T S U B O n i k k i
日 記 I N D E X P A S T W I L L

HOME Rahmens MASK de FOOTBALL LINK



2002年01月02日(水)   「零の箱式」鑑賞会対談 ★ ★ ★

あけましておめでとうございます。

新年早々の対談企画、

「零の箱式」鑑賞会対談をお送りいたします。

ゲストは恒例の「子犬」さんです。

本年もわたしたちを

どうぞよろしくお願いいたします。



新春対談
「零の箱式」鑑賞会対談  ゲスト:子犬

はじめに大まかな感想を。

みなさまあけましておめでとうございます。 さてさて昨年12月19日に発売になりましたビデオ「零の箱式」鑑賞会対談、 恒例の子犬さんと招いてのスタートです。
子犬 あけましておめでとうございます。 ってゆーか、対談よく続けるよね〜。
あ、迷惑だったー?子犬さん勉学に勤しんでるんだもんねー、悪いねぇ。 でもたまにはつき合ってよ。
で、零の箱式なんですが、いかがです?全体として。
子犬 ライブで大爆笑した分、ビデオで見たら「あれ?」って。 なんかもっとおもしろかったのに。
わたしもね、ライブのパワーのが断然上だと思うんだよね、コレに限っては。 ビデオにちっちゃく納まっちゃうと半減しちゃうよね。 あんなに大笑いしたのが嘘のよう・・・とまでは言わないけど、 今見るとちょっと客観視しちゃって、すっごい楽しみにしてた 「片桐教習所」の迫力とかイマイチだったんだよなー・・・。
子犬 そうそう。わりと演劇っぽいものの方がビデオで見ると映えてました。
タカシと父さんとか片桐教習所って埋もれちゃってた。 ドカーンってくる笑いじゃない作品は後から何度見てもちゃんと見れるってゆーか。
子犬 そうだね〜。ビデオってやっぱり違うんだーってすごく思いました。 小島さんがやばいと思ったって言ってたのが痛いほどわかった。
・・・Tさんさー、今対談しながら打ってるみたいだけど、そのパソコンの変換、すっごいバカだよね〜。 頭悪いよね〜、そいつね〜。(矢作口調)

では、テキトーに言いたいことを。

子犬 まず、SEコントが入ってなかったことがショックでした。(変換がバカでイライラする子犬さん) レコード店で予約したら、頑張って前日の夕方に仕入れてくれちゃったから、 わたしの分だけ入れ忘れちゃったのかと思った。
あれ、入っててほしかったよねー。だってキャニーポニオンのHPには入るって! ひどくね?
子犬 ひどいわよ〜。合間の音楽も「鯨」みたいに入れてほしかったな。
CD化しないのかなー?はっぽうしろ○×△一丁!をもう一度なんて言っているのか聞きたかったし、 もみ占いは誰もが期待してるはずだよ。
子犬 あー残念だー、(忍ばせていた帽子を出して)訴えてやる!
そういえば、わたしたちが観てた回もビデオ回してたけど、そっちは使われなかったねー。 そっちのがおもしろかったよね?
子犬 タカシと父さんは絶対わたしたちが観たやつの方が! ふくらはぎからやきそばが出てくるやつが入ってなかったじゃないのよ!
ビデオになった方のってタカシと父さん短いよねー。 だって最後のマジ父さんが出てきたときだって、けっこうあの布で水平鞭やったり、 かばんでマジ父さんだけすっごいぶったりして、長かったよね〜。
子犬 そうだしー、タカシももっと反応してた。
お客さんもよかったよね〜、やっぱ夜だったから? ちょっとくらいの下ネタには大爆笑だったじゃん、そのくらいじゃないとダメっしょ?(キムタク風に)
子犬 夜のテンションってあるよね。特に土曜ナイトの。
まあ、ビデオにするなら平均的なライブが好ましいのでしょう。 それにやっぱビデオ鑑賞の対談って言っても、ライブのがよかったから どうしてもそっちの話になっちゃうね。
子犬 おおっと。自分で企画しといてそりゃないよ。は〜ひふ〜へほ〜♪
そうなんだけどさー、比較論は有りとします。 片桐教習所だってライブはもう絶頂だったじゃん? あんなもんじゃないっしょ?(またキムタク風に)
子犬 あれはお茶の間で見てはいけない。 客と舞台の間にカメラが入ることによって妙に落ち着いて見えてしまいますね。
ビデオになっちゃうと客観的になっちゃうし。生で見てるともっと大きく見えるでしょ、 あーゆー迫力がないもんね。でも、ビデオではじめて見た人はどう感じるんだろう? やっぱすっごいおもしろいかな?
子犬 おもしろいんだと思うよ。だからライブを見てやばいと思うわけよ。(偉そう!)
逆に、「文庫本」とか「釣りの朝」「小さな会社」なんかはビデオでどんどん映えてきたなって思う。 「小さな会社」はライブで見たときからすごい好きで、初期の頃からこういうのもやっていたんだなーって 嬉しくなりました。
子犬 あれうまくできてるよねー。目薬買いに行くと思うじゃん。
ジムノペディがさー、泣かせるんだわ〜。 ラーメンズずるいよ、いつもそーやって(笑)。
子犬 二人が舞台からいなくなっちゃって曲だけになったとき、 この先どうなるんだろうってドキドキしちゃった。 でもこれ初期作品集だから知ってる人もいたんだよね。 わたしもさー片桐教習所で最後入れ替わって出てくるのを知っちゃってたのよね〜。
そうか、知ってる人も多かったのかもね。 タカシと父さんは知ってたけどソウイチロウだったとは・・・。 アレンジもされてるんだよね。
子犬 現代片桐概論はけっこういろんなところで見ているけれど、 ちょこちょこアレンジしてるよね。 いつ見てもおもしろいよ。いるもん、あーゆーの。
コンパコンパじゃだめなんだっ。大好き。だめだけど好き!
子犬 だめなコンパでは、そこ女男男じゃーん!っしょ?(またしてもキムタク風に)
あー、思い出してきた!小ネタの数々!わたしとしてはね、 「揺れて」が(笑)。サイコーです。 でも、「トモコもいい女なんだけどなー」ってゆーことは 否定なんですよね!
子犬 トモコよりもっといい女がいるってことだよね!

ブレイクタイム。もう一度ビデオを見る。

ねえ!やっぱビデオでもおもしろくない?! なんか時間たってから見たらおもしろかったよー。 文庫本のコントいいよね。客演の3人もすごいいいよー。 わたしはひげの三宅さんが好きだな。 日本語学校もサイコー。
子犬 おもしろでしたね!ビデオでも大丈夫、許す! わたしたちが観た回にはなかったアドリブが入っていたのも嬉しかった。
自分の観た回と別の回を見れたわけだもんね〜、それってお得かも。
子犬 最初は自分たちが観た回のビデオだったらいいなーって思ってたけれど、 別の回が見れると考えればいいかもね。あの時の父さんももう一度観たかったけど。
わたしも、教習所と、日本語学校は最終日のテンションをもう一度観たい!
子犬 最終日は収録してなかったでしょ。
わかってるよ、そんなことー。 だって日本語学校の小林さん、すごかったんだもーん。びっくりした。
子犬 あれはやばかった。どうかしてた。
でも・・・言っちゃおっかなー・・・「雀」のがやばかった! あ、言っちゃった、言っちゃった。
子犬 しかも日本語学校のときは最終日だからってゆーのがあったと思うけど、 「雀」は連日あの調子なんでしょうね。
はいっ、雀は「小林賢太郎まつり」です!雀の話終わり!
子犬 あ〜じわじわもらしてしまいそう〜。
がまんがまん、今度「雀」の対談やるからそれまで黙っていてね。 今は「零の箱式」の話をしましょう。
子犬 もう言うことはないな。「鯨」のような深さが・・・。 全体的に笑い飛ばして見れるかんじだな。 最後はちょっとじんときたけどね。
確かに。掘り下げて言うことが見つからない・・・。 でも、なんだ、ラーメンズって最初からおもしろかったんじゃーん!って思いました。
子犬 最初からおもしろかったでしょう? 最初がつまらなかったなんて誰かが言ってたんですか?
ちがくて〜。 今でこそ、「ラーメンズはお笑い界を変える」みたいに仰々しく評されてるけど っていう意味なんですー。
子犬 ああ。中には初期の頃の方が好きだったという人もいるみたいだけど、 わたしはそうは思わないなー。 もちろん初期もいいんだけど、どんどん記録更新というか、今がいちばん。
わたしも同感。いつまでも同じところにはこだわりません。 どんどん新しいものを観たいんだよね。 もちろん、いろんなコント観てて同じ手法だなって思う時もあるんだけど、 与えてくれる印象が違うから新鮮だし。 マンネリギリギリのところでつっぱなしてくれてる気がするのは気のせいかしら?
子犬 「法則」があるんだから、「マンネリ」とは違うんだろうな。 常に保つって難しいよね〜。きのう、テツandトモの話を聞いててすごく思いました。
増田さんの言葉も印象的だったよ、格闘技とプロレスにたとえたやつ。 やっぱさ、小林さんが言っていたけど、ライブで「全部」を堪能しないとね。 ビデオもいいんだけどさ、ライブに比べたら欠けるよね〜、しょうがないか。
子犬 わたしは今まで「いいや〜、あとでどうせビデオが出るんだから」っていうノリでした、映画とか。 でもラーメンズは違う!ビデオじゃだめです。
あ〜・・・ビデオ鑑賞会の対談なのに、結果、ビデオは駄作だと・・・(笑)。 いやいや、あの生ライブ(筋肉痛が痛い、と、同じかよ!)を記録するなんて無理ですって。
子犬 ビデオのもどかしさをこんなに感じたことはなかった。 運動会のホームビデオのがまだリアル。
言い過ぎ。
子犬 めんぼくない。


「零の箱式」鑑賞会対談 終わり


後日。Tのひとりごと。

「たかしと父さん」の「ハポンて。メスチソか。」ってとこ。メスチソって確か「社会」で「南米の方の何人と白人だかの混血の人種」と習ったような?でもね、「ハポン」がわかんなくて。子犬さんに調査依頼したのよね。
以下が子犬さんがわたし宛にくれた真相メールです。


件名:謎が解けたぞ〜。
ハポンて!メスチソか!!の、謎が解けました。
メスチソ:先住民と白人の混血。これはあなたが言ってたとおりで・・・。 南米ではだいたいどの国でもメスチソが国民の何パーセン トかを占めている。先住民とスペイン人の混血が多いらしい。(後日談:ちょっと自信ない、だいたい合ってる。)で、スペイン語で「日本」は「ハポン」って言うんだ よ!!「ハポン」で検索したら、「ハポンネット」という 日本に住むスペイン語圏の方々と在住経験のある日本人で作られたグループのHPがありました。
いやいやいや〜、すごいね、小林さん。これをふまえて、もう一度見たいね〜。


!!!そうだったの!スペイン語でJAPONはハポンって読むんだ〜。それって有名?常識?彼が博識なだけ?なんかちょっとショック、ネタを理解しきれなかったことに腹が立つぅ。子犬さんありがとう!

「零の箱式」鑑賞会対談 ほんとに終わり




いかがでしたでしょうか。

本人様、関係者の皆さま、ごめんなさい。

今年もいい加減にわたしたちが作品を斬ってゆきます(笑)。

「零の箱式」はこんなに笑ったことはない、

というくらい劇場で大笑いした思い出深い作品です。

途中、うっかり「雀」が出ちゃいましたが

あれは全部嘘ですから(笑)、

これから見に行く方は安心してくださいね。

こんな対談嘘っぱちだ(笑)!

今回も最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

次回は「雀」かなぁ?






愛の1票を↓

My追加
master トモコcontact MAIL