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re-invention



 考える力を育てるには

授業はパズルから因数分解へ。
うずうずして,
自分の考えた意見を言いだしたくなる生徒のいるクラスでは,
その生徒たちを指名して,授業はなかなか盛り上がる。
「何人かの生徒は自分で考え出すが,他の生徒は考えを聞くだけ」
というパターンを脱して,
多くの生徒が考えを出す展開にしたいと思うが,実際はどうだろうか。
何人かの生徒が発表すれば授業は盛り上がるが,
それで,考える力を育てていると言えるのか?
M先生からは,授業者の意図と生徒の思いとのズレを指摘される。

放課後,転入生と保護者が来校。
最初ははにかんで目をあわせられなかったが,
最後は握手して別れることができた。

「これは難しい」とM先生から私立高校の入試問題を渡される。
法則を見つけて20分ほどでなんとか解くが,
もっと簡単な解法のパターンがあるのだろうか?
解ける生徒は,ごく一握りだろう。
でも,こんな問題を自力で解けるのなら,
「考える力がある生徒」と言えるのだろうか。

帰宅すると,
一昨年から約1年関わった数学関係の本の見本が届く。
全体的には,いい雰囲気の出来上がり。
自分の関係した部分は,かなり手を入れられていたが,
アイディアの香りは残っていた感じ。
以前この仕事に携わったときは,跡形もない感じだったから,
よしとすべきか。
「わかりやすく書く」ということが今の自分の課題のようだ。


2004年05月07日(金)



 選択説明会

転入生があるとのことで,急いで机と椅子を用意する。
天板がいい机がなく困っていると,用務員さんが快く交換してくれる。
ドリルを持つ手も慣れたもの。ありがたい。

久しぶりの授業。
思ったよりも,勉強してきている生徒たち。
授業開始時の2分で20問の展開計算も,まずまず。
長方形のパズルで楽しむ。
進んでいるクラスのパズルから因数分解へのつながりで,
M先生から「パズルはパズルになっている」と指摘を受ける。
また「aX^2+bX+cのcに着目させるなら,
cを一定にして,bを変化させる問題を出す方がいい」
自分はcを変化させる問題を順に出題していた。
なるほど。さっそく明日試してみようと思う。

選択の説明会。
「数学選択は,問題が解けてもまた新たな問題が出てきて,
それを解くと,また新たな問題が生まれるのが面白かった。」
という昨年の生徒の感想を紹介し,
今年は本格的にVoyage200を使った図形の研究をすることを説明。
どんな生徒が集まるのか楽しみ。

放課後,修学旅行実行委員会。
今後の日程を確認し,仕事を分担する。

修学旅行の当日の日程や名簿を再確認。
進路関係の仕事が滞っていて,気になるところ。


2004年05月06日(木)



 自分で見つけること

連休最終日。
ブレイカーが落ちると,ネットにつながらなくなる。
あれやこれやいじって,再起動を繰り返し復旧。
結局何が原因だったのかは不明。
今度はバックアップ用のHDにつながらなくなる。
さて,どうしたものか。

道徳のMLに星野富弘さんの「命よりも大事なもの」
を使った授業展開が紹介される。
ネットで調べてみると,こんなサイトを見つける。

星野富弘氏の詩のひとつに
いのちが一番大切だと思っていたころ、
生きるのが苦しかった。
いのちより大切なものがあると知った日、
生きているのが嬉しかった

という作品がある。
 この詩をめぐって、星野氏に多くの質問が届く。
「命より大切なものとは何ですか」
この質問に対して星野氏は明確に答えず、
「さあ何でしょう。・・・あなたが自分で探して下さい。
本気で探し続ければ必ず見つかります。
私でも見つけられたのですから」
と答える。
その理由は、人に「それ」を教え、
その時は納得したつもりになっても、実はわかっていない。
特に真理に関する事柄は、自分で発見しないと
心の奥深くに残らないという信念からである。


学校も,一人一人の生徒にとって,
何かを発見する場でありたい。
ささやかでもいい。発見のある授業を心がけたいと思う。



2004年05月05日(水)
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