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2002年03月16日(土)   ヒューマンネイチュア ★★★+


先日、『ヒューマンネイチュア』

という映画を観た。

以前から楽しみにしていた

かのミシェル・ゴンドリー氏の初監督映画だ。

わたしは彼のミュージックビデオの大ファンである。

さらに「マルコヴィッチの穴」のスパイク・ジョーンズ監督が

プロデュースという最強製作陣なのだ。

彼らはミュージックビデオ界、CM界も鬼才であり

共にわたしの大好きなビョークのビデオの常連監督なのである。

ちなみにケミカルやファットボーイスリムなど

わたし好きなミュージシャンのビデオでおっ!と思うモノは

両監督の作品だったりする。






ストーリーはぶっとんでいた。

これからごらんになる人もいるだろうから

内容には触れないよう(うわ、そんなつもりじゃ)にするが、

こんなめちゃくちゃな設定で

成立させるなんてすごい。

ラストはこうくるかっていう、

人間の本能とエゴがテーマの壮大なストーリー。

おもしろいのでぜひごらんください。






だんだん映画畑以外の人がどんどん進出してくるようになって

映画が映画という枠を越えて

クリエイティブなものとして

受け入れられてきたんだなぁと思う。

ミュージックビデオとかやってる人の演出って

やっぱおもしろい。

色とか、スピードとか間の取り方とか、いいよね。






最近ジャンルの壁を越えて活躍する人が増えた。

枠組みの中の発想はもう限界。

たぶんこういうことって

今の日本が不況で企業合併する方法にも似ていて

ある種の分野だけではもうやりつくしちゃったから

コラボレートしたりしないと

なにも生まれなくなってきてるんじゃないか。

日本人は応用能力に長けているはずだから

もっともっといろんなことできると思う。

ラーメンズにもそういう意味の期待が大きいな、わたしは。

何でもおもしろくないとね。

わたし自身も。




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