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re-invention



 母校のPTA総会で

朝,実行委員会。保護者会のリハーサル。
生徒はよくやっているが,会を自分がリードしている。
もっと生徒の力を信じて,委ねていかないと。

欠席1名・・・ウム。

長方形のパズルの授業。
時間が短かったけれど,楽しんでいた。
「なぜ?」「どうしたら?」といった方向に
どれだけの生徒の気持ちが動いたのか,
さあ次回が楽しみだ。
20問を2分のクラスでは,その意味を語る。
緊張感に負けない強さを身に付けてほしい。
気持ちが伝わると,生徒はさらに燃える。

今年の選択教科の基本が定まる。
M先生にずいぶん助けてもらった。

学年部会は,内容盛りだくさん。
いかに自分が先を見通していないのかが見えた。
仕事の力点を,変えなければいけない。
また,一枚岩に思えたこの学年も,
そうではない部分もあることを知る。
人と人が組み合わさっているのだから当然か。

夜,娘の中学のPTA総会へ。
これまで関わってきた先生方も多い。
久しぶりに歌う母校の校歌。
中学時代の思いが詰まっているので,
なんとも懐かしく,涙が出そうになる。
自分はいい中学時代を送らせていただいたのだと
改めて思う。
総会の後は,今年赴任された長田校長の講演。
以前,市の道徳部でお世話になった方,
わずか20名足らずの小さな会でも,気を抜かず,
時流を捉えた何かしらの話題を準備し,提供してくださった方。
今回もいい話を聞かせていただいた。
願いを持って,子供たちと関わり続けている方の言葉は
聴く者の心を動かす。

どの子も認められたいという願いを持っている。
それが反発につながることもある。
こどもはみんな,いいことをやる。光る瞬間がある。
そのとき,認めてやれるかどうか,
認めてやれると子供はさらに光る。
中学生になって,親と少し距離ができる。
でも,離れるだけに小学校のとき以上に
そういった愛情の眼で見ることが必要なのかもしれない。
昔は,生きることがいかに大変かということを,
親の背中を見て,なんとなく感じ取れた。
でも,今は違う。
それを意図的に見せる工夫をしなければいけない時代だ。


帰りがけに,お母さんたちが
「いい話だったね,みんなに聞かせたかった」
と話しているのを聞く。
こんな話ができるような,生き方をしなければと改めて思う。






2004年04月28日(水)



 意志の力

朝,百マス計算で有名な陰山校長のビデオを半分見る。
できるようになろうとすること,
本気になること,気持ちを強く持つこと,
こういう気持ちの揺さぶりがあって,
初めて百マス計算も価値があるのだということを改めて知る。
プリントをただやればいいのではない。
校長に,公募でなったことも知る。
一つのことを実現させるには,意志の力が必要。

欠席1名
20問を2分で行なうスピード勝負の授業では,
自分の限界に挑戦すること,
力は必ず伸びるのだということを訴える。
できるようになることを,生徒も望んでいる。
進んでいるクラスの授業は,式の展開のラスト。
乗法公式に比べ出来が悪い,多項式÷単項式の問題。
教科書では,最初にある内容。
やらせてみると,できない。
ここまでの出来がいいので,ちょっと油断していた。

総合は,修学旅行の班コースづくり。
コースづくりから,人と会う旅になるように
はやく方向を切り替えさせたい。

「進路だよりNO.1」を作成する。
よく見てくれる校長でありがたい。
まだまだやるべきことは多い。


2004年04月27日(火)



 不器用でもいい

あるクラスでのこと。
塾の宿題がわからないという生徒から質問。
4a^4+b^4 を因数分解せよというもの。
最初は,てっきり4a^4−b^4の間違いかと思っていたら,
そうではない。
見てみると高等学校で扱うであろう因数分解の問題が,
ずらりと並ぶ塾の問題集。
確かにできる生徒だし,できる生徒のクラスなのだろう。
使っている原理も,中学で学ぶものだから問題ないのか?
高校の内容を先取りして学んでいくことが,今の時流なのだろう。
中高一貫や少人数習熟度という制度の本当の目的は
こんなところになるのだろうか。
こんなことは,首都圏なら当たり前なのだろうな。
先取りしてもいいけれど,
小手先だけの知識を習得させよとしているような気がして,
心に重くのしかかった。

こんな言葉を思い出した。
<法隆寺薬師寺の棟梁だった故西岡常一氏の言葉>
初めは,器用な人はどんどん前へ進むんです。驚くほど速く覚える人がおります。だけども本当のことを掴まんうちに進んでしまうこともあるわけです。不器用な人は,進むのは遅いですが,とことんやらなかったら気がすまん。得心がいくまでやるということが多いんです。こういう人が大器晩成です。結局は器用に先にどんどん進んだ人を追い越します。職人は頭が切れたり,器用な人よりも,鈍感で誠実な方がよろしいですな。


自分も,効率や要領だけを追ってしまうところがある。
結果が全てという言葉もある。
でも,それだけでは何かが欠ける。
納得がいかない。
根っこを育てるような,教育・授業をしたいと思う。
人を育てることを,基本にしたい。


2004年04月26日(月)
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