ラフィットの鍛冶屋

2010年01月02日(土) とげ抜き新巣鴨地蔵縁起

去年何度も繰り返し読んだのが伊藤比呂美の『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』だ。
この本はわたしをはげましてくれ、受け入れてくれ、いやしてくれた。

主人公はカリフォルニア在住、80代の両親が住む熊本に通って彼らの面倒を見ている。上の二人の娘は既に独立して家を離れていて、末っ子の娘を育てながらの海を隔てての介護生活だ。数ヶ月おきにカリフォルニアと熊本を行ったり来たり、想像しただけでも大変そうである。途中からお母さんが入院し、お父さんは犬のちゅんすけと二人暮らしとなる。老人の生活の描写には何度もうなってしまった。

とにかくこの本と会ってよかった。たまたま美容院で読んだ雑誌に西加奈子と山崎ナオコーラの対談が載っていて、二人が絶賛していたので探して購入したのだった。岸本佐知子の『気になる部分』以来の当たりだ。



2009年01月30日(金) 「チェ」と“Elegy”

「チェ」はなかなかよかった。デル・トロがすごい。途中寝て起きたら、デル・トロがベレー帽をかぶって感じのいい髪型になっていた。戦闘シーンにはやはり胸が痛くなった。仲間がやられてもやられても前につき進むその信念の強さはすごいと改めて思った。

“Elegy”は女性の監督が女性の視点から撮っていると誰かが言っていた。ベン・キングズレー演じる初老の男性があまりにもくだらないことをぐだぐだ考えていて(若い恋人が昔のボーイフレンドたちとしたことが気になってしかたがなかったり、自分がしたことを後悔し彼女にきらわれてしまうに違いないと悩んだり)同じく初老の友人との会話が本当にばかばかしくてかわいい。ペネロペはうつくしく、そのうつくしさが内面から出ているものである感じがするところがすごいなあと思った。



2009年01月29日(木) キャベツのオイル煮

料理本を3冊購入。その中の一冊「油屋ごはん」は、これから何度も開くだろう。いろいろな油を使った料理がたくさん紹介されている本だ。

この料理本を購入するきっかけとなったのは、あるブログでキャベツのオイル煮の作り方を見たこと。早速作ってみたらこれがうまいのなんの、簡単なのにとてもおいしかった。厚手の、蓋がぴったりしまる鍋にキャベツをちぎり入れ、ごま油をかけ(100gに対して小さじ1程度)、塩をふたつまみくらい入れ、よく混ぜ、蓋をして最初は強火、湯気が上がるくらいまで鍋を熱したら弱火にして20分。これでキャベツ四分の一くらいぺろりと食べちゃいます。他の材料でも作ってみようと思う。



2009年01月24日(土) フランス語版「きょうの猫村さん」

フランス語を話せるようになりたいと思っていて、思っている割にはテレビやラジオの講座は見たり聴いたりしていないが、フランス語がわかったら楽しいだろうと思うような本をぼちぼち買っている。先週末、丸善でフランス語版「きょうの猫村さん2」を見つけた。うちでひたすら音読している。意味はほとんどわからない。でも「これってこういう意味なんじゃ?」と推察しながら読むのが楽しい。今月中には1も再入荷するとのこと。買います。

付けたし:今J-WAVEを聴きながら、これを書いているんですが、どうして未だにfeaturingのことをフューチャリングという人が多いんだろう、としみじみ。間違った言い方がそのまま広がっているんだろうなあ。



2009年01月23日(金) “CRASH”

あまりにも見応えがあって、ぐるぐるといろいろ考えさせられた。確かにアラブ人とペルシャ人は同じような気がしていた。あの9月11日以降、イスラム系の人たちはさぞかし住みにくい思いをしていることだろうと想像する。悲惨なことばかり起きるが、救いがあちこちにあり、打ちのめされるだけじゃないのが、この映画のいいところだった。サンドラ・ブロックが演じる妻も、いるいるこういう人、見た目には恵まれた生活をしているのに、不満たらたらで生きている人、とおもしろかった。夫役の人も、ヤッピーで、無知で、善意の感じをよく表していて、見事だった。



2009年01月21日(水) バラックベリー?

1時半すぎになんとか起きて、オバマ大統領の就任演説を聴いた。初めて最初から最後までこの人の演説を聴いたが、やっぱりたいした人だなあと思った。いいなあ、アメリカは、こういう政治家がいて。まあ、こういう人だけじゃなくて、中にはかなりひどい人もいるけれど、でも今の日本の政治家でこの人はいいじゃないかと思える人って一人もいないもんなあ。

ミシェル・オバマもいかにも賢そうで感じがよい。二人のお嬢さんものびのびしていて、いい感じだ。オバマ大統領は小さいPC端末のブラックべリーを手放せないらしいが、セキュリティー上暗号がほどこされた特別仕様の機種をもたされているらしい。それがバラックべリーと呼ばれているらしい。

付けたし:ヨー・ヨー・マの笑顔が、見ていてすごく気持ちよかった。これだけで気持ちがぱっと明るくなった。



2009年01月17日(土) ヘビー

アムネスティ・フィルム・フェスティバルに参加。当日券を買うため、早めに新橋へ行ったが、すでに30人くらい並んでいた。内容の濃い映画のオンパレードで、脳が情報を処理しきれていない。二日ともきっちり参加した人は、いったいどういう風に乗り切ったのか。気力はあったが、体力が足りなかった気もする。今から徐々に体力をつけて、次回は全日程参加したいと思う。


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