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re-invention



 ハーバードリーム

遅くに寝ても,早く起きてしまうのは歳のせいか。
頭がボーっとした中で,母を駅へ送る。

メールをいくつか出し,昨日録画しておいた
「世界で一番受けたい授業」のビデオを見る。
でんじろう氏の静電気のシャボン玉は,文句なくすごい。
理科の教師でなくても,一度はやってみたいもの。

午後,息子二人を連れて,電車で清水のハーバードリームへ。
自校の生徒達がイベントに太鼓で出演。
応援に詰め掛ける生徒にもたくさん出会う。


こういう時にも,気持ちのいい対応ができるのはうれしい限り。

特設ステージでは,学校のグランドで感じた
地鳴りのような迫力はないが,
息子たちも,太鼓の迫力に感動。
大きな拍手を送る。
活躍の場が外部にあるのは,生徒にとってうれしいもの。
開発していけばまだまだあるのかもしれない。

仕事は進まず,明日朝に持ち越し就寝。


2004年10月31日(日)



 学ぶことは楽しい

午前中は練習試合。
新人戦で自分たちが僅差で負けたチームに,
同じく僅差で負けた中学校へ。

顧問の先生は,ちょっと強面。
昔はレスリングの日本代表だったという話を聞いたことがある方。
生徒だけでなく,自分にも緊張が走る数時間。
とはいえ初心者の自分に対し,
チームの練習内容を,きちんと公開してくださり,
要点をとらえた注意も分かりやすい。
思わずメモを取り始めると,終了時にはA4の紙がびっしりに。
・準備運動から始まっている。待っている間から体を動かし,人より早くUPすること。自分が怪我しやすいところを重点的に。
・ひねる筋肉を意識する。絞りも胸を開いて終わるのではなく,開いた手首をもう一度内側へ返すといい。
・何のための運動なのか理解しよう。考えずにやっても,意味がない。大きく2つのことを意識できるといい。
・いい顔でやろう。どうせ練習するのだから。上手くなる練習にしよう。
独特の緊張感はあるが,決してビシビシしごくのではなく,
メニュー自体は一見楽しそうなものばかり。(実はきつい。)
褒めるところはとことん褒める。
生徒相手に組んで見本を示すときでも,礼に始まって礼に終わる。
感謝を忘れずにという最後の話も,生徒の心に染み入るもの。
「是非,またおいでよ」のお言葉もありがたい限り。

午後は,メールを送信し昨日のまとめを少し。
夕方から,10年以上前の教え子が食事に来る。
楽しいひと時が深夜まで続く。
ともすると,人生の先輩として,話をしてしまいたくなるが,
こういう中から,もっと自分が学ばなければいけないと思う。




2004年10月30日(土)



 市教研 秋の授業研究会

市教研当日。イベントが続く日々も悪くない。

朝から静大4年生のIさんが授業を見に来てくれる。
研究授業の前段に当たる授業。
写真から2乗に比例する関数の関係を読み取るもの
この授業は,磯田先生,飯島先生他による
メディアを活用する数学科課題学習」(明治図書)の中の,
写真を方眼紙に写し取るというアイディアと,
Voyageによるグラフでの近似を組みあわせたもの。
分かってくると抜群に面白い授業になる。
二時間続きの授業にしたことで,
「次までに,自分で写真を持っておいで」という話もでき,
次も楽しみ。

市教研のため,短縮3時間で下校。
そこから,弁当を食べても2時間も生徒を待たせる。
自分が用意したご褒美をうれしそうに食べる,
こんな純粋さが,彼らの魅力。
元気な生徒たちは,グランドを独占して遊ぶ。

授業は,
いつも以上にハイテンション。
「9mの高さからボールを落とすと,
何秒後に地面に着くか?」
教室での実験を元に予想を立て
検証する内容。



金沢高専の三尾さんに特別作っていただいたプログラム操作
十分に伝えきれなかったため,
実験を何度も失敗し,予想以上に時間がかかる。















マニュアルは,もう一息,
ビジュアルに操作が分かるものにする必要性がある。
それでもめげずに追求する生徒たち。
測定値から,数式は近似できるものの,
二次方程式を解く段階で,意外につまずく。
「9=6x^2」なんて計算は簡単にやるのだろうけれど,
緊張感からか,それとも,物事を追求するわくわく感,
自分が明らかにしたいという気持ちからか。
黒板を囲んで数人でやり取りをし
それでも間違えたりして・・・
一生懸命数楽する生徒の様子を
見るのは面白い。
時間がかかってしまったので,
取り上げられなかったが,
対応表で求めようとした生徒もいて,
これも次は生かしたい。


確かめ実験の
デジカメ撮影は,逆光かつピントがいまいちというハプニングで,やり直す。
(M先生,すみませんでした。)


結果として,比例定数は4.3〜6.2と幅があるものの,
答えの時間(秒)にしてみると1.4秒前後と大差はなく,
生徒たちもそこそこ満足げ。
それでもその違いはなぜかにこだわりがあったので,
頂点の取り方にあることを簡単に説明し終了する。
約90分の授業。がんばった生徒たちに感謝感謝。

事後研では,塩澤先生が自分の言いたいところを,
的確に質問してくださる。
特別ゲストゆーらっぷの原さんにも発言していただいた。
元静大の岡本先生からもお褒めの言葉をいただけ,うれしい限り。
教師は,結果を知っていることを子供にやらせていることが多い。しかし,先生の実践は違う。生徒の問題発見が多い。その結果(答え)も先生が分かるとは限らない。未知なる問題を発見し,究明していくところに,数学としての本物の営みがあるのではないか。決まりきった点に向かうのではなく,開かれた学びになっている。そこに潜む数学的な何かを追うスタイルの数学は,教師と生徒が一体化する。教師は決して生徒の上位ではない。しかし,生徒の学びを価値付けたり,追求の方向を示唆することはできるはず。数学教育を変えていく切り口のひとつを示していると思う。
全部をしっかりとは記録し切れなかったが,
飯島先生のゼミ生がビデオを撮ってくれっていたので
そちらでもう一度確認したい。
多くの発言しなかった先生方にはどう映ったのだろうか?

夜の会も,静岡市の若手ホープたちと話しができた。
テクノロジー数楽研を,人の心を動かす会にしていきたい。


2004年10月29日(金)
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