水野の図書室
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2020年02月22日(土) 北村薫『解釈』

「1冊の本の後ろには100冊の本がある」と言われるように、
本は書き手も読み手も読書歴が大きく関わってきます。
たくさんの本を読んでいることで、書き手が伝えたいことを読み手は汲み取れる力がつくのです。
それは読書の楽しさに直結して、心に響く物語になるんですね。
厳しい言い方をすれば、読書の楽しさは自分次第。
たくさん本を読むほど、物語の世界を飛べる翼は大きく強く、時に繊細になります。

北村薫『解釈』は、「遠い唇」(角川文庫)の四番目のお話。
これまでと少し雰囲気が変わって、とってもユーモラスでお茶目なお話。

『走れメロス』『人間失格』『蛇を踏む』『吾輩は猫である』
─これらの本がどんなふうに解釈されるのか、
エッ!という場面転換が唐突すぎて、置いて行かれそうになりました。

挿画がいいですねぇ〜和田誠さんでした。


水野はるか |MAIL
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