今日は私の２３歳（嘘）の誕生日。
でも、とてもお祝いできる気分じゃないよね。（年齢のせいに在らず）
そしたら、母と妹が役所に行った帰りにケーキを買って来てくれた。
これでささやかにお祝いして今年の誕生日は終わり！
そう思っていたんだけれど、近所のお友達から郵送でプレゼントが届いたり
メールで誕生日カードが届いたり。
「こんな時だから元気が出るように！」って。
友情ってありがたい（感涙）
無事に告別式も終わった。少しだけホッとしたものの
本当に大変なのはこれからだ。
父は従業員が２人と言う小さな会社を経営していていた。
家庭の中でも超ワンマン親父だったのだけれど、それは会社でも一緒。
仕事の内容から資金の流れから、何から何まで自分一人で抱えている
ウルトラスペシャルワンマン社長だったらしい。
だから早速会社の方から「あれを捜して、これを捜して」と
沢山依頼が来ちゃってさ。
悲しむ間もなく遺品の整理。
それと平行して、役所への諸般の届出もする。
人が一人居なくなるって、色々やらなくちゃいけない事って多いんだね。
知らなかったよ。
いやぁ〜。
父の遺品を整理していて思ったね。私も身辺整理をしとこう・・・と。
あぁぁぁぁんなモノやら、こぉぉぉぉぉんなモノやら。
絶対に家族には見せたく無いブツを沢山所持しているアタクシ。
もし自分が同じような事になったら・・・と思うと冷や汗タラリ。
あぁ〜旧パソのＨＤＤも掃除しておかなくちゃ（爆）
何故？って聞かないで(^^ゞ
大方のモノは見つかったのだけど、どうしても見つからないのが
銀行の貸金庫の鍵。
銀行からは「早く見つけてくれ！」と矢の様な催促。
そんな事言ったって・・・。
でもさ。こう言う時は３人きょうだいで良かったなって思うよ。
お金の事も含めて、色々な事を３人で相談して決められるし
役割分担も出来るし。
子供達は今日から学校へ。
片付けを手伝うために大学を休んでくれたユータも
夜には寮に戻って行った。
少しずつ、我が家だけでもいつもの生活ペースに戻さなくちゃ。
今日のお弁当 鶏肉の照り焼き丼、メンチカツ（生活クラブ冷凍） 金時豆、新人参ともやしのサラダ、青海苔入り卵焼き 暫く買い物に行っていなかったから ありあわせの材料で･･･(^^ゞ でも浩的には「照り焼きはパン」と思うらしく 『これじゃご飯は食べられないよ！』だそうで。 わがまま！！
今日は末っ子１３歳の誕生日。
本当だったら盛大にお祝いするはずだったんだけれど・・・。
実は今日は私の父の告別式でした。
金曜日、眠ったまま逝ってしまった父。
突然の事に何をどうして良いやら右往左往。まぁ小慣れていても困るけど（苦笑）
暫くは後処理と実家や父の会社の整理に追われる生活かも。
母はすっかり憔悴しきっていて、とても何かできる状態では無いのです。
そんな訳で日記は書きたいけれど・・・いえ、書いてはいるんだけど
ＵＰするゆとりが心にも体にもまだありません。
調べ物やらデータ作ったりパソコンの前には座る時間は少し出来ました。
自分の励みの為にも日記は続けて行きますが
暫くは不定期更新の予定・・・デス(^^ゞ
今夜は通夜。
父の実家のある関西からも叔父伯母達がやって来ると言う。
父の姉である伯母が一番のショックを受けていた。
一昨日は電話口で泣き出すと暫くは話が出来なかった。
「何であの子が私より先やねん。おかーちゃんにもどない説明したらええねん。」
不思議と父の死を知った時から涙は出なかったけれど
流石にこの時は泣けた。
父の母。つまりは私の祖母は健在なのだ。
祖母は父の弟を２０年ほど前に癌で亡くし、そしてまた息子に先立たれてしまった。
これで二度目の逆縁の不幸だ。
先月も「声が聞きとうなって」と実家に電話が掛かって来たばかりだったそうだ。
跡取りのくせ家を出てしまった親不孝な息子なのに「長男」というだけで
とりわけ父を頼りにしていたと言う祖母。
どんなにショックを受けるかと思うと胸が痛かった。
午前中はユータの試合を観る為にムーミン屋敷のある公園へ。
雑務は妹がやってくれると言うので、代わりに子供達を連れて行った。
先週から始まった大学の春季リーグ。
アウェイであると言う事もあって、今回初めてベンチに入れてもらえたユータ。
やっぱり大学生の試合はスピードが違う。
こんな速い展開の試合じゃ、ユータみたいにドン臭い（笑）選手は
使って貰えないんじゃないだろうか？
でも、２点先取した前半終了１０分前。
なんとユータ出陣。大学リーグでびゅ〜！！＼(^o^)／！！
ポジションがＦＷで（普段はＭＦ）「あれ？」と思ったけれど
とにかく、出られた事に拍手！
そしたらね。
なんと、こぼれ玉拾ってここがユータらしい（笑）シュート！おぉ！大学初ゴール！！
実は父はユータの試合を観た事が一度も無い（苦笑）
あまり孫の行事や何やらに関心が無かったらしく、
敬老の日参観だって、運動会だって来た事が一度も無かった。
でも、昨年の夏のヒロのピアノの発表会にはヒョッコリやって来て
すごく驚いちゃったっけなぁ。
真実の所は母に「孫の頑張りを観に来ないでどうする！」と叱られて
渋々顔を出したらしいんだけど。
だから、ホントは今日の試合も父を誘おうと思っていたんだよね。
前以って言うと用事を入れちゃうから（笑）奇襲攻撃で
連れてきちゃおうかと思っていたのに。
これ、じーちゃんがプレゼントしてくれた１点だったのかもだな
とふと思う。
そして夜から通夜。
父の末の弟で、中学教師をしている叔父が
「明日が最初の授業だからどうしても休めない。かんにんなっ！」と
香典を置く為だけに６時間以上かけて、葬祭場まで来てトンボ帰りをして行った。
仕事には厳しい父だったから、きっとその気持ちは伝わったと思うよ。
数年ぶり、また何十年ぶりに会うんだろう？と思う従兄弟達との再会。
叔父伯母達との再会。
沢山の弔問客。
ユータやヒロは私の母方の従弟達に久しぶりに会って話が弾んでいる。
妹の子供達も大勢の人に囲まれて、大好きなウチの息子達と
１日中べったりくっついていられてテンションが異常に高くなっている。
慶事より弔事の方が親戚が集まるからなぁ。
弔問客の殆どが、仕事仲間かゴルフ仲間だったとらしいね。
父らしいよね。
葬祭場の職員の方も何人か「ゴルフを何度かご一緒させていただいた事が」だって。
笑った。
葬祭場を通じてお願いしたお坊さんも「実は私も・・・」って。
弔問に来てくれた友達も
「前の席も横の席も皆『今月ゴルフ行く予定だったのに』って話をしてたよ」
って言っていたっけ。
じーさん、いったい月に何回ゴルフに行ってたんだよ（苦笑）
兎に角滞りなく無事に通夜終了。母は疲労の色が濃いが
もう１日頑張って貰うしかない。
昨日、仕事で帰宅が遅くなり、更には夫が飲み会。
３人分の夕飯だったら（赤札）弁当でも買ってこようかなぁ〜と出掛けたスーパー。
ふと携帯を見るとメッセージが入っていた。
運転中に着信があったらしい。
母からだった。
「お父さんが死んじゃったみたいなの。早く来て・・・」
ちょっと待って。どういう意味？？・・・みたいって・・・？？
買ったものをレジ袋に詰めながら、色々考える。
こう言う時は思考が働かないよね。
どうも良く事態が飲み込めず、こんな状態で車の運転はまずいって
思って、駐車場を出て少しした所で路肩に止まった。
そしたら直ぐに妹の夫から電話。
「おねーちゃん、今何処にいるの？ねーちゃん捕まらなくてウチのも焦ってるよ」
義弟も事情は良くわからないけど、大変な事になっているらしい・・・と。
自分でも心臓はバクバクしているけれど、妙に冷静な自分がいるのがわかる。
でも、思考能力は超マイナス。
こう言うのを本当に「緊張してる」って言うんだろうか？
義弟には出先だからもう少ししたら実家に向う旨伝えて家に戻る。
自宅にも母や妹や義弟から何度も電話が入ったらしく
末っ子が「何があったの？」とただならぬ気配を感じている模様。
部屋で転寝していたヒロを起して事情を説明。
二人で留守番をしっかりしてね・・・と頼んで家を出た。
実家まで徒歩５分。
実家に着くと丁度救急車がサイレンを鳴らさずに家の前を出るところだった。
あぁ・・・父は乗っていないんだな。と直ぐにわかった。
既に警察の検死作業が行われていて、母と弟と妹が聴取を受けていた。
２月頃から急に仕事が忙しく、土日も事務所に詰める事が多かった父。
それでも、趣味のゴルフや遊びは減らす事が無く
きっと疲労がピークに達していたんだね。
母もそれは承知していて、朝、いつまでも起きて来ない父を
「疲れているんだな」と一度だけ様子を見て、そのまま夕方まで
声を掛けずに、自分は用事で出かけていたそうだ。
そしてあまりに起きて来ないので、また夕食だからと呼びに行って
ずっと同じ姿勢で居るので異変に気が付いたそうなのだ。
何の前触れも無く、突然の事だったので
誰も悲しんでいる時間もないゆとりも無いって言う感じ。
次から次へとやらなくてはならない事、考えなくてはならない事に
追われてしまう。検死医が帰ってから、直ぐに葬祭場に連絡。
一通りの事が終わったのは今日の明け方３時。
それから風呂に入って布団に潜り込んだもののウトウトする
ばかりで寝られなかった。
昨晩の内に主だった身内や父の会社関係、友人には連絡済み。
今日は終始、電話連絡と葬儀の打ち合わせ。
明日通夜。明後日告別式と日程を決める。
夫は月曜に会社を休む段取りの為出社。
ヒロとタケは妹の子供達の子守。
さて、ユータは。。。どうしよう。
明日、試合でこちらに来る事にはなっている。
１日早く呼ぶか？
でも折角「今回はベンチ入り出来た！」と喜んでいたと言うのに・・・
何の憂いも無く試合に臨ませてあげたい。（出られるかわからないけれど）
悩んでいた所「１年生の仕事が終わったから今夜帰る」と連絡が入った。
夜遅くに帰り着いたユータを駅で拾い、そのまま実家に。
「帰って来るなら制服持って来い、なんて急に言うから何かと思ったよ！」
と、祖父の死よりもそちらの方に驚いていた様子のユータ。
「まるで眠っているようだから、実感がわかない」そうだ。
ホントだね。それは私も同じだよ・・・。
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