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2004年03月02日(火) |
旅は道連れ、世はお酒。
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とりいそぎ、無事帰国しました。 ラリアへ行くとは宣言したものの、特に出発の意気込みを語ることもなく、 いきなし更新しなくなっててごめんなさい。 旅立ちを察してくれたことでしょう。
9時間のフライトは予想以上に酷でしたが、楽しかったですっつーかさ、 天気悪すぎー! それもそのはず、いっしょに行った友達が超雨女で、数々の武勇伝があり。 ●石垣にダイビングへ行ったが、台風で潜れず、飛行機が二日間飛ばず。 ●ケアンズへダイビングへ行ったが、荒らしで潜れず。 ●ハワイへダイビングへ行ったが、荒らしで潜れず。 など。 そんな彼女のおかげで散々な天気。 ざっくりとあたし達の旅の記録を。
22日 出発 成田。若干雨。 申し訳ない限りなんだけど、無事だったから白状するけど、飛行機の中で携帯切り忘れました。ごめんなさい!わざとじゃないんですぅ!切ったはずだったのに、なんか勘違いで。やっべー。マジで。落ちなくてよかった。
23日 ゴールドコースト1日目 ブリスベン空港へ早朝到着。晴れ。40度近い猛暑。45年ぶりの猛暑だとか。バスにてゴールドコーストまで1時間。ホテル直行、風呂入って寝る、午後街散策。夕方ホテルでマーケットで買ってきたスシロールで夕食。米がまずく、残す。夜、稲妻が。夜中、雨の音。
24日 ゴールドコースト2日目 朝起きると、雨。寒い。20度くらいと思われ。泳ぐはずだったのに。アバウトな天気予報(予報地区が広すぎる!)では曇りのち雨ところにより晴れ。てゆーか、そんなの予報って言う?ホテルで傘を借りて街へ出ようとするも、ホテルに傘なし。タクシーを呼んでもらうが一向に来ない。タクシー待ちの外人カップルに「私たちは2時間タクシー待ってるけど来ないからレンタカー借りるわ」と言われ、しぶしぶ濡れながら一番近いお土産やまで走り、10ドルもする折り畳み傘を購入(でかい)。街を散策し、ミュウミュウで買い物をしようと思っていたら店が潰れていた。土砂降りに耐えられず、街の中にあるアトラクション「インフィニティ」(無限?)へ入る。ミラーワールドみたいなアトラクションで、目の錯覚を利用した数々の部屋があり、自分で歩いて進み、出口を見つけて次の部屋へ進むシステム。ほどほどに楽しかったのだが、突然外人の子供が「ヘルプミー!ヘルプミー!」と泣き叫びながらあたし達の腕にしがみついてきた。びっくりして、ワタシはそういう仕込まれた演出なのかと思っていたら、どうやらホンモノの迷子。話を聞くと、家族とはぐれたとかで。しょーがないので、いっしょに行ってやることにしたが、ヤツは自分が出口をカンタンに見つけられるときは超ノリノリで「カモーン!カムヒア!」なんて叫ぶくせに、出口を見つけられないとギャーギャー泣きわめき、ちょっとでもあたし達とはぐれると「ヘルプミー!ヘルプミー!」とうるさい。めんどくさいガキだと思いつつも、いっしょに最後まで付き合い、完全に出口へ辿り着くと、ケロッとして何もなかったように仲間と合流するあたりがムカつく!どうやら近所のおにいちゃんたちと来て、わざと一人にされたっぽい。「おまえ泣いてたんじゃねーのか?」みたいなやりとりがあったみたいだが、「へっちゃらだよ!」みたいな顔しやがって!! 夕方になりやっと雨がやむも、夜、オプションでつけた「夜の動物園ジャングル探検ツアー」へ。バスにゆられて2時間ほど日本語ペラペラのオージーガイドがなぜかドラゴンボールの話ばかりする、漫画詳しすぎ。でもこのオプションを選んだのは「日本語を話す陽気なオージー」という部分。案の定、超楽しい。「ぶっちゃけ」なんて言うし。山は当然雨。おまけに洪水でいつもの道が通れないと言われ、外国の洪水の映像と同じ、木が根こそぎ流れていく瞬間を目撃。そんな天気で居るはずのカンガルーは逃げ去り1匹も見られず。しかし、そこは目の良いワタクシ、バスの中で一番にワラビーを発見し、得意顔。山の頂上でカッパを着て懐中電灯持ってドロドロになりながら探検するんだけれど、青いザリガニばっか・・・つまんねー。ホントならば、クラッシュバンデクーのバンデクーとかウォンバットとかいるはずなのに。土ほたる(という名のミミズ)は美しかった。山小屋で食べたオージービーフはうまかった。夜11時半ホテル到着。
25日 ゴールドコースト3日目 朝晴れ。泳ぐほど暑くないし、はっきり言ってゴールドコーストは見尽くしたので、長距離バスでブリスベンへ。ブリスベンの街はとてもキレイでよいところ。タクシーで15分、コアラパークでコアラ抱っこ。カンガルーに肩組んで写真も撮る。すっげー満足。動物好きにはたまらない。働かせてほしい。日が射すと真夏のような暑さで汗ばむ。夕方ブリスベンの街へ戻ると雨が。7時半のバスで帰る頃には土砂降り。9時ホテル着。
26日 シドニーへ移動 目覚ましは2:50セット。モーニングコールは3:20。ホテルチェックアウトは4:30。超過酷な移動の旅。クーランガッタ空港まで車で30分。6:45の搭乗。この空港は今では珍しい滑走路を歩いて乗る空港。って意味わかる?近しいところでは、「北朝鮮からの拉致被害者の方々が日本に来日したとき」みたいな、飛行機からいきなり階段みたいなので降りてきたでしょう?あの逆で階段から直接乗るわけです。シドニー到着約8時。ってゴールドコーストと時差1時間あり、1時間早く進んでいるのです。ホリデーの添乗員の杉山さんというおっさんがアタシたち二人を迎えに来てくれましたが、彼が超ヒット。日本にいたらうざいだけのオヤジなのに、旅は心を寛大にします。杉山さんに連れられホテルチェックイン9時半。明日のブルーマウンテンツアーを申し込むためにホリデーデスクへ杉山さんの車で移動。ホリデーデスクには杉山さんの描いた絵が飾ってあり、ちゃっかり100$なんて値段までついてるんですけど何枚も。親切に観光バスの乗り方まで教えてくれ、シドニーエクスプレス(?とかいう名前だったかな)というバスで市内観光。観光用のこのバスは主要なスポット1〜26番をぐるぐる回っていて、1日フリーパスを購入すれば乗り降り自由、車内でドライバーがノリノリアナウンスもしてくれるので非常に便利。オペラハウス、ハーバーブリッジなどメジャー処で写真撮影。しかし天気は降ったりやんだり寒かったり暑かったり。ランチは杉山さんおすすめのチャイナタウンで飲茶。うまー。中華はほんと誰からも愛される味。ただし、従業員の接客サービス能力のなさに落胆。香港で懲りたが。午後はロックスを散策。こっちの人はほんとに勤勉でないので、5時には店じまいが始まる。シドニーエクスプレスも最終が5時半。慣れない街でタクシーを捕まえる勇気と余裕(金)がなく、6時ホテルへ帰宅。夏時間で8時になっても日が射してるくせに、なんでバス終わるのそんなに早いんだ。普通の市バスは24時間運行してるのだけど観光客が地元のバスに乗るって大変なわけ。明日のブルーマウンテンツアーに備え早めに就寝。
27日 シドニー2日目 ブルーマウンテン4WDツアー。ホテルを7時出発。久々の快晴。2時間かけてブルーマウンテンへ。途中フィッシュマーケットで本日のランチの魚を買う。ってゆーか、オージーのツアーってガイドが自分で車運転して、ガイドして、食材買って、料理するんだよ。日本なら運転手、ガイド、シェフとか役割があるでしょう?料理って言ってもどーせバーベキューなんだが。ブルーマウンテンだけは天気に恵まれ最高に美しかった。ランチのシーフードバーベキューもうますぎ。ブルーマウンテン行くなら4WDツアーをオススメします。日本語ペラペラのオージーはおもしろいし、でかいバスや電車では行かれないような山道を通れるし。夕方シドニー市内へ戻ると街は大渋滞。金曜日は早く仕事を切り上げて飲みに行くのが恒例のようで、帰宅ラッシュ。てゆーか、毎日早く帰ってるくせに。5時半ホテルへ到着し、友人の泊まるホテルのチェックインに同行。そう、わたしは明日日本へ帰るのだが、彼女はあと一週間残るので、明日わたしとチェックアウトしてしまってから行く宛がないと困る為一日ダブってホテルを予約していたのだ。友人の豪華なホテルのチェックアウトを終え、また二人で元のホテルへ戻り、これから友人の知人に飲みに連れて行ってもらうため、ホテルで待機。その知人ってゆーのがネットで知り合ったという35歳の男で・・・フルネーム知らないっちゅーから危ないでしょう?友人の豪華なホテルも旅行業の彼がとってくれたのだが。アタシには考えられない、出会い。9時半過ぎ彼が現れ、初対面で異常な盛り上がりを見せる友人たち・・・アタシは明日のチェックアウトも7時半なので早めに切り上げることにし、ホテルの近所のパブで飲みました。「Are you eighteen?」などと、入店を止められそうになり・・・真実の歳を告げると信じられない!という素振りをされたが、英語が堪能な彼のおかげで無事お酒を。実はアタシのホテルはシドニーの歌舞伎町というキングクロスという駅にあって、超治安が悪い。そこらじゅう、パブや風俗店だらけ。でも、一生のうちに一度は行ってみたかった「パブ」に行けたこと、「パブロック」に触れたことでサイコーにクールな夜になりました。ミッシェルの目指した「パブロックバンド」はここにあったか!(ロンドンじゃねーの?)お酒はその彼にしゃべってもらって「甘めのカクテル」を作ってもらったのがストロベリーベースで超うまい。調子のって「VB」というオーストラリアビールもジョッキで飲み、かなりほろ酔いでホテルへ戻って11時半。友人は案の定、彼と遅くまで飲むらしく、アタシはひとりホテルへ戻り、明日の朝ひとりで起き、ひとりでチェックアウトせねばシャワー浴びて荷造りしてとりあえず就寝。てゆーか、飲んでしまって一人でちゃんと起きられるか不安。てか起きなきゃヤバイ。
28日 帰国 なんとか6時前に起きまして。というか、2、3時間毎に起きてしまうという緊張ぶり。7:15にポーターがスーツケースを集めに回ると日程表に書いてあったのに集めにこねー。ひとりで不安を抱えながらも自力で荷物を運び、7時半、なんなくチェックアウト。ホリデーの添乗員のお迎えで同じホテルからジジババ4人組とワタシが同乗。既に別のホテルから新婚カップルが拾われており、合計7人で空港へ。超ドキドキのひとり初フライトは予想以上に順調で。あとは税関通るのみになったので、空港に見送りに来てくれるはずの友人と落ち合うために、友人の携帯へ電話をしてみると(これも初体験!)、「ごめーん。結局4時まで飲んじゃったー」想像通りのダミ声で、当然空港になど来ているわけもなく、「そんなことだと思ったよー」と別れを告げました。なんでもこの日は同じJALに200人以上の団体が乗るので早めに税関通ってくださいと言われていたので、さっさと乗るだけの状態にしていたかったのです。その団体の正体は、なんとも贅沢な!浦和学院の修学旅行だったのです。搭乗の順番も子供とファミリー優先じゃん?いきなり「浦和学院の生徒様200なんじゅう何名様のご搭乗より先に行いますので、一般のお客様はもうしばらくお待ちくださいませ。」これまたタチ悪いっちゅーか、集合しない!黙らない!並ばない!「SとMの女子ー!」と叫びまくってた女の先生・・・よりによって「S」と「M」だもんなぁ、大変だなぁ先生って。一瞬でも教師になりたいと思ったことのある身ですのでなんなくてよかったよ。でもね☆その学校に付いてるJTBの添乗員のおにーたまがもう、超超超ステキだったのです!いやー、ほんとすっげーカッコメンで。こりゃ女子高生にいろいろされるんだろーなぁと彼の行く末が心配だったのですが。ほんと、マジで一目惚れです、舞台は空港!in シドニー!どーよ!どーよ!どーなのよ!さらにね、飛行中、アタクシの入ったあとのオトイレに彼が〜!☆◎!×□△○!!!!かなり赤面でございました。しまったー・・・というか、別に臭いもんをしたりしてないんですけど、予期せず素でトイレの蛇腹式ドアを開いたら、王子が。みたいな。ちょっと空の上deラヴなんてどーなのよぅ!?あぁーもう。胸のネーム見る余裕すらなかったwa!そんなステキなアバンチュールもアリ。(一方的)それにしても、こうして、「2/28の浦和学院の添乗員のJTBのにーさん」って言えばどなたか名乗りを挙げてくれないだろうか?てか、カンタンに素性が割れそうな気もしないでも。すっげ、突き止めたい衝動にかられ中。だれか、JTBの人、浦和学院の人、協力して〜。暇な機内で9時間も過ごし日本に辿り着いたわけですが。帰りの飛行機は個人テレビ付きだったので、ここぞとばかり、ゲームしたり、映画観たりしようと思っていたのに、画面と目が近すぎて疲れるんだよ。でも「阿修羅の如く」を途中からだけど観て、ひとり、号泣。やばいっす。機内で観る映画は選ばないと。日本に着いたら時差で2時間遅れていました。最後に空港でどうしてもビールを買いたくなり、半ダースも手荷物にしてしまったのが後悔・・・・重かった。
そんなわけで、無事にひとりで帰ってきました。初めてのひとり飛行機。 それにしても、スッチーと言っちゃいけないんで客室乗務員の方々って、 なんて美しいんでしょう。 アタシは飛行機に乗るたびにうっとりしてしまいます。 同じ歳くらいだろうに・・・どーしてあんなにもステキかねぇ? こっちはボロボロのジーンズに適当なシャツ着て、きったないスニーカー履いて、 ソリティアやって・・・なんか愕然としちゃう。 なんてゆーの?中からにじみ出る気品! あの凛とした佇まいにはほんとに毎度惚れ惚れしてしまいます。 年輩の女の人なんかもすごくステキなんですよ。 ああいうふうに歳をとりたいものです。ムリか。 今すごく空港で働きたい気分です。
これからオーストラリアへ旅立つ方へ。 シドニーは行ってごらんなさい。 とてもキレイなよい街です。おすすめします。 ただし、ファッション系の買い物はムリです。全体的にダサイんで。 免税店もあんまり充実してないなぁー。 というか、ミュウミュウがなくてアタシ個人的に非常にショックなんで。 買い物はほとんどしなかったなぁ、自分のものは。 えりまきとかげの人形を45$で買ったくらい。ほとんどお土産の食べ物ばかりですね。 オーストラリア土産と言ったら、ティムタム。 チョコレート+ビスケット菓子でうまいです。(ソニプラとかで売ってます) メジャーなお土産なのですが、これはマーケットで買うに尽きます。 免税店で買うと4$するところ、マーケットでは2.5$程度で購入できますよ。 そんなかんじですかね。 実は変なヤバめのひとり旅男(日本人)にちょっかい出されたりしたんですけどね・・・ まぁ、そんな話も今度しましょうか。
アタシには片づかない問題が山積みなのです。 さっそくですが、面接こぎつけました。 明日面接です。
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