今更だけど、英語っておもしろいよ。



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