T S U B O n i k k i
日 記 I N D E X P A S T W I L L

HOME Rahmens MASK de FOOTBALL LINK



2004年03月22日(月)  めんそーれ!


ただいま!
って言われても・・・ってカンジか。
またまた勝手に旅立ってしまったわけですが、沖縄に行ってきました。
えぇ、アテネオリンピック出場決まった喜びとともに。
最後のゲームはなんだったのでしょーか。
まぁ感動はひとしおでししたが、
同時刻スタートのバーレーン×レバノン戦は「は?」って結果だったし。
レバノンは試合前日に東京見物なんかしちゃったくらいやる気なかったのに
よくぞ1点入れたな!と。
まぁこのサッカー話もだいぶ古いんでこの辺にしておきますが、
あたしのナオが出なかったじゃないか!そこだけが惜しい。でも勝ったからよいの。


沖縄へは20日の午前中に飛び立ったのだが、
飛行機の中で通路を挟んだ隣のファミリーの父が手にしていたスポーツ新聞に釘付け!
ジーコ激怒!キャバクラ通い8人追放!みたいな!
てゆーか、前日の代表発表の中に宮本とナラは入っていたけれど
なに?キャバクラ行ったのバレて外された人がいたのー???
びっくり。
連なる名前が気になって気になって。
久保、大久保、小笠原、山田暢、奥の5人の名前は覗き見できたんだけど
他の3人は?!
ってゆーか、満男!満男のくせにー。てゆーか、おまえキャシマだろ!
そして、新生4バックの片棒山田まで!どーするのよ!
さらに、やっぱあんま好きじゃないな、大久保!!ってカンジで
久保ちゃんを筆頭に書かれていたことが非常にショックでした、あの無口な久保ちゃんが。
よりによってみんな妻子持ちじゃないか、こんなネタで新聞載って家族の恥だね。
でも!宮本とナラはそんな掟破りなことしないんだもんね!
当たり前だ。
空の上でヤキモキしながら着陸しまして、
でもそんなニュースどうやって調べればよいのかわからなくって
忘れることにしたんですが。
ってゆーか、沖縄の話しろよ!


沖縄は初めてだったんですが、なんせ関東が異様に寒かったんで南国でしたよ。
それでもそれほどよい天気ではなかったので
陽が差せば暑いけど、長袖シャツ1枚でちょうどよいくらい。
22〜25度くらいといったところか。
初日の20日は曇り。
2時半くらいに那覇市内のホテルチェックインして首里城へ。
ホテルマンの顔の濃さにぶったまげましたが
自分でやるからいいです!と怒りたくなるくらい行き届いたサービスぶりに感動。
そうなのです。
貧乏旅行なのか何なのかよくわからない旅をしまして
ホテルはけっこうよいところにしたのですが
タクシー一切使用せず、ゆいレールと徒歩のみだったので
ものすっごい歩きましたね。
ナハテラスというあのブセナテラスのグループホテルだったので
客層もなんか高級。
若者グループとかいないし、
ビジネスの外人グループとか、年配の夫婦とか、
若い人がいるとたいだい気品ある親付だったりで
フロントにキーを預けると、「お車のご用意は?」なんて聞かれてしまう度に
「けっこうです。」と。「レンタカーでお出かけですか?」なんて聞かれる度に
「駅まで歩きます。」と・・・・最寄の駅まで15分くらい歩くんですが。
歩いて駅まで行くような貧乏な客は宿泊してねーぞ。


首里城へ行くのにもゆいレールの首里駅からかなり歩いてました。
歩ける距離なのか車のがよいのかわからずに歩いてしまっただけですよ。
首里城といえば、CMでやってるじゃない?山崎一が夫婦のやつ。
あんなふうに赤と白と空の青のコントラストがきいた図を思い描いていたのだが
曇っていたせいか、空の青は灰色で、
地面の赤と白のレンガ?も色がさめているようで全体的に薄いぜ!
でも琉球王国っていう気分は十分で本土のお城とは違う。
ワタシはどうしてもあの四角い地面のカンジを撮りたくて
試行錯誤しながら写真ばっか撮っていた。
首里城は資料館内で琉球王朝の歴史を見ることができるのだが
字なんて読みたくなかったので
せっかくですがほとんど流して歩いていたワタシ。
子供サークルみたいな団体とハチ合わせてうるさすぎる見学となってしまったことも残念だ。
売店でお友達のYサンおすすめのゴーヤジュースを飲みましたが、
・・・まずっ。
てゆーか、最初は青りんごみたーい!とぐいぐい飲めたのだが、
途中で飲むのを止めてしまうと、先が続かないの!
後から広がるゴーヤの苦くて青臭い味が・・・
もう一口がどうしても進まなくて隠れて捨てました。
飲めないことはないのだが、おいしくはない!という感想。ダメですか?Yサン(笑)。
逆にハマッたのがブルーシールアイスのシークァーサー味。
シークァーサーモノには大ハマリでジュースもアイスもたくさん頂きました。


首里城から歩いて駅まで行き、ゆいレールの牧志駅で降り、
国際通りを散策した頃にはもう6時回ってまして。
夕食処を探しつつ、お土産も探しつつ。
初日なので重いお土産をいっぱい買うつもりがなかったので
流し見してたんですが、
なーんつーか、客引きっつーの?
いい若モンが「おねーさんちょっと見てってー!」と
こっちが断れない状況まで持って行って店内へ連れ込むやり方にアジアを見た。
不況なのでしょーか、なんか必死すぎて怖かったよー、
言われなくても「ちんすこう」とか買うしさぁ・・・。
店員にぴったりマークされた時点で買う気ゼロだよ。
で、かわいいアクセサリー店を発見。
長いこと居座ってピンキーリングと(すごくフツーの買い物)
友達へガラス細工のお土産などを購入。
このお店とてもかわいかったのでお勧めです。特にお土産やではない普通のお店です。
夜ご飯は国際通りから入った路地にあったちょっとオシャレな沖縄カフェバーっぽいところへ。
別にものすごいオシャレというわけでもないのですが
意外と小奇麗な居酒屋ってないんですよ。
沖縄料理の居酒屋って料理と酒はめっちゃうまそうなのですが
旅行者が入るにはちょっと気が引けるっちゅーか、
要は小汚く見えるわけですね(正直)。
テーブルにこびりついていそうな雰囲気を気にしない人ならどうぞ!っていうか。
いっしょに行ったRちゃんが酒飲めないのでバリバリ琉球居酒屋は避けたかったし
ワタシも日本酒が飲めないので
結果泡盛なんて飲まなくていいわけです。
入ったお店はアジアンテイスト調な店内で沖縄料理とお酒を出してるお店だったのですが
料理はうまかった!が、しかし。
それほど混んでいたわけでもないのに料理がなかなか出てこない。
と思ったら、どうやらワタシたちのテーブルの料理はすべて隣のテーブルへ運ばれていたようで。
しかも、隣の客も気づけよ!ってカンジなのですが
おっさんばかり7、8人のグループだったので
誰かが注文したのだろうと思って食ってしまってるわけですよ。
幸いおっさんの一人が「これ頼んだっけ?」みたいになったので
店側も間違いに気づいたんだけど、
さすがおっさん「でもコレ食べていいならもらうよ」と食ってしまったよ。
アタシたちも仏様ではございませんからあまりに料理が出てこないので
「さっきから隣のテーブルと間違えてませんか?」と痺れを切らしましたら
「わかってる、ごめんね、あのコ今日入ったばっかだから。」と。
は?!
なんですか、それは。うちなールールですか?
今日入ったばかりのバイトは間違えても仕方ないと?
ちょっと店側の誠意のなさにムカつきましたが、旅ですし。
気持ちよく飯を食いたいわけです、我慢したよ。
どうせ二度と来ないし。←そう簡単に行かれないし。
でも料理はおいしかったです。
もちろん飲める範囲の酒も飲みまして、いい感じにほろ酔いで。
海老とマコモダケの炒め物ってのが、マコモダケって何?と思いつつもおいしかったですねー。
きのこの種類なんでしょーか。
ゴーヤチャンプルーもうまかった。これはこっちにいてもよく食べますね。
ラフテー(豚の角煮)をカツにしたラフテーカツもとろけるほど柔らかくておいしかったなぁ。
新米バイトのせいで異常に時間がかかった食事でしたが、しっかり金は取られた。
帰り道、鍵石(キーストン)という陶器や雑貨を扱う店でTシャツを買いました。


ホテルへ戻ってお風呂に入っていたら、部屋でチューボーですよ!を見ていたRちゃんが一人で
「えっ!?」
「うそー!」などと叫んでいるではないか!
「どーしたのー?」とお風呂から問いかけると、
「長さんが死んじゃった!」
え?いかりや?
ま、まじで?!うそー。えー。
速報が入ったんですって。
もうびっくりです、ショックです。
モロに全員集合&ドリフ&踊る世代のワタシとRちゃんはとてもショックを受けました。
そうなんだよねー・・・
土曜の夕方6時頃に10chでやってる「人生の楽園」という番組で
長さんがナレーションをやっていたのだけれど、
それがなんともよい感じのナレーションで
暇があるとよく見ていたのだが、
病から復帰したはずなのに
昨秋くらいから長さんがまた番組をやめてしまったことに
やっぱ体調悪いのかなと・・・。
しかし、「踊る」はどうなるのだ???
「3」を作る予定があったとしたら、無念すぎるなぁ。


翌朝、ホテルで洋朝食を取り、9時にレンタカーでホテルを出発。
今回の旅は2日目のみレンタカーを付けたのだ。
車の運転の怪しいワタシは専らナビに専念し、Rちゃんがまじめ、まじめ、まじめ、コルトを運転。
沖縄の道は単純で、国道58号沿いを走っていれば大抵のスポットに行き着きます。
3車線道路だけど人がいない分走りやすいし、すいているので
かなりの距離もスイスイ進めるのです。
ワタシたちは万座毛を目指して北上しました。
残波岬→座喜見城跡→ヤチムンの里→琉球村→万座毛→アメリカンビレッジ→ホテル着
というルート。
この日は夕方から曇ってしまったので
万座ビーチではエメラルドの海を拝むことができませんでしたが、
最初に行った残波岬が最高に美しかった!
ほんとに白い砂とエメラルドの海!
泳ぎたくなるようなすばらしいお天気ですっかり癒されました。
ヤチムンの里は焼き物の窯元の集落で、車だからってお皿を5枚も買いました。
琉球村では漆喰シーサーの色付けというのに没頭しまして。
ワタクシ、自慢ではございませんが
この手の作業は大好きなのですよ。
焼き物のシーサーに絵の具で色を付けるのですが
面相筆を使いこなし、おばあもびっくりの出来。
「これあんたが塗ったのー?」と驚かれ、
見知らぬおっさんに「ほぅ、こりゃー派手だ。」などと感嘆の声を上げさせました。
てゆーか、ものすっごく無我夢中で色を塗ってましたよ、子供に混じって小一時間ほど。
そうなのです、ワタシがコレに没頭しすぎたおかげで
ドライブのプランが大幅にズレたのです。
おまけにハブとマングースの決闘が生で見られなくなったのもショックで。
動物保護法で3年前から禁止になったらしい。
Rちゃんはギリギリ3年前に生で決闘を見ているので羨ましい限り。
ほんとはもうちょっと北まで行きたかったのだが、万座毛止まり。
曇り空の下で超崖っぷちの万座毛はサスペンスの世界。てゆーか花束とかあったの、マジで。
那覇市内へ戻りながらアメリカンビレッジへ寄り道。
というのも、プー生活満喫中に見た「はなまるカフェ」ゲスト:国仲涼子の回で
国仲涼子おススメ沖縄スポットで紹介されていたからだ。
「映画館もあって、洋服屋さんもあって、食事もできて、一日中楽しめるんですよ」
の言葉を信じて行ったのに。
ぜんっぜん楽しめねー。
なんだろう・・・この物足りなさは。
確かに食べる処はたくさんあったのだが。
そしてだだっ広い駐車場がほぼ満車だったのだが。
モンパチ、オレンジレンジに続けとばかりに地元のバンドライブなども行われていたのだが。
ジモティーの方々はここで週末を過ごすのだろうか。
6時を回っていたのでこの中で夕食を取ることに。
レンタカーの返却が8時なのだ。
若者向けの居酒屋風の店に入ったが誰も客がいない!
沖縄人に夕食6時は早すぎるのか?
旨い!というほどではない料理を食べ、
ホテルへ戻って7時45分なり。レンタカー返却。
さっさと風呂に入り、シークァーサーアイスを食べながら砂の器鑑賞。
いささか不満の残るストーリー。
原作に忠実にできなかったのだろうか。
やっぱり舞台を現代にすると、ハンセン病という宿命はムリだったのだろうか。
でもさぁ「宿命」というう意味の重さが違っちゃうよねぇ?
あれじゃ犯罪者の息子ってだけで宿命とは言えないよねぇ?原作ファンの人、どう思う?
Rちゃんと砂の器談義をしながらご就寝。
ワタシのイビキでRちゃんがぜんぜん眠れなかったことなど露知らず。


最終日ホテルで和朝食。うまー。
しかし、テラスからは嫌でも荒れ模様の天気が。
台風?暴風雨。庭のヤシがボウボウ揺れている。
今日は国際通りからヤチムン通りで焼き物を見る予定なのに、大荒れのこの天気!
がっかりしつつ、傘を買いに近くのコンビニへ。
部屋に戻り、買いすぎたお土産を宅配便で送り、9時チェックアウト。
・・・雨やんでます。
このビニ傘はどうすればいーんでしょう?


10時前にヤチムン通りへ入り、焼き物散策。
焼き物って見てるだけで楽しくて仕方ない。
ワタシはちっちゃいお猪口を買いました。
朝から歩いていたので、早めのランチをぶくぶく珈琲の店で。
こじんまりした店内には焼き物も置いてあり買うこともできるのです。
すっごいおいしかったのよ、ぶくぶく珈琲。
カプチーノのようにめいっぱい盛り上がった泡のコーヒーなのですが
泡がいつまでも消えないのよ。
色を見たところ、ミルク入りコーヒーを泡立てているらしい。
砂糖のみを好みで入れて飲むのだ。
普通のコーヒーとは違う味なのだが、説明ができないほどうまい。
あれはなんなんですか???
なにか特別な豆なのかしら。
とっても気に入ったのでこのお店にはまた行きたいですね。
古酒カレーもおいしかったです。


12時半にはお店を出て、お土産店巡り。
頼まれ物の黒糖焼酎を3本買い、
焼き物店のおばあが「あんたたちコレ買って行きなさい」と教えてくれた
シークァーサージュースの原液「ヒラミ8」を購入。
なんでも、いろんなメーカーからシークァーサーの原液が出ているのだが
どれも砂糖を入れないと飲めないくらい酸っぱいらしい。
このおススメのヒラミ8は砂糖なしで飲める唯一の原液だそうで。
しかしなかなか普通のお土産店には置いてないのです。
ワタシたちは唯一置いてあるお土産店をたまたま発見したのですが。
「おきなわJA」と書いてあるのでスーパーとか農協にあるのでしょうね。
何軒もある鍵石(キーストン)でこまごました雑貨を買ったりして
もう一度どうしてもぶくぶく珈琲の店に行きたくて
最後にお茶して帰りました。
帰り際沖縄の高校生・男子3人を目撃したのですが、学ランが短ランだった。
もちろんボンタンでしたが。うちなー文化ですね。


4時半の飛行機だったのだが、頼んでもないのにピカチュー号!
ちょっと嬉しかったです。でも中はどうってことないでしょ?と思うでしょう?
えぇ、どうってことないんですが。
唯一、スッチーの控え室の間仕切りカーテンがピカチュー柄でした。
子供大喜び。
帰りの飛行機は2階の二人席で一番前の列だったので足も伸ばせて快適。
眠りこくってあっちゅーまに羽田に。
あまりの寒さにびっくりでした。
沖縄で天気予報見て驚いたもの。東京・雪って。
旅立った日が寒かったから帰る頃には春だろう、と信じていたのに。
異常気象なのでしょうか。


初めての沖縄はあっという間で永住したかったよ。
ホテルも滞在型のホテルだったわりには一日出歩いていたので
ちょっともったいなかったな。
せっかくいいホテルに泊まったのだから、もうちょっとホテルライフを楽しんでもよかった。
貧乏性のワタシはついついあれもこれもと欲張りすぎて
ホテルも観光も!ってやりすぎちゃったんです。
観光メインならもうちょっと立地条件のよいホテルでもよかったし。
やっぱりリゾート滞在は2度目以降かな。
今度はブセナテラスに泊まりたいです。
今度はレンタカーずっと借りて沖縄本土一周したいし、石垣にも行ってみたい。
2泊3日で十分楽しめるのでお金さえあれば毎月行きたい気分。
夏にもう一度行かれたらいいなぁー。
あの海は泳ぎたいと思わせてくれる。



愛の1票を↓

My追加
master トモコcontact MAIL