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re-invention
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もの(事象)を見る眼が変わる
午前中は部活動。
このところ,平日は全く顔を出していないが,
キャプテンがよくリードしているのがわかる。
先週末の合同練習での内容も,きちんと取り入れ工夫がある。
全員そろっていないのは気になるところ。
コーチが来たところで指導をお願いし,職員室で仕事。
明日の進路学習会のための資料や掲示をつくり,
さらに進路指導関係の文書を作成する。
進路関係の仕事は,まだまだ山盛り。
先を見通して進めなければ。
午後は,距離センサーCBRを使っての実験を繰り返す。
ボール落下の実験で,頂点がずれるのが気になっていた。
グラフから近似した式の比例定数が4.3〜6.3では誤差が大きい。
測定間隔がまだ大きいことが原因だろうから,
0.05秒から0.02秒に変更して,ずいぶん良くなる。
s-mathにも10/29の研究授業について,詳細なメールが流れる。
自分から発信することで,関連した情報メールや,
励ましのメールも届き,その返事を書く。
それにより,自分が目指しているものや,
育てたい生徒の姿がクリヤーになってくる。
テクノロジーを生徒が事象を探求する道具として使い,
発見する喜びや,数学的に追求する楽しさのある体験を重ねると,
もの(事象)を見る眼が違ってくる。
身近なところこそ,MLのような情報媒体が必要だと改めて思う。
日記のカウントも,この日は160を超える。
2004年11月03日(水)
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「遊び心」は数学の原点!?
進路関係の仕事を早朝から。
朝の全校集会で,ちょっとした波紋。
相変わらず欠席が多いわがクラス。ウム。
授業は,
10/29研究授業
と同じボール落下。
実験の測定で失敗しやすいところを,フォローするが,
45分の短縮授業では,数式を求めるところでタイムアップ。
それにしても,あっという間に時間が過ぎる。
さらに,研究授業の次の授業。
生徒の素朴な問を,自由に実験をさせてみるもの。
さあ,どんなことをやりだすのか。
ボールのバウンドをデジカメで撮影し,それをプロジェクターでグラフ黒板に投影し軌跡を数式化しようとしている。頂点が格子点からずれているので,グラフを平行移動して描き直している。本人は気がついていないが,こんなことを当然のようにやってしまうところが実はすごい。
このグループは斜めにしたグラフ黒板に,濡らした軟式野球ボールを斜め上に転がし,その軌跡を数式化しようとしているもの。いろいりな放物線が簡単に見えるところが面白い。
見た目以上に3つの放物線の比例定数の差が少ないのに驚く生徒たち。
サッカーボールとピンポンは,どちらが早く落ちるのかを距離センサーCBRで測定してみたり,デジカメで撮影したり。ゴルフボールとも比較して,楽しんでいた。何回かの実験の結果,ゴルフボールとピンポンでは,ピンポンの方が早く落ちることを発見する。ゴルフボールのディンプルが影響しているのか?
こうなると,数学ではなくなってくるけれど面白い話。
「ピンポンに水を入れたものと比較したらいいんじゃない?」
という意見も出る。
この後,空き時間に職員室でさっそく実験するM先生。
今度は水を入れた重いピンポンの方が落ちるのが早い!
いったいどうしてなのか?
それを見ていた教頭先生(音楽)は,
「当然そうなるはずでしょ」と笑うが,納得できないM先生。
生徒だけでなく教師だって思わず科学したくなる話だ。
廊下で遊んでいると思ったら,ガムテープを転がして,その距離と時間の関係を距離センサーで測定しているとのこと。
だんだんゆっくりになって止まるから,これも2乗に比例する関数になるのではないかと思ったという,予想を立てた上での実験。
そう言われてみればそうかもしれない。
実際に測定し,動きが止まるあたりを頂点に見立ててグラフで近似すると,なんと2乗に比例する関数でほとんど近似されてしまった!!
こういう面白いことに,どうして気がついてしまうのか。
生徒の豊かな発想(遊び心)には脱帽するしかない。
研究授業でも出された,
「ボールの高さとバウンドの高さの関係」は,
測定が今ひとつ上手くいかなかった模様。
床の固さがバウンドする場所によってかなり違うようで,
簡単には数値化できなかったとのこと。
こうなると,統計的な手法も導入しないといけない。
いろいろな数学が,必然性や遊び心から生まれていることが見える。
でもそろそろこの単元を終わらなければ。
続いて選択授業。
新たな発見もいくつかあり,
自分でも数学したくなる。
交点の軌跡は,楕円なのか・・・
どうしてそうなるのだろうか?
放課後は進路関係の学年部会。
他の先生に説明しながら,今後の自分の仕事の多さに唖然。
数楽しているばかりではいけないのが,今の中学校教員の定め。
こちらも大事な仕事に変わりない。
2004年11月02日(火)
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曲がる下敷きも放物線?
学年委員会を招集してあるので,早めの登校。
急遽行う学年集会の打ち合わせ。
授業は,身近にある放物線の第2時。
意識をしているクラスでは,放物線らしきものとして,
帽子のツバ,傘,縄跳びの縄,便器(!)など,
子供らしい意見が出る。
カーブミラーの厚みなんてのも出て,面白い。
本当はどうなのだろうか?
さっそく校内にあるカーブミラーをデジカメで撮影する。
さすがにカーブの曲がりが緩やかで,よくわからない。
なんとなくそんな気もしてくる。
生徒の感想にも,放物線になっているとしたら,その理由があるはずで,それを知りたいというものがあった。
いい発想で,思わず笑顔。
そのうちに,
曲げた下敷きは
放物線ではないかと言い出す生徒が出る。
本当だろうか?
方眼紙に写して,
座標をとって,
Voyage200の
Datamatrixに入力
Y=Editorで
数式を入力し,
近似していく手法。
これもいい感じ。
こちらのわくわく感が生徒にも伝播し,
必死にその数式を求め始める。
いくつかの場合を試したが,放物線にかなり近い。
瀬戸大橋等の橋が放物線である訳が,
構造上の理由だとしたら,
同じような理由で,
放物線になるのかもしれない。
ラストは,教室でのボール投げをデジタルカメラで撮影し,方眼黒板上にプロジェクターで投影。
コマ送りしながら,チョークで跡をトレース。
スローモーションにしたり,逆送りしたり・・・
いつも見ているはずの何でもないものが,
数学的にとらえられる美しさをともに体感。
6時間目は学年集会。
久々に学年全員の前で話をする。
2004年11月01日(月)
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