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2003年06月14日(土)  ハローベイビー?


ここ数週間サッカーサッカーサッカーな濃い毎日を送って来ましたが、
宮本たちがフランスへ旅立ってしまった今、
残されたワタシへ託された使命、
それはつまり、ファッキンロッキンブルース!イエーッ!
そんな絶妙なタイミングでZepp in ミッシェル。
4月に横浜で見て以来の大興奮となったわけです。
だってレディオからは連日新曲デット・マンズ・ギャラクシー・デイズがかかりまくり、
それがまた速くてワカイ曲でもうライブ行きてぇ!って気分になるのよ。


今日は豪華に往年のミッシェルファン年寄り4人衆で参上しました。
Fちゃんとは去年ROSSOを観て以来、Mちゃんとはチバ in スカパラ以来。
しかしなによりTくんとはかれこれ数年前のチッタ以来。
そんな久々な再会だったのですが
待ち合わせたヴィーナスフォートのカフェで
アタシのあまりの変貌にまたしても気付いてもらえません。
(どこ行っても気付かれない。仕事関係の人も驚きのイメチェンだった。)
髪切ってストレートにしただけなのに。
髪型って大事だよなぁーと今更ながら思いましたが
今の髪ってハンパな長さですっごいライブ向きじゃない。
おまけに今日は何なの?ってくらい暑いじゃない。


腹ごしらえと近況報告。
みんなそれぞれ突き詰めた仕事道なので専門職すぎて
同級生ながら感心してしまう。
一躍有名になってしまった東海村で原子力の研究してるTくんは
プルトニウムのかぶりモノでイベントにかり出されると言う。
Mちゃんは糖尿病の研究医をやめて、企業の開発部で生物実験をしていて
明日はモルモットに餌をやりに出社しなきゃいけないらしい。
ちなみにMちゃんにトップランナーの観覧募集の件を教えてあげたら
さっそくアタシとFちゃんの名前で申し込んじゃったと言う。
アタシも応募せねばとは思っていたが、
質問とか番組への意見・感想とかがめんどくさくて出しそびれていた。
Fちゃんは病院で栄養士を続けている。
おいおいアタシの周りはことごとく理系だぜ。
アタシですか?
いちばんゆる〜い職場であまり尊敬できない人たちと惰性で仕事続けてますが。


6時過ぎにZepp入口付近へ行けば、案の定すごい人。
しかしファンが恐ろしく低年齢化してるじゃないか。
それなりに同世代や年輩の風貌の人もいて安心はするが、
十代で今ミッシェルとか聴くコもいるんだねぇ〜と感心。
きっとさ、若者はビールとか飲まないで暴れに来たんでしょー?
ダメだよー、飲んでまったりに限るよ。(老化現象)
そんなアタシたちはいちばん後ろの柵を陣取り、ドリンクコーナーは近いし
ビール、ガンガン飲む大人4人。
おまけにアタシの首にはガンバタオル。
ミッシェルにはミッシェル・オリジナルタオルマフラーがあって
それを巻いてこそ真のミッシェルファンなのですが
普段の生活にまったく運動要素がないので
そんなにタオルばっかり必要ないんですよ、ワタシには。
おまけにガンバタオルも使い道がほとんどなく、
先日、日韓戦で購入した代表17タオルマフラーも出番なく、
今日のライブにどちらを持って行こうか悩んだのですが
代表17タオルマフラーはちょっと派手なんですよ、日の丸が思いっきり入ってるし。
ただでさえ、ミッシェルとサッカーなんて、めちゃくちゃ縁のない取り合わせなので
できれば隠しておきたいじゃない。
それで選択したのが青と黒で一見何が描いてあるんだかわからないガンバタオル。
すぐにバレて思いっきりつっこまれましたけれど。
「Jリーグとミッシェルぅ?ふざけんなよー。」そのとおりでございます。ふざけてます。
しょーがないじゃん!家に巻きやすいタオルがないんだもん。
「噂には聞いていたけどそんなに宮本が?」はい。そうです。
でもさ、去年6月にチッタでミッシェル観たときなんて、
W杯フィーバーだったから代表ユニの人いたんだよ、ミッシェルなのに。


会場入りしてからが長い。BGMで流れる曲のセンスが常に今のミッシェルとリンクしてる。
本人は変わらずに同じことをやってるつもりらしいけど、
ウエノくんがウッドベースを演り出した頃から、音楽の幅が広がって
以前のように速くてかっこいいロックだけがミッシェルの音楽ではなくなった。


7時を回った定刻通りにライトが落ち、
スモークと共に現れた?と思ったら、初めて前座が。
どーりで登場がいつもと違うはずだ。
前座情報をまるで知らなかったのだが、
ステージにいるバンドを見ると、今流行のスカパラ?PE'Z?風の
ジャズ?インスト系っぽかった。
よほど熱が入らなければ、この手のバンドは良いとも悪いとも言い難いものがある。
彼らの登場が表しているように、ミッシェルの音楽性もその方を向いてもいる。
後に「勝手にしやがれ」というバンドだと知りましたが
そういえば去年もチッタのオールに出ていたような曖昧な記憶。


7時半すぎ。BGMがやみ、ざわつく会場。スモーク。アタシのくだらない話がうち切りに。
ここからはもう。
エルヴィスのラブミーテンダーで彼らは登場。

ヤバイぜ。

ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドーンッ!
キューのドラムが合図だ。
チバの裏声とマラカスで始まる「サブリナ・ベイベー」(ブラック・ラブ・ホール)でスタート。
チバーーーーーーッッッッ!!!!!!
なんでアンタこんなにかっこいーのよ!かっこよすぎだっつーの!
やっぱカッキーよぅ!黒スーツでこそよ!
あのスーツだって裏地すごいことになってんだよねー。龍と美女みたいな。
チバの次にウエノくんが大好きなんですが
ステージを前に左サイドに陣取ってるんでウエノ丸見え。超かっこいーぞ。
ウエノンベースはシビレます。
今日はお客を前にキメのポーズで会釈の多いウエノン。かわいーです。
ドラムンキューのモヒも相変わらずです。
アベになぜ触れないか?うーん愚問。
ミッシェル要のギター役なのになぜかアタシは素通りしてしまう。


発狂してたので、その後何をどの順番で演ったかなんて忘れちゃったけど
(ちゃんと書こうと思うのに、自分がトリップしてしまった為、断片でしか思い出せない・・・)
「サブリナ・ヘブン」はインスト抜きで全曲披露。
今度のニューアルバム「サブリナ・ノー・ヘブン」からも数曲披露。
新曲デット・マンズ・ギャラクシー・デイズは軽快で初期のミッシェルを彷彿させるし、
クラクション・ベイベー♪クラクション・ベイベー♪はかわいい。
単純に「サブリナ・ヘブン」よりもかっこかわいい曲がふんだんなアルバムなのでしょうか。
ある意味ライブで観る「サブリナ・ヘブン」はもうオペラですから。
楽曲ひとつひとつに魂があってドラマがあって、今回は特にそれを演じてるよう感じたのです。
「マリアと犬の夜」なんてホントオペラ。フリージャズみたいな。
「マリア・・・」の前にキーボード用意されて、
チバがめっちゃかっこよく弾き出したのよ、即興で?
あの曲、今度のアルバムに入る?
そうなのよ、チバはぼっちゃん育ちなので実はピアノもバイオリンも出来ちゃうんだよ。
「ジプシー・サンディー」は相変わらずみんな大好きで、これは名曲だと思う。
アタシは「マリオン」がすごく好きで、あの速いギターのメロディーにシビレます。
速すぎだよ。ビリビリだよ。
「太陽を掴んでしまった」もエライかっこいーのって。
間のギターがたまんないね。
アタシミッシェルの何が好きかってもう音だよね、歌とかじゃなくて
音がめっちゃかっこいーのよ。(チバのボーカルも含めて音と言う。)
ハローベイビー?はいつ聞いてもいい、ね。
あの一言が聞きたいために今日来たのよ?なんてかっこよすぎるかしら。
完璧チバに参ってる頭の弱い女です。


そしてなにより!ココ最近聴けなかった
ゲットアップルースィー♪
もうマジでぇ?これ演っちゃう?ってカンジよ!
会場が揺れまくる!!!!
なんでみんなこんなにミッシェル好きなんだろーね!まったくね!
日本の屈指のロックバンドに似つかわしくないほど
お約束のようにみんな揃って手を挙げる。
挑発は止まらない。
まさかのキャンディハウス!
死んでもイイ、とか不覚にも思ってしまうくらいです。
「キャンディハウス」なんてもう何年も聴いてない。
やっぱライブ中のライブ曲だよ。
いやぁもうこの時期に生でルーシーとキャンディハウスとは!
チバくんどーしたんでしょう?
同じ頃の曲では「カルチャー」も大盛り上がり。
若かかりし日々を懐かしむ・・・あの頃は、
前から5列目とかでいちばん前の柵より前にいるのが当然だったのにね、
今や最後尾の柵に持たれながら片手にビール、首にガンバ。(まさかその道へ外れるとは!)
そしてアタシの大好きな泣かせる名曲、「赤毛のケリー」。
ヤバイっす。
「青い春」(ミッシェル曲がふんだんに使用された松本大洋原作の映画・松田龍平主演)
まで思い出しちゃいます。
あのギターがねぇ・・・胸に突き刺さるのよね。知ってる人だけにしかわかるまい。
ホントいい曲多いんだよねぇ。
ミッシェルのこと轟音ロックだと思って敬遠してるのならば一度聴いてご覧なさい。
秋にオンエア予定のトップランナーもご覧なさい。


アンコールは2度目まで出てきてくれるのがお約束で
いっちばん最後はリボルバー・ジャンキーズのレゲエ版からロック版へ転身バージョン。
もうみんなココはレインボー2003ですか?ってくらいレゲエなノリで
両手を挙げて左右に振って。

今日の風は俺に 泣いてるのだろうか

明日の風は俺に 吹いてるのだろうか

じゃりつくカウボーイ さよならベイビー

Oh, Oh, Oh, リボルバー・ジャンキーズ

Go, Go, let's go!

Go, Go, let's go!


みんな終わりたくないもんだから
長い長いリボルバー・ジャンキーズ。
ほんとみんなバカみたいにミッシェル大好きなんだ、いい大人が。


今日のライブがあまりにもよかったので、渋っていた10月のメッセも行くことにしようと思う。
4人とも同じ気持ちだ。
これだけバンドが大きくなっても、変わらないハコで変わらずに
ただかっこいいライブだけを魅せてくれるバンドなんているだろうか。
シンプルイズベスト。
かっこいいに理由などナシ。



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