鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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2007年08月21日(火) ipod

阿波踊りの最終日は商店街のくじびきで〆るのが恒例。
今年も家族4人で参加。
TDLパスポートに東京ドームシティパスポートなどなど
のほかに、毎回変わる特賞(10本)があるんですが、
今年の特賞賞品はipod。

子どもたちがくじびき発表の時間にあわせて商店街事務所前
へ行ったけど、あれぇ??なかなか帰ってこない。しょーが
ない、迎えに行くかと家を出たら、なんだかかすかに聞こえる
結果発表の声……もしや私の番号をコールしてなかったか??

向こうの方からチビたちが「当たったよ〜!!!」と息せき
切って走ってくる。やったぁ空耳じゃなかったのね♪と思ったら
「2個!」
「?え?」
「だからipodが2個当たった!」

!!!!!
うっそ〜!!と思いつつ、抽選結果が書き込んであるホワイトボードを
見に行ったら、やった!ホントに2本当たってる!

ちなみに君たちなぜ手ぶら??肝心のiPODは?と聞いたら、
「だって半券家においてきちゃったんだも〜ん」だって(^^;)。
しょーがないので家に帰って半券をしっかりと手に出直して、ありがたく
いただいてまいりました。
記録で写真撮ってる商店街の人に言われて、記念写真をパチリ。

そんなわけで、さっそくipod大活躍中。
「TDV」CDをエンドレスでかけて家事をやっております。


2007年08月17日(金) 阿波踊り

今週末は地元で阿波踊りです。
チビたちは連に入ってるのですが、今年から上の子が大きい子連に
移ったので、初日の今日はムダにウロウロしちゃいました。
でも今夜は風がある分、少し暑さもやわらいでてよかった。
とは言え、熱気はかなりのもので、ビールの美味しい(笑)夜でした。

ホントは劇団つきかげのチケット予約が取れてたので、できたら
明日もう1度……と思ってましたが、時間的にきびしそうなので、
今日キャンセルのお電話を世田谷文学館へ入れました。
明日もきっと熱い熱い舞台が繰り広げられるんだろうなぁ〜、と未練
たらたらです。

そう言えば、阿波踊り初日をなんとか終えて帰ってきたら、東宝のサイトでミュージカル「ミス・サイゴン」のキャストが発表になってました。初演では
あの本田美奈子ちゃんが主役を務めた舞台なので、「命をあげよう」は
ワイドショーなどで映像を目にされた方も多いのでは?
前回すごいもの見せてくれた泉見洋平くん@トゥイがまた観れる〜♪と
今からワクワクしてます。


2007年08月13日(月) 劇団つきかげ

世田谷文学館で、ただいま「ガラスの仮面展」をやってます。
んで、この企画展のイベントとして、オーディションで選ばれた
劇団つきかげによる公演が8/11、18、25に催されると知って、さっそく
いそいそと往復ハガキで申し込みましたが、11日はかなりの激戦だった
そうで、あえなく落選……。立ち見のことを聞くべくTELした時に
あれこれうかがったところ、150名のところに倍近い申し込みがあった
そうです。立ち見も50枚ほど出るとのことで、そちらに賭けることに……。

朝イチでダンナ&チビが当日立ち見券をGetしてきてくれたので、
お昼前に娘とふたりで文学館へ。いきなり「ふたりの王女」や「奇跡の
人」「王子とこじき」などなどの作中ポスターがあって、私たちの目は
早くもハート♪
物語冒頭のカラーページから始まり、たっぷり原画が展示してあって、
「あ、これはあのシーン」などなど思い出しつつ観て回って。新橋演舞場
での舞台パンフなどもあって、懐かしさいっぱい!この舞台で亜弓役
だった藤真利子さんが、TVではマヤの母に……というのにも時の流れを
感じたなぁとシミジミ思い出しました。そのほか、会場には白百合荘
(マヤと麗のお部屋)やビアンカが生まれた体育倉庫などのセット(?)も
再現してあって、いや、いろんな意味でファンのツボをつきまくっている
展示なのですよ〜。企画した方たちの愛と情熱が伝わってきますよ、ホント。

きわめつけは奥の小部屋でコミックスが読めるところ。これ考えた方、
ホントにすごい!!来場者の気持ちをわかってらっしゃる!!
ええ、もちろん親子して、開場時間ギリギリまでマンガ読んでしまいました
よ(笑)。

そして公演ですが、作中劇「ビアンカ」の稽古をするつきかげの面々の
群集劇、といった趣の作品でした。最初はビアンカそのものをやるのかと
思ってましたが、役者さんたちのテンションも高くて、これはこれで
面白かったです。

立ち見といいつつ、空いている席に順番に入れてもらえたんですが、普通の
ホールだけに床がフラットなので、前に大柄なお兄さんが座ってた席に
当たってしまった私たちは結局立ち見をすることに。でも1時間ちょっとが
あっという間で、立ち見でも全然苦になりませんでしたよ。
そして、お隣に立っていた女性、「あれ〜??どこかでお会いしたこと
が???」と思っていたら、美内先生ご本人でした(^^;)。カーテン
コールで前に出られたのでようやく「そうか!」と(鈍すぎ!)。
色んな意味でサプライズいっぱいの舞台でした。
受付のところに紫のバラの花束があったり、大都芸能から花輪が出てたり、
ホントにガラ仮面ワールドにどっぷりつかれる感じがよいのです。

ネタバレになりそうなので、詳しい感想は公演終わってから……と思って
ますが、18日、25日とあと2回公演があるので、お近くの方はぜひ観に
行ってくださいね〜♪♪


2006年10月02日(月) 米沢嘉博さん

今朝、何気なく新聞を開いて、思わず息を飲んでしまった。
「コミケ育ての親 米沢嘉博さん 死去」
享年まだ53歳。あまりにも若すぎる……その一語に尽きます。

昨年の学会発表で、はじめてキチンとお話する機会があって(その前にも
何度かお会いすることはあったんですが)、嬉しく思っていたのに。
私の発表テーマ「戦争と少女マンガ」でとりあげた作品は70年代のものが
ほとんどだったので、「この頃はねぇ」というお話を、当時小学生だった
私はとっても興味深くうかがったのでした。

もっとさかのぼれば、私の卒論も少女マンガに関するものでしたが、当時、
少女マンガに関する文献は本当に少なくて、系統だった少女マンガの歴史を
つづってある『戦後少女マンガ史』の存在は本当にありがたく、また、
論文を書く、というところを離れて1人のマンガ好きとしても、この本は
読みごたえがあって、いつか、「平成少女マンガ史」のように、続編を出して
下さるといいなぁとずっと思ってました。

もちろんコミケは、学生時代やOL時代にもとびとびにですが参加して
いたし、少女マンガ戦士の会として何度かサークル参加したことも、いい
思い出です。

今年の手塚治虫文化賞では、あまりお話することができなかったのですが、
学会などでまだまだお会いする機会はあると思っていたら……。
こんなことなら、もっとお話うかがえばよかった。
さびしくて、そしてとってもとっても残念です。
今はただ、ご冥福をお祈りします。


2006年08月11日(金) ダンス オブ ヴァンパイア

これ、私が今すご〜くハマッてるミュージカルです。
7〜8月上演中のミヒャエル・クンツェ作のウィーンミュージカル最新作!
何というか、演出的には「アララ?」と思うところもいっぱい(つっこみ
どころたっぷり)あるんですが、楽曲のよさと、芸達者なキャストの勝利
で、観終わると不思議とまた観たくなるのです。


舞台の感想は後ほど書きますが、この脚本のクンツェさん、もしや日本の
少女マンガファンなのでは?と思ってます。
『M!』だけ未見なのですが、『エリザベート』は黄泉の国の帝王トートが
エリザベートを死の世界に誘いにって……コレ、そのまま『悪魔の花嫁』
じゃないか!特に今年の再演でトートをやった武田真治くんは、ビジュアル
もディモスそのものでした。んで、この『ダンス〜』は、ストーリーは違う
ものの、アルフがヘルに言い寄られるところとか、なんとなく木原としえの
『銀河荘なの!』を思い浮かべちゃいましたよ。もちろん、ディズニーの
『美女と野獣』テイストも多分に入ってますが……。

ちなみに、11月にやるのは『M・A』。そうマリー・アントワネット!
ディモスにヴァンパイアに王妃さま……。このラインナップだけでも、なん
だか少女マンガ魂をくすぐられません?

少女マンガが好きな人なら、クンツェ作品は楽しめそうな気がします。

で、私が観た回の主要キャストはこんな感じ。

クロロック伯爵   ……  山口祐一郎
アブロンシウス教授 ……  市村正親
アルフレート    ……  泉見洋平
サラ        ……  剣持たまき
ヘルベルト     ……  吉野圭吾
クコール      ……  駒田一

吸血鬼研究家の教授のお供をする純朴青年・アルフレートが主人公。
宿屋の娘・サラにひと目ボレするものの、彼女は田舎のキュウクツな
暮らしにアキアキしており、吸血鬼・クロロック伯爵に誘われて彼の
お城へと行ってしまうのです。恋しいサラを助けなきゃ!と教授とともに
彼女を追ってお城へ行くものの、自由を満喫するサラにはすげなくされ、
おまけに、クロロック伯爵の息子ヘルベルトに見初められ(!)……
とまあこんな感じの物語なのです。(あ、ちなみにアルフとサラはWキャストで浦井健治くんと大塚ちひろちゃんがキャスティングされてます)

『レ・ミゼラブル』や『エリザベート』で何度も観ている山口さんですが、
四季時代も含めて、この役が一番しっくりはまっている感じ。きかせどころの
ロングトーンはさすが!お見事!の声の艶です。

そして、その伯爵と渡り合い、頭がクラクラするくらいの早口ソングを
こともなげに歌いこなしちゃう市村教授もスゴイぞ〜!何気ないしぐさが
キュートな愛すべきおじいちゃんです。もういつもの市村さんのお姿からは
かけはなれたおじいちゃんっぷり。でもミョーに身軽なところもツボです。

とにかく熱演!のアルフの泉見くんは、アルフがどのくらいサラを想ってる
か、がこの物語の肝だと思う私には、ベストアルフですね(濃ゆいの大好き
なんです……)。歌のうまさはもちろんのこと、役を生きてくれるタイプの
役者さんなので、観るたびに違う顔をみせてもらえるのが嬉しいのです。
舞台が冬の設定なので(なのに……と書くべき?でも、ただでさえ汗っかき
なのに、コートにマフラーはキツイよ……)、滝のように汗かいてますが、
そのせいかかなり痩せられたような……?

吉野ヘルベルトも、駒田クコールも出番はさほど多くないけど、インパクトは
強烈です。ヘルベルトの登場シーンは、『イブの息子たち』のニジンスキーをホウフツとさせるのです!?なんというか、夢に出そうな感じ……(笑)。

※……とこれを書いたら、今日、CD発売が発表に!キャー嬉しい〜!!
でも、泉見アルフが1幕でボーナストラックに2幕のサラ(アルフのソロ。
一番の聴かせどころです)が入ってる……だったら、もっとよかったけど
(贅沢?)。
あと、せむし男のクコールは、歌もナシ、ほとんどしゃべらない……という
役なので、ここはやっぱりDVDをひとつ!


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