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 日本科学教育学会3日目

日本科学教育学会3日目。

いよいよ最終日。
午前中は,信州大の宮崎先生が座長を務める教室へ。
数学・理科・技術を学び手の側から,という視点だったり,
また,図形の証明に関しての発表も2つ聞き,
いろいろなことを考えて研究されているのだということを感じる。
こうやって人の研究発表を聞くと,自分のやっていることや,
やりたいことの位置付けが見えてくる。
こういう場を紹介してくださった両角先生に改めて感謝。

宮崎先生には,どこかでお会いした方か忘れていた。
終了後「武藤先生ですよね」
「昨年の冬の小牧中でのGC活用研究会で,・・・」
と宮崎先生の方から声を掛けていただいた。
似顔絵入りの名刺は,印象に残るようだ。
昼はそのまま,宮崎先生とご一緒させていただき,
自分のやっていることを紹介できた。

午後は,佐伯先生・横浜国大の池田先生が座長をされている,
モデリングに関する発表のある教室へ。
振り子の実験も,使えそうだと感じる。


帰りの新幹線の中では,ひたすら明日の授業検討原稿の手直し。
帰宅後,学校へ登校し,機器類を運び出す。
CBRやVoyageのグラフに関わる部分を再確認する。
まだまだわかっていないことが多く,これで明日できるのか
かなり心配になる。
とにかく皆さんに体験してもらえばいいと腹を決める。


2004年08月08日(日)



 日本科学教育学会2日目

日本科学教育学会2日目。

飯島先生の発表の前に,
予定を変更して,「学教育再構築に向けての提言」を聞く。
今の指導要領では,
小学校の算数1年生および3年生の加減の扱いで,
14−6はいいが,14−2は扱えないという話を聞いた。
1位数の加法とその逆の減法のみというのも,
わかりやすいが,学習者のことを考えていない規準だ。
(本当にその通りにやっているのか?とも思うが。)
分数も実は6年生で完結していないと言う話を聞いた。
「分数の除法の分数の乗法への帰着」がなくなったということ。
本当なのだろうか?小学校の教科書で確認したい。
いずれにしても,数学の授業時数を増やすための
根拠を見出そうという感じだった。


飯島先生の発表は,自分にはわかりやすい。
テクノロジーがなぜ使われないかという背景を
外的要因と,内的要因に分けて分析し,だからどうするかを示す。
教科書のような標準的なものに準拠して・・・という
最近の仕事の意味を説明されていた。
これだけ可能性がありながら,
なかなか広がっていかないテクノロジー活用。
どこかで,流れが変わると自分も信じている。

発表後,討論の時間がしっかりあった。
それなら最初からこの教室にいるべきだったと反省。

ITを開発する側と使う側のギャップを埋めなくてはダメだという意見や,コンテンツを作っても論文にはならない・・・気づきがあればいいが。お金がつかないという話も。

夕方からのシンポジウムまで時間があり,
用意された休憩室で,9日の授業案検討会での資料を作成。
いろいろな刺激を受けて,授業化できそうな感じに。

関数のよさは,事象を数式としてとらえられること。
これにより,その後の変化の予測ができること。
しかし,誤差があるゆえにデータを数式化するのは難しい。
だから,中学校の関数の学習では,実際の事象をほとんど扱わず,
理想化された世界の話の中から出ない。
例えば,物体の落下を実際に扱うことはまずない。
物体を落下させれば,y=4.9t^2となることは知られているが,
本当にそうなることを実感した経験のある人は,ほとんどいない。
理系の大学を出ている方でもそうではないか。
落下運動がy=4.9t^2というシンプルな数式で
表せることだけでも,本来は感動ものである。
そういった体験が,
事象を関数的にとらえること(数学を学ぶこと)は
役に立つのだということにもつながる。

この実験(感動体験)を阻んでいる障壁を,
「テクノロジーの活用」と「グラフによる近似」
という二つの手法で乗り越えたい。
まずは,頂点の座標を0にすればいいのだ。
(Voyageに変換するプログラムがあるといいなあ・・・)
誤差が出てもグラフなら近似できる。
これは中学生でも十分納得できる内容かと思う。
事象の変化を,大づかみに捕らえることにグラフのよさがある。
グラフでとらえるよさを,
これまでの学習では十分扱っていなかったとも言えるのではないか。


シンポジウムは,思ったよりも討論がなされず,
それぞれの分野の方が,それぞれ今の自分の仕事を主張。
言葉は難しいが,やろうとしていることのアイディアは,
自分が考えていることと,あまり変わらないことを知る。


2004年08月07日(土)



 日本科学教育学会1日目

日本科学教育学会1日目。
昨年,白熱した議論が交わされた刺激的な会だと
両角先生に教えていただき,期待して参加。

理科教育の方々と,話をする機会は確かになく,
おもしろい会だと感じた。

まずは,金沢高専の佐伯先生の発表のある教室。
当然なのだろうが,中学校の教員が発表するようなところではなく,
研究者の集まりといった感じだった。
検証の妥当性についての質問が多かった。
このあたりは,自分のような教員では無理だなあと思う。
いつもは必ずする質問も,今日はゼロ。

午後は,やはり佐伯先生のワークショップへ。
秋の授業件についての大きなアイディアをいただく。
本当にラッキー。
思いがけないところで,静岡附属の坂本さんに出会う。
飯島先生にも。

モバイルノートをお持ちの方が多い。シャープ・松下が多いかな?

さらに夜は「若手の会」なる会へ参加。
論文の査読をとうしたら通せるのかのレクチャーを
査読委員の方から受ける。
若き研究者の集まりで,和気藹々なのだが,自分とは違って,
業績が,即,自分の人生を切り拓いていく世界に生きる方々。
さすがに真剣。

論理的整合性があるかや,
研究の位置付け(先行研究を踏まえること)など,
どちらも自分には難しい話。

佐伯先生からも,勇気付けられる話をうかがう。

ホテル着は21:00。明日も楽しみだ。


2004年08月06日(金)
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