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2004年02月02日(月) |
25時とラストサムライ
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映画『25時』観てきた。 よかったさー。途中うっかり寝ちゃったんだけど。(またか) エンディングが秀逸だ。これに尽きる! 絶望の中で見たわずかな希望、それも虚構。 全体的に抑え気味な表現がこの映画のトーンになっていて非常によかった。 この物悲しさを表現するために計算されてるんだろうなぁ。 暑苦しいファイト一発的ではない、普通の『男の友情』なんだよ。 みんなどこか冷めているから現実味がある。 すべてにおいて絶妙なエドワード・ノートンの抑えた演技が特によかった! ダメ男でシブいって外人じゃなきゃムリ。 ホントいんだわ、観て。ぜひ。(但し混んでるよ。)
でもホントに外国の俳優をぜんぜん覚えられない脳なので エドワード・ノートンってレッドドラゴンに出てた人じゃーん!と言われても レッドドラゴンを観てるのにぜんぜん思い出せない。 何役?てゆーか忘れてしまった、そんな映画。 中学生くらいの時から情報が止まってるっちゅーか。 それと決定打1発。 基本的に暗闇であったかいとアタシは寝るっつーことが判明した。 これで連続3回目。
ところで、『ラストサムライ』って観てないのだけど 今こそ評価高い作品ってイメージだけど 映画館で予告編が流れ始めた頃なんて なんとなくみんな『失笑』ってカンジだったんだけどねぇ。 だって『サムライの心に触れる』とかそんなコピーと共に トム・クルーズが侍の格好してるシーンとか映ったりして ぜったい絵的に『妙』なのよ。 それなのにスクリーンの中のみんなは真剣で失笑!みたいな。 ありえな〜い!的な。 映画館の中でクスクス言ってた人たちが カンドーしました!とか言って感想を述べてるじゃん。 突然アカデミー賞やらグローブ賞やら? カタガキひとつに左右されてたまるか!っつーあまのじゃく精神が宿っちゃってるんで アタシは多分わざわざ観ない。
でも、渡辺兼はステキだ。 アタシ前から大好きなのよ。独眼龍正宗世代ですから。 火サス「わが町」シリーズも大好きでねぇ・・・知ってますか? (エド・マクベイン「たとえば、愛」が原作。) 白血病を乗り越えて、復帰したときはホント嬉しかったし、 ちょっと前に借金騒動があったときは悲しかったし でもその対応も隠したりしないところがかっこよかったんで ナニカでっかい成功を修めてくれって願っていたよ。 だからノミネートばかりじゃなくて受賞してほしいなぁ。 きっと君は受賞する・・・、メイビー! ついでに言えば『砂の器』もハマリ役でいーんです。 刑事役がハマリすぎだよ。 わたしの大好きな松本清張作品です、 中居くんはキムタクとは比べものにならないほど巧いですから。 (プライドは一度も見てないです、歌もドライ系で失笑なのです。クイーンて。)
ってゆーか、肝心なトムが何にもノミネートされてないねぇ? しかもラストサムライって、渡辺兼のことだよねぇ? ト、トムさん?!
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トモコ
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