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2006年11月19日(日) EDGE総括

EDGEの5巻がどうやら好調なようで、買って下さった方、ありがとうございます。とにかく無事に連載を終えて、最終巻を発行する事が出来て、本当にホッとしています。

約2年前にお話を頂いた時、ガンダムの漫画を月刊連載するという仕事は、正直「(物理的にも精神的にも)今の私では、荷が重すぎる…」と恐縮しつつも、機会を与えて頂いたからには「挑戦してみたい」「やってやる」という気持ちもあり前向きに挑んだわけですが……今だから言えることですが、想像以上の険しい道で、本気で綱渡りをやっていました(汗/それだけ私がヘタレだったというだけです)。
一番きつかったのは今年の5月あたりで、通常の連載に加えコミックス4巻の書き足し+書き下ろし短編で漫画をネームから仕上げまで約70P、カラーイラストを17枚(うちEDGE関係が4枚、別件13枚)を1ヶ月で上げるという状況でした。それ以外にも、ネームが遅れに遅れて似たような状況になっていたことも多々…(遠い目)。
まあ、もともと遅筆ぎみだった私には、良い修行になったと思います。
少しはメカ作画のスピードもアップしたはず。

最後まで走り切ることができたのは、幸運にも巡り合えた素晴らしいスタッフさんたちと支えて下さった編集部の方々、そして読んで下さった方々のおかげです。
本当にありがとうございました!
糧にして、次の連載も一層がんばりたいと思います。引き続き、見て頂けましたら嬉しいです。


2006年10月22日(日) EDGE5巻フェア

EDGE5巻、アニメイトさんでフェアをやって下さるようです
http://www.animate.co.jp/animate/event/fair1112-3.html

付くのはブックカバー、ブロマイド、メッセージペーパーかな?
1〜4巻でも、ペーパーは用意させて頂いていましたが、いつも時間の都合で既存のイラストを適当に使用+メッセージだけ添える、という形になっていたと思います(実物見ていないのでどうなっているかはわからないのですが…)。
今回は最終巻ということで、アスラン&キラ&シンのスケッチ(珍しく和やかな雰囲気の)を書き下ろしてみました。アニメイトさんでご購入予定の方は、どうぞもらってやって下さい。

(…ん?ペーパーはガンダムエース本誌を買わないと付かないのかな…?)


2006年10月17日(火) -

下の日記で「パセリ伝説」は今までと違うお仕事で…と書きましたが、ガンダム関係とも児童書とも違うジャンルのお仕事が1件進行中で、今日はその打ち合わせだったのですが………半分くらい、過去ゲームの話をしていたような気がします(笑)
お仕事としてはまた新しい挑戦になるわけですが、楽しい作品が作れればいいなと思います。本当に!

EDGEで私のことを知って下さった方も多いので、こういうのも描きますよ〜というアピールのためにもギャラリーを充実させなければ…とは思うのですが、いつになるやら。


2006年10月15日(日) -



挿絵を描かせて頂いた倉橋燿子さんの「パセリ伝説」1巻が無事出ました。
青い鳥文庫は、児童書ということで本文中の挿絵が多いので(20枚以上描いています)、よろしければお手に取ってみてやって下さいませ〜。
ガンダム関係や今までのお仕事とはかなり違ったジャンルの作品だったので、EDGEとは少し違う作風で、とても新鮮な気分で楽しく描かせて頂きました。
物語の内容は、作者の倉橋さん曰く「日常的でもあり、ファンタジックでもある、とても不思議なお話」…です。私も一読者として、続きを楽しみにしています。
さて、小学校教諭の友達に薦めなくては…(笑)

ニュータイプロマンスで仕事場紹介の写真があるんですが、せっかくなのでキラ・アスラン・シンのフィギュアを紛れ込ませておきました。
アスランは、RAH以外にもう1体あるんですが…気付いたかな?
さっそく周囲から突っ込み入りましたが、うん、普段や修羅場中はもっと散らかってるよ!

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ピンナップと連動してか、カガリについてたくさんコメントが…
ありがとうございます。興味深かったので、少しレスを。

>カガリは自分のことには鈍感っぽい
似たようなコメントをいくつか頂きましたが、そうですね〜下の日記で書いたカガリについてのあれこれは、あくまで客観的な感想で、カガリ本人は無自覚なんじゃないかなぁと思いますね。
他人のための言葉を、他意なくストレートに言えるのがカガリ。
本人もそのつもりだろうし、カガリの周囲の人間もそう認識しているだろうけど、
視聴者の視点で、カガリが辿って来た経験と彼女の心理を追って考えると、彼女が発する「強い言葉」には、無意識に、自分の行き着いた答えを必死に守っている様が伺えるなあと…(いちばん強くそれを感じたのは、下に挙げたもの以外のセリフなんですが)。
私はそういうところが、オーブの理念を守り通した父を自爆という形で亡くし、若くして成長過程のうちにオーブの代表になったカガリのキャラクター性だと思っています。達観はできない、しないけれど、揺るがないように自身の足で地に立って歩いている(立っているのが辛いときも、裾が泥で汚れる時もある)のがカガリだと思うのです。


2006年09月26日(火) 11月号

今月は色々紙面で紹介して頂いています。ありがたいことです。
コメントを寄せて下さった皆さんありがとうございました。
ただひとつ…扉絵ピックアップなのですが、おそらく指定ミスで別の絵が載っちゃってます。1枚目は「残痕」(天に手をのばすアスランの扉絵)についてのコメントです。

ピンナップはカガリを描かせていただきました。
自分がウズミの子ではないと知った直後に「誰の子だって関係ないじゃないか!」と自分に言い聞かせるように言っていたり、(その後にキラに写真を見せて「でもカガリのお父さんはウズミさんだよ」と言ってもらって安心したり)、DESTINYで代表になっても「私はウズミ・ナラ・アスハの子!」といつまでも言ってしまうあたり、この子も父親に囚われてるなあと思う。「オーブの獅子」をずっと背負って行くんだろう。DESTINYで、猪突猛進では何とかならないこともあると思い知らされ、自分のあり方を見失ってユウナとの結婚を選んでしまったのも他ならぬカガリ自身…ということで、ああいう絵になりました。EDGEでは描いていませんが、キラに攫われた後、何て事してくれたんだ!もう、しょうがないんだ!と怒鳴り散らした後に泣き崩れたのが印象に残っています。


2006年09月08日(金) EDGE5巻作業中



2006年08月25日(金) EDGEアンケート

現在、携帯サイト「SEED Club mobile」内のガンダムエースコンテンツで、THE EDGEに関するアンケートを実施しているようです。(27日まで)
THE EDGEを読んで下さっていた方で、SEED Club mobile会員の方は、ぜひこの機会に、ご意見ご要望など送ってやって下さい(注:書き込みが反映されるまで、少し時間がかかるようです)。
今後のEDGEの展開に多少影響する可能性は…あるかも?


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