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re-invention



 論文発表会2日目

論文発表会2日目。
昨日の夜までの話をなんとかまとめておきたいと思い,
そのまま岡山大には行かずに,駅前のスタバで1時間,
記憶を頼りに,パソコンでまとめる。

「21世紀型の数学教育学研究のパラダイム」の
シンポジウムに参加。
会場が狭く,パイプ椅子で聞く。
隣はなんと垣花先生。

子供の視座,社会的視座,数学者からという3つの視座から
数学教育の研究課題を語るパネリスト。
いろいろなテーマが転がっていることを知る。
また,本音がところどころ聞けたのも面白かった。
「研究の本当の課題を,研究者は言わないものだ」
「カリキュラムは3層構造。意図したカリキュラム・実施したカリキュラム・到達したカリキュラム」

久しぶりに大学のとき教えていただいたI先生にお会いする。
全然数学を勉強していなかった大学時代を思い出す。

土屋先生と岡山駅近くで昼食。
お土産を買って静岡へ。
帰りの新幹線で発表の要約を作成し,しばし睡眠。
のぞみに乗って,岡山から約3時間以内で静岡へ。

のどが痛いのが気になるところ。

2003年11月21日(金) いい天気


2004年11月21日(日)



 論文発表会1日目

論文発表会初日

全国から,名だたる方が集まる。
飯島先生にお会いして,この会で何を見ればいいのかを教わる。
大事なことは主張がはっきりしていること。
なるほど。クリヤーな思考を積み重ねている方が多い。

いよいよ自分の発表。
結構な人数が集まる。持って行った資料がちょうどなくなる。
発表は20分をチョッとオーバー。
佐伯先生からの質問。
「遊びの中から,数学化していく,そのターニングポイントは?
教師のどんなフォローがそれを可能にしたのか?」
「2変数をどうやって決めていったのか?」

せっかくのありがたい質問に対して,うまく答えられなかった。
このあたりは,以前のT^3の発表資料で書いていたのに。
生徒に訊くこと,たずねることだと思っている。
「何が面白いと思って操作している?」
「どの変化に注目してる?」
「どの変化に対しての変化ととらえるのがいいと思う?」
質問と対話の中で,生徒自身が自分の課題を明確にしていく。
学びをともに作り上げる瞬間がおもしろい。
それができると,
生徒は自分の問い(テーマ)という気持ちになれる。

こういうことをスパっといえるようになりたい。

「普通の子でもここまでできたんですよ」
というようものが見えるようにできたら,
もっと価値があると言われた。
うまく表現できなかったが,数学が苦手な生徒も,
自分なりの追求ができて,
生き生きと発表していたのは事実。

いくつかの発表を聞く。
クリヤーな整理された発言が多い。
あいまいな言葉のやり取りがあると,
すかさず切り返す座長の先生。
自分の未熟さ,あいまいさが目に付く。

夜の会でも,岡本先生からたくさんの話を伺う。
本質的とは,方向性があること。
コンピュータと医学が,人間の尊厳を奪うと自分は思っている。
テクノロジーを活用することで,
どんなことを目指していますか?行き着く先は何ですか?
最後は授業論ではなく,学力論。
どういう力をつけたいのか,それを明確にしなければいけない。
結果としてこんな成果がありましたではダメだ。


川上先生からも,瀬戸内のおいしい魚と共に,話を聞ける。
日本の数学教育のあり方を考える人材を育てる大学がなければ。
静岡には岡本先生がいる,そのことに感謝しなければ。
授業がテクノロジーに振り回されていないのがいい。
生徒の必要感から使っている。
授業は50分で収めなければダメ。
そこで収まらないようでは,どこかに無理がくる。
もしかすると,テクロジーを使わなければ,収まるのかもしれない。
テクノロジー活用の位置づけしっかりしたい。
Math-ModelからMath-Resultへ移行する場面での
テクノロジー活用の有効性を開発してほしい。

いつも自分に方向性を与えてくれる方。
来年は静岡で授業をして下さるような思いがけない話に。
いろいろと障害はあるが,是非とも実現したい。

気がつくと,東京理科大の清水克彦先生の集団も合流,
貸しきり状態。
ここでも,
「作図ツールは,定義域を変えたときに値域が変化する関数だ」
論破する話がでて,
数学的に様々なことを思考されている方がいるものだと感じる。

岡山に来てよかった。

2003年11月20日(木) 研究発表会


2004年11月20日(土)



 京都教育大附属京都中の発表

新幹線の中で,明日のプレゼン用パワーポイントを作成。
以前作ったものの練り直し。

まもなく修学旅行以来の京都へ。
京都駅でネットにつなげようとするが,
ドライバーを削除していたことに気づく。
昨日の日記のUPは宿についてからに。

地下鉄で鞍馬口下車,京都教育大附属京都中学。
歴史のある学校。
奈良女子大附属は,中高一貫の中等教育学校を目指していたが,
京都教育大附属は,小中一貫の4−3−2制。
キャリア教育をメインにというのも,なかなかすごい。
アントレプレナーの先駆者のuenishiさんがいたからこそか。
時流の流れを読んで動くことは,何をするにも大事なこと。

参観した数学の授業は,
坂本先生の「はと目返し」を本格的に扱う授業。
教師の表情がいい。出てくる話もいい。
こういう勢いが何より大事だと思う。
はと目返しは,教員になったばかりのころと,
選択授業を開発していたころに授業で扱ったことがある。
条件を整えないと,数学化しにくい。
でも,その世界が見えてくると,ほんとうにおもしろい題材。
最後は数少ない法則に帰結される美しさも味わえる。
自分は以前,操作し考えたことがあるから,
そのときの知識と経験で授業についていけるが,
体験したことのない参観された先生方のほとんどは,
何がなんだか分からないだろうなと思う。
図形的センスがよほどないと,
図形をひっくり返されると,本当に見えなくなる。
以前自分が実践したときには,はと目返しの金具にこだわっていた。
それがなければ,生徒は図形を正しく裏返せないと思っていた。
今回の坂本先生の授業を見て,その金具があることのマイナスを知った。
金具があると手軽に裏返せるが,全体を動かさなければならない。
だから,図形の位置関係が把握しにくくなる。
図形の性質に注目し難くくしていたのだ。
全ての辺の長さを変え,違う色を塗っておく工夫に脱帽。

人の実践を見ていると,何が大事なのかが見えてくる。

テクノロジーや道具は,
その道具に慣れていないと道具ばかり目に行ってしまう。
初めてナイフとフォークで食事をしたときには,
食事の味よりもナイフとフォークが気になってしまうようなもの。
自分も,テクノロジーを多用した授業をしているが,
初めて見る先生方はそちらばかりに目が行ってしまって,
授業そのものを見てくれないことが多い。
気をつけて使わなければと思う。

岡山への新幹線の中も,ホテルでも,
明日のプレゼンに手を入れる。
暖かい夜。

2003年11月19日(水) なんだろうなあ・・・


2004年11月19日(金)
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