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re-invention



 弟の来日

疲れがピークにで仕事にならない。
20年来通っている,カイロプラクティック治療院へ。
できれば来週早々にも再来院すべきと言われる。

テスト問題を考え始める。
今回の授業で,今までにない変わった問題を思いつく。
どのぐらいの生徒ができるのか楽しみだ。

アメリカに転勤した弟が来日。
御殿場の研究所と愛知の本社へ行く間に,静岡へ立ち寄る。
アメリカでのことを,いくつか聞く。
日本人は100点取っても子供を褒めないが,
アメリカ人は,20点でも,20点分しっかり子供を褒める。
そういう習慣に慣れているから,
仕事では98点でも本当は支障があるが,簡単には叱れない。
ダメだった2点を指摘する前に,98点分をきちんと褒めてから,
ここを改善すれば完璧だと言わなければならない。

日本も,だんだんそうなっていくのかな?とも思う。
それにして,アメリカに残された家族は,
今頃寂しい思いでいることだろうと思う。

最近の授業の話をいくつかする。
グラフで近似することを話すと,エンジンのチユーニングで,
同じようなことをしているのだそうだ。
あまりに考えることが多くて,そう簡単ではないらしいが。

選択数学で,生徒が追求しているものをGCで描いてみる。

GC/JAVAのファイル
↑クリックして!

軌跡をとると
本当に面白い。

VoyageのCabriでは,
正多角形を描く方法が
中心を指定してからに
なるので,
このようなものは
かなり面倒。




正5角形となると,
さらに難しい。
GCはありがたい。

何年か前に
奈良女子大附属の
吉田先生の授業で,
こんなものをやっていたように思う。


さて,どうして楕円になるのか。
ちょっと考えてみようと思う。


2004年11月06日(土)



 多くの方の支えで

なかなか疲れが取れないのが気になる金曜日。
欠席3人。

授業は,ボールの落下。
この日の朝,金沢高専の三尾さん届いたばかりの改良プログラムは,
なんとバージョン7。
切り取りをやり直せるのはとてもありがたい。
説明20分,実験20分という感じで収まってきた。
とはいえ今日もデータをVoyageに転送する際,エラーがかなり出る。
原因は,おそらく距離センサーCBRの電池切れと,
転送中にケーブルを動かしてしまうこと。
ちょっとしたことでエラーが起きることを確認する。
機器を机においてデータを転送すると,ほとんどエラーは生じない。

授業後,
「先生,今日の授業は特に面白かった。」の声。
Voyage使いの達人になった生徒からは,
「やっと数学らしくなりましたね。」
使える数学になってきたことに,生徒も満足。

進んでいるわがクラスでは,班ごとの実験の発表。


黒板を斜め上に転がるボールの軌跡
対応表も書いて,
違いのなさを示す。







バウンドするボールの軌跡を追ったグループ。
頂点前は  Y=-0.2X^2,
頂点後では Y=-0.22X^2と
若干違いがあったとのこと。
「頂点を取る際の誤差ではないか」
と発表していたが,それは空気抵抗がなせる業かもしれないと思った。
ホームランボールの軌跡も,実はきれいな放物線ではない。
曲線をよく読んでいる生徒たちに関心。

転がるガムテープのグループの動機が,
「加速するもので2乗に比例するのなら,
減速するものでも2乗に比例するのではないか」
というものだった。
こういう柔軟な発想を,もっともっと引き出す授業をしたい。
それはテストには出題されないことだけど,
きっと生徒がこれから生きていく中で,使える力になるはず。


さらに驚いたのは,
下敷きカーブ。
この状態から,一致する二次曲線はなかったと発表する。
確かによく見ると,原点付近では一致するが,
原点から離れるにつれて,数式のカーブはデータの外側に。
比例定数をもう少し大きくすると,
原点付近のカーブに合わないことまで確認していた。
素直に事象を分析できる眼を持っている生徒たち。
大人のほうが,先入観があってダメなのかもしれない。
秋田大の後藤先生や,石川高専の沢田先生からいただいた
これらの事象に関するメールを紹介して終わる。
なんだかとてもアカデミックな気分。




2004年11月05日(金)



 感動と不思議さは学びの原動力

生徒たちは朝8:00から理科の授業。
何でも,太陽の動きを透明半球を使って観測するとのこと。
今日一日,何度も理科室を往復することに。

授業は,ボール落下実験のまとめ。
測定間隔を0.02にしての教師実験。Y=5X^2ぐらいになる。



わずか30cmボールを落下させたデータから,





9m落下させたときのことを
予測できるすごさを,
グラフで表示。



このクラスも,時間があるので,次の時間の班実験を考えさせる。

もう一クラスは,とても遅れている。
身近にある放物線の近似の一時間目。
Voyage操作に慣れているクラスの感覚で進めてしまい
ちょっと失敗。個々のフォローに走る。
特に,点の定義の操作は,慣れればなんでもないが,
そうでないと混乱するばかり。
カレントフォルダーの指定も,同じく。
Voyageを生徒に操作させる授業では,
クラスにより時間差が生じるため,
そのつど設定を変えていかなければならない。
そこを生徒にやらせると,覚える場合もあるし,
混乱する場合もある。
20台全部の設定を,休み時間で教師が変えるのも無理がある。
このあたりの難しさも記録しておくべきだと思った。

午後は進路学習会。ハローワークと,高等学校22校を招いて。
それぞれのブースで,真剣に話をされる高校の先生方。
営業をしなければいけない時代であることをひしひしと感じる。
振り返って,自分はどうなのか。
中学校は,どこまで営業努力をしているのか。

夜の職員室で,デジカメ片手にM先生とまたまた実験。
水を入れたピンポンと,普通のピンポンの落下。
どうしても,水を入れた方が早く落ちる。
軽すぎると,浮力(?)が働くのか??
ガリレオさん,教えてください!
理科の校長先生も巻き込んで,でも謎は深まるばかり。
ゴルフボールと普通のピンポンでは,
ピンポンの方が早いというのもちょっと不思議。


これまでの生徒の発見に関して,
メールを通して全国の先生方から教えていただく。
ガムテープの話は,どうやら二次関数らしい。
しかし下敷きのカーブはかなり難しい問題のよう。
構造力学とかの話になる模様で,「座屈」「オイラー座屈」
なるものが,キーワードらしい。
こんなページも見つける。
こんなところにもオイラーが登場というのも驚き。

小牧の玉置先生の日記で,この日記を紹介いただく。
これもうれしい話。


2004年11月04日(木)
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