GARTERGUNS’雑記帳

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赤い親父と黒衣の下僕
2004年10月01日(金)

↑カップうどんのCMの節で。
もとの歌では何でしたっけ?赤いきつねと、黒は豚カレー?
豚でカレーなんて、ギトギトした感じがぴったりだ。(実際はさっぱりした味ですが)
こんばんは、TALK-Gです。

先日槇原敬之氏のベスト盤を購入したのですが。
以来、描くものみなフラれ野郎の絵ばかりになって軽くふさぎこんでいます。
このサイトでフラれ野郎なんて一人しか居ない気がしますが。
そう、アデュガル前提でね……アデューとガルデンがくっつくと泣く奴が一人(一匹)必ず居る訳ですよ。
私が一番好きなのはアデュガルなので、自然とそいつについても本気出して考えてみる事が多くなるのです。
そんな時に槇原氏の曲を聞くと、おお何という事か。
気が付けばスケッチブックの上に号泣悶絶地獄絵図が出来上がっているのです。
「Hungry Spider」や風切嵐様と相方夜篠嬢御推薦の「SPY」なんてもう100%中の100%(何が?)

ポルノのベスト盤を買った方が良かったのか。
いや、あれはあれでサウダージとかアゲハ蝶とかあるしな。



あ、赤い親父というのはラーサー(TV)の事です。



竜殺し
2004年09月29日(水)

ようやっと、24話からの爆裂「ガルデンに刃物祭〜非常に危険な事のたとえ〜」に(少しは)沿っているTOP絵になりました。
そんな訳で、本日の更新。
TOP絵変更。「ドラクル・エー」

ドラキュラというのが居ますが、あれの名前の由来は、モデルとなったヴラド公が「竜の息子(ドラクル・エー)」と呼ばれていたからだという話をどこかで聞きまして。「竜の息子」なんてガルデンにピッタリじゃない?!とずっと思っていたのでした。

「竜殺し」の面で見れば、ガルデンはシグルド(ジークフリート)っぽくもありますね。
育ての親に「勇者としての強さ」を叩き込まれ、その親が言う通りに「悪い竜」を殺すシグルド。
殺した竜の血により莫大な力を得たものの、同時に育ての親が己を利用していた事を知り、その手の剣で親の首を刎ねてしまう辺りなんかなんとも。
最期は悪い女によって記憶を奪われ、嘗て愛を誓い合った恋人の手によって殺されてしまう、とか。

ヘラクレスと言いアーサーと言い、英雄の条件には「女運が悪い」というのも要るんじゃないか。



「碧いうさぎ」という曲がありましたがアレもアレでしたね
2004年09月28日(火)



「折角の十五夜だと言うのに、雨で月が見えんな」
「まあまあ、そう拗ねるなよ。月の兎だってそっとしといて欲しい時もあるだろうしさ。
 代わりといっちゃ何だけど、ほら、今夜の夜食は月見蕎麦だぜ。
 おぼろ昆布で雲もつけてやろうな」
「……(ぐにぐに)」
「うわ、せっかく卵入れてやったのに、一番最初に掻き混ぜて崩しやがった」
「ひとの食べ方に文句をつけるな」
「あああ、単なる卵蕎麦になっちまった……
 こんなんだったら、目玉焼きにしてやれば良かったな。
 月見ハンバーグみたいに、黄身が綺麗に見えるように片面焼きにしてさ」
「片面焼きは別名sunny-side upというのだろう。
 それを考えると『月見』と言うより『太陽』の方が合うのではないか」
「……料理できない癖にそんな事ばっか詳しいんだから参るぜ」
「ふん」

「……まあ、気を取り直して、今夜はゆっくり酒でも飲もうぜ。
 ちゃんと団子も月餅も里芋も枝豆も用意したし……」
「……(もぐもぐ)」
「一人で先に食うなよ!!」
「ぼーっとしているお前が悪い」
「へーへー、そうですよ乾杯してから食おうなんて甘っちょろい事考えてた俺が悪いんですよ……全く、こんな細っこい見た目の割りに大飯喰らいで、おまけに手癖も口も悪いんだもんな……」
「ふん、月も出ていないのによく吼える負け犬だ。
 折角月見に良く合う酒を取り寄せてやったと言うのに、少々つまみ食いをした程度でがたがた騒ぐな」
「えっ、月見に合う酒?マジで?」
「うむ。それも、お前の懐具合では滅多に飲む事などできぬであろう高級酒だ」
「すげえ、流石ガルデン!『月見など下らん』って言ってた癖に、ニクい事してくれるじゃねえか!
 で、どんな酒なんだ?」
これだ」

「………………」
「………………」
「………………なんでコレなんだ?」
「いや……月と言えば兎、兎と言えば人参だと思って……」
「……お前、狙ってやってるのか?それとも本気で何も考えないでやってるのか?」
「何?どういう事だ」
「若い男に……しかも恋人の俺にこんなもん飲ませようとするって事の意味だよ」
「……ぐ」
「秋の夜は長いって言うしな……」
「あ……ぅ」
「今夜はお月さんより良いものをたっぷり拝めそうだな」


―――――

私信:
シュテルに誘惑された……?!「さあ、わたしと御主人様の愛のメモリーを遠慮なく御覧下さい!ほら!早く!!」みたいな感じでしょうか。(変態コートマンか)
感想も有難う御座いますv漫画ほど露骨な主従ラブラブ描写がTV版に無い分、贔屓目と重箱の隅突付きと妄想と思い込みで成り立っている下僕酷命館ですが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

―――――

今週末には休みになるので、超一番乗りで頂いたメールのお返事と共に、正式なアレ告知ページを作るべく頑張ろうと思います。



シュテル・悪逆の限りを尽くすの巻
2004年09月27日(月)

はーい良い子のみんなは寄った寄ったー、発狂闇騎士のクレイジー大活劇のお時間ですよー。



・24話辺りからのまとめで始まる第26話、アデューがパッフィー達にとって生死不明扱いゆえか、通常の前話回想とは違ってイズミ(の中の人)のナレーション
・TVリュー史上初めての3話(以上)連続した話という事で、この辺で一度展開を整理しておこうというのがあったのでしょうか

・さて、本編。
 中心部が燃え盛っている街から少々離れた森からスタート
リューに乗ったまま逃亡しているパッフィー達
・最後尾のマジドーラがはっと振り向くと、其処には……
・「が、ガルデン!!」「逃がすか!」
・いつにも増して声にドスが利いているガルデン&シュテルの姿が!
・「見るが良い……生まれ変わったこの私の力を……!」
・新造人間……?
・やはり24話冒頭の時点では、本気で死亡していたのだろうか
 (比喩と言うには生々しく聞こえる気が)
・すっと細めた目がまた色っぽいんだ
剣を振りかざしたシュテルに応え、柄の石に封じられた邪竜が吼える!!
・石の中でも結構楽しそうにやっている様だ
・「トアッ!」と気合一閃、シュテルが剣を振り下ろすと其処から複数の影ならぬ竜が!!
・リュー達の武器に喰らい付く邪竜!!!
・卑怯
・今回のガルデンは、本気で相手を嬲り殺す事しか頭に無い様だ
 (18話とかだったら、相手の出方を伺ったりする余裕まであったのに)
・吹き飛ばされるパッフィー!其処に叫びと共に飛び掛るシュテル!!
・ルーンの杖を弾き飛ばされるマジドーラ!!(いつのまにか立ち姿勢)
・リューの武器って、破壊されたりリューの手から離れたら消えてしまうのですね
・と言うか、このシーンを見るとマジドーラに比べていかにシュテルがゴツい体格をしているかがよく判る
・「ああっ、杖が…!」狼狽えるパッフィー、その喉元にギラリと突きつけられる魔剣!!
・地に倒れ臥すマジドーラを見下ろすシュテル……!!
・あと、立っていた筈のマジドーラはいつ倒れたのかな
・この、マジドーラを見下ろすシュテルが本当に本当に本当にいやらしいぐらいキモくて素晴らしい
・白目だし
・「フッ…ハッハッハハハ、邪竜族の力を我がものとした今、私に立ち向かえる奴はいない!!
 貴様もこの大いなる剣に押し潰され、朽ち果てるが良い」
・パフを「貴様」呼ばわり(チェックポイント1)
・「とりゃああ!!」と剣を振り上げるシュテル、しかし其処にトマホークが!!
・ガキョン、と盾に刺さるトマホーク!!「そうはさせるか!」と僕等のヒーローグラチェスが割って入る!!
・「小癪な!!」と刺さった斧を振り解き、二撃目を避けてシュテルもジャンプ!
「後ろに気を付けな!!!」
・流石、衆人環視のもと標的の目の前で暗殺者と名乗る様な男を兄に持つだけの事はある
 (サルトビだけは違うって信じてたのに)
・雨あられと降り注ぐクナイを盾を持っているのに全て剣で弾き返すシュテル
・覚悟ーー!!と斬りかかってきた疾風丸の槍に剣で対抗するが、即座に放たれたトマホーク×2にを絡め取られてしまう
・空中で疾風丸共々静止→下から引っ張られるのにブルブルしながら堪える→それをじっと見ている疾風丸(これが激可愛い)→剣と盾で疾風丸をはね返すが、バランスを崩して落下
・緊縛プレイその1
・リューの滞空能力って一体?
・地面に叩きつけられたシュテルに「一族の恨みを晴らしてやるぁ!!」「でえー!!」と突っ込み・ザ・挟み撃ちで仕掛ける爆烈丸と疾風丸!!
・……この時点で既にシュテルが起き上がりかけているのですが……?!(グラチェスさーん!!)
・「でやああ!!」「覚悟!!」(シュテルの目ギラリ)(ショック効果)
 「「な、何……?!!」」
・剣と盾でそれぞれの攻撃を受け止めたシュテルの肩には、鎖が巻きついたまま……
「ライダースソード!!!」
・剣で武器を受け止められていた爆烈丸は兎も角、疾風丸がから感電したりシャインバラムが自分の放ったトマホークの鎖から感電したりするのを見ているともう、どの辺がライダースソードなのかさっぱり判らない
・とりあえず今回は自分の体に雷撃を落としたという事で良いのでしょうか
・18話でサルトビに「剣を封じられたら魔法剣も使えないだろ」と断じられたのがそんなに悔しかったのか
・それと、このシーンの「電撃攻撃中の、鎖を肩に掛けられたシュテルの後姿」が何かもう色々と狂いまくりで怖いのですが
・ロードゼファーをも圧倒するカブト虫っぷりだぜ(それは幸せな事なのか?)
・シャインバラムのトマホーク(の鎖)、電撃により壊れる
・これで人様の武器を壊したり失くしたり盗ったりしたの何回目ですか
・地に倒れ臥すシャインバラム(白目)・疾風丸・爆烈丸
・「みんな!」と駆け寄ろうとするマジドーラ
・しかしその行く手を遮る黒い影が
・怯えるパッフィー……ふと視線をやると、其処に母から譲り受けた精霊石の杖が!!
マジドーラの手に精霊石の杖出現!!
・「ほう、精霊石か……ふふふ……。 ………。 ……どうした、その石を手にしたのなら力を見せてみろ!!」
・作画のカット割の関係かも知れませんが、上記の「………」という間が非常に嫌味で良い感じだと思った
・「今のわたくしにはこれを使いこなす事は出来ません……どうすれば良いのですかお母様!!
・いきなり杖突きつけられながらこんな事言われてガルデンもびっくりした事だろう
・「見せぬのなら……こっちから行くぞ!!」
・微かに違和感
・剣を振り下ろすシュテルの前に、シールドを張り立ち塞がるバウルス!!
・「ぐああ!何という力だガルデンめ、確かに力を上げている……!!」
・聖騎士クラスチェンジ編以前にイズミとガルデンがガチで戦った事ってあったっけ
・「雑魚どもめ……失せるが良い!!」
・この声がまたワルいんだ(と言うか「雑魚」の中にパフも入ってる?)
・叫びと共にシールドを破ってしまうシュテル!!ちょっと退き気味のバウルス!!!
・振り下ろされる剣を間一髪避けるバウルス、しかし魔法剣の追加攻撃によって後ろに吹っ飛ばされる!!
・「イズミ!!」とパフが悲痛な叫びを上げるも、シュテルは容赦なく緊縛プレイ2に移行
・シャインバラムにやられたのに味をしめたか
・剣先から発射された光輪はバウルスの四肢と首に嵌まり、そのまま背後の岩壁に磔に…!!
・38話でイドロに同じ技を使った時は、あの肩の付け根のビーム発射口から輪っかを出していましたね
・ようやく立ち上がりかけた他のリュー三体にも襲い掛かる光輪!!
・いや、一体だけ他の人の肩を借りているリューがいますが(誰なのかはDVDやビデオで確認してネ!!ヒント……「後ろに気を付けな」)
・うわー、と四体揃って磔になってしまう男達
・そしてマジドーラに向き直るシュテル
・「さあ、どうしたパフリシアの姫よ、その石の力を見せてみろ!!」
・パフを回りくどく嫌味たっぷりに「パフリシアの姫君」(チェックポイント2)
・無理ですと恐れ戦くパッフィーに迫るガルデン!叫びと共に剣を振り上げる彼にパフは火を放つ!!
・「ホノオン!!」
・それを剣で切り裂き消すシュテル(メガストないしフルエットを使わないのにまた胸キュン)
・無言でライダースソード
・「ああーっ!」と悲鳴を上げるパフ
・倒れるマジドーラのボディからは煙が
・「馬鹿め……その様な力で私を倒せるとでも思っているのくぁ!!!」
・興奮するとろれつが回らなくなるガルデンを可愛いと思う今日この頃
・ズシンズシンと近寄ってくるシュテルの目を逃れ、マジドーラから降りる(落ちる?)ハグハグ
・居たのか
・「フッハハハ!!さぁ…よ、勝負だ!!!
・「ホノオン、ホノオン!!」「ふっ、はは「ホノオン!!」はは……(まだ笑ってる)」
・スッ……
・スッ……
・ス……
クワッッ!!!!
・この瞬間、パッフィーと同じ顔をした視聴者がどれだけ居た事か
・11話の作画監督の人でなくて良かった、本当に良かった
・ホノオンを避けるシュテルの目が、飛んでくる魔法の方を見ていないのが本気で格好良い
・そしてグーパンチ祭に突入
・数えてみたら17回も殴ってるよこの鬼畜……!!!
・殴るたびに飛び散る破片、悶えるコクピットのパフ、二三本ネジが外れたとしか思えないイイ笑顔のガルデン!!!


「あーっ!!あっ、あっ!!」「フフ…ハハハハハ……!!」「あっ!あっ!!」「どうした……それがお前の力か……!!はっはっはっははは、はっはっはっはははは……!!!


・何のアニメだ
・最後の方のガルデンの笑い声に逝ってしまっているものを感じる
・激烈スパンキングにマジドーラダウン、イズミはハグハグのお陰か意識を取り戻すも、目の前で姫が足蹴にされているのをどうする事も出来ないまま見せ付けられる
・「姫!!」「イズミ…(ゲシッ)ああっ!!」
・ええと……
・か弱き女の子の乗るリューのを何のためらいも無く踏み付ける闇騎士の極道ぶりも凄いものがありますが……
・この……マジドーラを見下ろすシュテルの目付き……
有り得ないほどキモいんですけど………
・シュテルをカッコよさ・強さだけで愛していたら、その百年の恋も冷めかねないぜ
・危ない所だった……「ダークナイト・シュテルはキモい」という先入観が無ければどうなっていた事か……!!!
・「心配するな……お前を片付けた後、他の連中もすぐあの世に送ってやる……あの、アデューと同じ様にな……」
・薄ら寒くなるほど優しい声(聖約ガルデンに次ぐんじゃないか)
・特に「すぐ」の辺りなんか、まるでむずがる子供をあやしている様な調子で……
・……女王たま降臨?
・「あ……アデュー…?!……精霊石を使えたら……皆を守ってあげられるのに……!」
・このシーンのパフがやけに苦しそうで胸が妙に潰れているのは、やはり踏み付けられているからですか
・「さらばだ……覚悟しろ!!」ガション、と剣を逆手に構え直すのが非常に格好良い
・そして涙ながらに祈るパフ!!

・「わたくしの事は、どうなっても良いから……!皆を、皆を守って!!お願い、精霊石!!!」『パッフィー!!(イズミまで姫を呼び捨てにしていないか)『パッフィー……(キラキラキラキラ)』「お願い、精霊石ー!!!(何か物凄いポーズ)」「死ねェェェ!!!」「お願いーーー!!!!

何だこのアニメ
・此処で漸く「はっ」とアデュー登場
・森の只事で無い様子に、パフの危険を察知し走リ出します
・その頃、何か臨界点突破しちゃった雰囲気のパフと精霊石
・光とプレッシャーに狼狽え、後退るシュテル
・盾と剣を持ったままの手で顔を庇っている様子が良い
・「な……なんだ、この光は……」
・ガルデンの顔作画も何事かという状態なのですが
・イズミの呼び掛けにも応じず、ガルデンの「ば、馬鹿な!!」という叫びにも反応を示さず、力を暴走させてしまうパッフィー
・その放心しきった顔がグッとくる
・シュテル、咄嗟に邪竜族の力を解放し己をシールドで包みますが、圧倒的な精霊石の力には敵わず、「おわぁーーー!!!」(クルクルクル)、と吹っ飛んでいってしまいます
・というかシュテルが防御術を使うというだけでこのシーンは驚きだ
・岩壁も粉々に砕け、シュテル同様吹っ飛ばされ悲鳴を上げる仲間たち!
・機転を利かせたイズミが防御シールドで皆の安全を確保する、このシーンのぷわぷわぷわ、てな感じの効果音が好きです
・地はすり鉢状にえぐれ、木々は焼け焦げ倒れ伏し、と荒涼たる光景に成り果てる森……


とりあえず今回は此処まで。
個人的に押さえておきたいのは「敵に襲われた瞬間ヤバい力を解放してしまい、茫然とした表情で立ち尽くしてこそファンタジーものの王道ヒロイン」という事なんだ。(38話のガルデン暴走シーンを見ながら)


焼酎とかの銘柄にはどうしてああ大袈裟なまでに格好良いのが多いのか/館の入り方/月のエルフ
2004年09月26日(日)

焔の刻印 (ほむらのこくいん)とか双月の月 (そうげつのつき)とか霧の封印 ( きりのふういん)とか。
今度発売されるドラクエ最新作のサブタイトルより格好良さげな勢いだ。
こんばんは、TALK-Gです。

まずは本日の更新。
TOP絵変更。「二つの月と三匹のうさぎ」

シュテルにはどうしようもないほどうさ耳が似合わない。
それでは、また後程。

―――――

昨日は夜篠嬢の誕生日を祝い、食事と買い物を楽しんできました。
美味しい焼き鳥とお酒につい心も口も軽くなり、将来の事やシュテルの事などを熱く熱く語り合いました。
が、その中で「「シュテルの館」の入り方が判らない」との苦情が。
説明文に嫌と言うほど書いてあるから読めよ!と叫んだのですが、よく考えたらアレ、判り難いのかなあと。
何せ擬人化だのカップリングだの何だのと自分ルール野放し状態のジャングルですから、どなたかが間違って入ってしまい心臓や脳に負担を掛ける事の無いように、と、Tabキー検索避け等をしているのです。
それが帰って混乱を呼んでいる、と……
パスワード打ち込みとかの方が良いのだろうか?ううん。
―――――

という訳でもうすぐ中秋の名月、渋めの萌えイベント「お月見」な訳ですよ!
ガルデンには月が似合うしうさぎの格好も似合う、酒も好きだしお団子作りも上手だ(特典CD2巻より)と一人興奮して絵を描き散らしていたのですが。
その途中でふっと思ったのです。

ガルデンって月から来たんじゃないか?と……

……待って下さい!ブラウザ閉じないで!!

いや、ほら、リューナイト世界には月が二つあるじゃないですか。
平面世界アースティアとは違ってまん丸で、千年に一度、満月の時に重なるとミスティックシールドの防御力に大きな影響をもたらしたりもする、いかにもファンタジーな月が。
そんな遠く魔法チックな場所からアースティアにやってきたのが、実は「ガルデン一族」だったりしたらいいなあと……

―――――

元々は一つだった月。
其処には、エルドギア真っ青の独自の魔法科学と機械による一大文明が築き上げられていまして。
そんな凄い文明を自在に操るいきものも当然の様に存在しておりまして。
それが銀髪に華奢な姿態・玲瓏な美貌を持つハイエルフめいた生物でありまして。
見た目だけならか弱そうなのですがこやつ等、有り得ないほどの闇の魔法力と前述の科学力を誇る危険な一族でありまして。
当然の様に傲慢で自負心が強く、自分達の力に勝るものは何処にも居ないと思っていたのでありました。
が。
その「力」の暴走により月は二つに割れ、一族は殆ど滅んでしまうのです。
月から逃れる事の出来た一部の者達は一番近い星である「アースティア」に降り立ち、ある者は「飛空族」、ある者は「ガルデン一族」などと名乗って、元から居る種族とは余り交わらず、ひっそりと暮らす羽目になったのでした。

―――――

セーラームーンとか僕の地球を守ってとか、あんな感じで。
その、アニメスペシャルの「ガルデンの飛行要塞」の説明の所に「宇宙空間を遊泳していたらしい」みたいなとんでもない事がさらりと書かれているし。
何だか一人だけ、アースティアとも剣邪界ともつかぬ雰囲気をお持ちだし。
アデューの親父だってアースティアの出身ではないのだし。(OVA/PCゲーム設定)
ガルデンのルーツは月に住む不思議な一族でした、とか言われてもそんなに驚かないと言うか……(そうか?)

それにしても、ガルデンは本当に月っぽいぜ。
死んでも死んでも蘇ってくるのは月の満ち欠けを連想させるぜ。
漫画とTVでキャラが全然違うのは、同じ姿でありながら別々の個体でもある二つの月にダブるぜ。
悪とも善とも言えない複雑な境遇は、神聖さと穢れを同時にあらわす月のシンボル性を思わせるぜ。
ガルデンの目が緑(TV)や青(漫画)なのは、ご先祖様(前世でも良い)が灰色の荒れ果てた月から、日がな一日「アースティアって「うみ」や「もり」があって綺麗だなあ」と眺めていたからに違いないぜ。
とんぼの眼鏡が水色眼鏡なのと一緒だぜ。
時折赤く光るのはうさぎさんだからに違いないぜ。
ダークナイト・シュテルの目が赤いのは我侭な御主人様に惚れてしまった己が身を呪い、泣き腫らしたからに違いないぜ。
最後だけ月に関係ないぜ。


ガルデン=かぐや姫とか。
竹から生まれたガルデンはイドロ婆とホワイトドラゴン爺に育てられ美しく成長されましたが、次々現れる求婚者をちぎっては投げちぎっては投げして一向に嫁に行こうとしません。
それどころか「フリーデルの氷の魔法石を寄越せ」「パフリシアの精霊石を渡せ」「龍神沼でドラゴートを封印している精霊石を取って来い」等と無茶な要求をして、健気な求婚者たちを惨殺せしめんとする有様。
それにも負けず、アデューと名乗る豪胆な若君が半ば強引に婚約を取り付けると、今度は「私はこの世界の者ではないから」などと言い出します。
しかしアデューは「そんなの関係ない」と主張。ガルデンを取り込もうとする連中(ギメル・アドリア・シュテルその他)を追い払い、遂に姫を手に入れるのでした。


―――――

長長と妄想を書きましたが、とにかく「ガルデン一族」というのが純粋なアースティア出身とは限らないんじゃないかなあと。
今回の仮定は「月出身なんじゃないか」でしたが、「ティア・ダナーン」や「シャドゥーム」、「エンシルガット」出身でも納得してしまいそうな魅力(別名・仲間外れ感)がガルデンにはある、と個人的にではありますが、常々考えているのです。



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