まずは本日の更新。 「GARTERGUNS'HOSPITAL」の「STORY」に小説を一本UP。 「Hymne à l'amour」 (女子高生パティ×大学教授ガルデンのHANKY-PANKYシリーズ) 宜しければ御覧下さい。 それでは、また後程。 と言うか、また去年みたいな事になっていますよ。 ――――― 夜に少し風切嵐様とメッセでお話を…!! させて頂いたのですが、やはり狙った様にエラーが。 どんな時にも満遍なく怪奇現象が起きるのならまだ納得もいくのですが、決まってアデュガル話かシュテルのアレさ加減の話に落ちたりフリーズしたりするので、疑惑は深まるばかり。パティガルの話の時には無反応だったくせに!おのれおのれ。 風切様、例のアレ楽しみにしております…!(懲りていない) ――――― シュテガル原稿進まず。 三連休というこの奇跡を逃せば後は死のロードに突っ込むばかり。 ネタ出しは40Pぶんくらい済んでいるのに…!!
早速ですが本日の更新。 「GARTERGUNS'HOSPITAL」の「STORY」に小説を一本UP。 「ポシブル・ポジティブ・アビリティ」(ガルデン×パティほのぼの) 宜しければ御覧下さい。 暗い話は必ずリバウンドを呼ぶと悟りました。 それでは、また後程。 ――――― 何度試しても掲示板に繋がらない…!! れ、レスがー!!メモ帳にガッツリ打った何かが煮え滾るレスが書き込めないんじゃよー!! メンテナンスの予定も聞いてないし、何故に…?また奴の仕業か?! おのれシュテル。「あいつなら主人が床に落としたハンカチを口で咥えて持ってきそうだ」とか友人との宴席で盛り上がったのをまだ根に持っているのか。(宴席に何故そんな話題が…?) 必ずレスは致しますのでもう少々お時間を…!アアー。 ――――― 7/15 メールフォームの方へ 当サイトのTV版シュテガル(他ガルデン受要素ベース)では、シュテルはいつもあんな妄想をしているのだと思います。自分と御主人様しか居ない世界。 ――――― 自分メモ 最近の萌え ザトーONE(再燃)海馬社長(寧ろ姫)、神官セト(寧ろ巫女)、明稜帝梧桐勢十郎の嘉神己一 44話冒頭のガルデンの口の半開き具合(エロ過ぎ!) リューを呼び出さない方が強い気がするサルトビ
026:The World この世界に生きるものには二つの種類があります。 支配するものとされるものです。 「シュテル!何処に行った、シュテル!!」 「はい、ただ今参ります!」 ある大きなお屋敷の一室。 銀と翠玉と象牙で出来た様なエルフめいた生き物が、豪奢なベッドの上から不機嫌そうに下僕を呼ばわります。大慌てで走ってきた図体の大きな男は、その自分よりずっと小さなものに何のてらいも無く跪き、頭を垂れました。 「お呼びでしょうか、ガルデン様」 「遅い!!何をやっていたのだ、シュテル!!」 ガルデンと呼んだそれに枕を投げつけられ、シュテルと呼ばれた男は益々恐縮して頭を低くしました。 「第一、この館などそう大した広さでもないだろうに…… 主を待たせるとはどういう了見だ」 「も、申し訳御座いません」 「ふん、まあ良い。今更お前に四の五の言ったところで何が改善される訳でもない」 尊大な態度で断じるガルデン。彼は言葉も無いシュテルに、手を差し伸べて命じます。 「服を着替えさせろ。寝汗で気持ち悪い」 ……下僕が恭しく寝間着を脱がせ、肌を冷たい濡れ布で拭い、髪をくしけずる間、されるままの主は退屈そうに、ベッドの天蓋を見上げながら呟きます。 「全く……少し熱が出ただけだと言うのに、十日近くもこんな所に閉じ込めおって」 「しかし、幾ら微熱と言えど油断は禁物。あなた様に万が一の事があったら……」 「お前の意見など聞いてはおらん」 口を挟むシュテルを睨み、その手の新しい寝間着を払い落とすと、 「もう家の中は飽いた。外出着を持って来い、外に行く」 つんと顔を背けて駄々を捏ね始めました。 「―――――」 下僕はそんな主の他愛無い言葉に、赤い目を一瞬細めました。 顔を背けている主には判らぬ事でしたが。 「どうした?早く持って来ないか。この際だ、服も靴もお前に見立てさせてやるぞ」 「……なりません」 「何?」 低い声に、主は下僕に向き直ります。 「外出はなりません。どうか御辛抱下さい」 繰り返すシュテル。 主はいっそ呆れた様な声音と表情で問いました。 「お前……自分が何を言っているのか判っているのか?」 「はい」 「そうか………」 瞬間。 バシーンと凄い音がしました。 「貴様如きがこの私に何を言うか! 外出の可否まで、貴様に口出しされる謂れは無いぞ!!」 「………申し訳、御座いません」 瞬間沸騰した主に叱責された下僕は、額を押さえながら再び床に跪きました。 褥での慰みと置かれていた分厚い本で殴られ、割れたのか、押さえる大きな手の下から赤い雫が滴ります。 「もう良い、自分でする」 最初からこうすればよかった、とガルデンはベッドから降り、すたすたとクローゼットに近寄っていきました。 下僕は額を押さえながらもそれを追い、回り込んで 「ガルデン様、まだお体の方が」 と食い下がります。 「しつこい!もう一発殴って、この身の健康を証明してやろうか?!」 「このシュテルを殴る事で思い止まってくださるのならば幾らでも。 お願い致しますガルデン様、どうか外へは」 「何故そうして私を外に出したがらない!」 「お言葉ですが、ガルデン様こそ何故そうして外に執着されるのですか」 シュテルの言葉に、拳を振り上げかけていたガルデンは 「―――――」 ふっと毒気を抜かれた顔になりました。 「何故って……此処よりも、外の方が良いではないか……」 子供に「何故空は青い」と問われた親のような表情。 困惑と呆れをない交ぜにした視線に、シュテルが問いを重ねます。 「何が良いのですか。この安全で快適な屋敷内と比べ、外にどの様な魅力があるというのですか」 その低い声に滲む暗さに、主は眉を寄せながら。 「外には……沢山の刺激がある。 敵も……私を『仲間』なんて呼ぶ変わった奴等も……そいつらと過ごす時間も…… こんな退屈な屋敷では手に入らないくらい面白い」 答えると、下僕は底冷えのする赤い瞳を閉じ、 「それがお望みなのですね……」 呟いて、背にしていたクローゼットに向き直りました。 「判りました、ガルデン様が其処まで仰るのならば、わたしは止めは致しません。 ……今、お召し物をお持ちします」 ぎ、と立派な扉を開き、部屋一つほどの広さがあるその衣装棚に足を踏み入れるシュテル。 その背を追いながら主は「最初からそう素直にしておれば怪我をせずとも済んだものを」とぼやき、しかし翠の瞳には隠しきれない嬉しさを浮かべていました。 外に出られる。 10日間、ベッドの上で眠りと退屈に倦み腐りそうになっていた日々からやっと解放される。 シュテルが戻ってくるや、ガルデンは彼が持ってきた服を奪う様にして身に付けました。 久々に寝間着以外の服に袖を通し、ブーツを履いて。 地面を踏まぬうちに少々萎えてしまった気すらする足に力を込めて。 殆ど駆け足になりながら屋敷のドアを開き、外に出ると。 其処は荒涼とした砂漠になっていました。 「―――――」 「……だから、外には出ない方がと申し上げたのです」 自分の見ているものが理解出来ず、ただ呆然と立ち尽くすガルデンに、シュテルが横に並んで。 「ガルデン様が病に臥していらっしゃる間に、様々な事が起きました」 やけに近く見える月は奇妙に欠け、世界を守護する大剣に光は有りません。 見渡す限り続く砂漠。緑溢れる森だった筈のこの地に生命の声は無く、ただ真っ赤な空の下に気怠そうに横たわっています。 それら全てを「様々な事」で済ませ、シュテルは感情の起伏の無い声で続けます。 「あなた様が望んでおられたものやことも、全て絶えてしまったのです」 ガルデンはシュテルを見上げ、その赤い瞳に嘘の色が無いのを認めて、それでも 「……嘘だ」 「嘘では有りません」 「嘘だ!!」 激しく言い募りました。 「こんな……こんな馬鹿な事が……」 そのままふらふらと歩み出そうとした所で、シュテルに止められます。 「離せ……」 「いいえ、今のあなた様ではこの砂漠を渡るなど無理です」 「っ……」 ガルデンは砂地にへたり込み、月より遠く見えるシュテルの目を見上げました。 「どうして……どうして皆いなくなってしまったのだ……?」 先程の剣幕が嘘の様な、途方に暮れた子供の問いに、シュテルは薄く笑いました。 「皆が居なくなったとしても、わたしが居ります故」 疑問には何も答えないまま。 「あなた様が望むのでしたら、敵にも友にも、隷(しもべ)にも主にも、どんなものにでもなって御覧に入れましょう。 わたしだけで足る筈です、元々あなた様の周囲にそう多彩なものは無かった筈ですから。 わたしが、あなた様の望む何者にでもなって、あなた様の無聊を慰めて差し上げます」 ガルデンはぼうとシュテルを見上げていましたが、やがて手を引かれてのろのろと立ち上がりました。 「ああ、おかしいと思ったのだ」 色の無い唇から、先程のシュテルの血の様に零れる言葉。 「主従関係しか知らないし構築できないこの私が、どうしてこんなにも、楽しいものや嬉しいことに触れながら生きていられるのか。 この夢の様な日々はいつ終わるのだろうと、そんな事ばかり考えていた。 世界中の時間が止まらない限り、いつまでも楽しい時間が続く筈が無いと、判っていたのに」 この世界に生きるものには二つの種類があります。 支配するものとされるものです。 「もうそんな喪失の痛みに怯えるのはお止め下さい。 あなた様はあなた様のまま、停滞と言う安定に御身をお任せ下さい」 静かで否定する事を否定する様なシュテルの囁き。 それにこくりと頷きながらガルデンは、 「お前以外を知らずにゼロのままで居れば良かった」 戻った屋敷の閉ざされる扉の内で、誰にも否定して貰えない嘆きを口にして、それきり思考を停止させるのでした。 ――――― 「文字書きさんに100のお題」配布元:Project SIGN[ef]F様 ――――― 暗い赤はTVシュテルカラー。 漫画版シュテルはともかくTV版は、ティアダナーンや36話、38話、44話を見聞きすればする程、何とも言えない気持ちになります。 自分自身の意思、「良心」というものを持ちながら、他のリューやリュー使い、乗り手の育ての親を殺害するのに何の躊躇も無いシュテルを見るたびに、ゼファーがカイオリスの対キルガイン戦やOVAのソフィー戦で自発的に戦いをやめてしまうシーンを思い出します。
アデューが何らかの選挙に立候補したとしたら、無闇に社会的地位のある仲間達が票集めに奔走するんだろう。 社会的地位の無い者は対立候補者潰しに暗躍するんだろう。 そもそも選挙権が無い者(住所不定戸籍無しと言うか素敵な宇宙船アースティア号の正式な乗組員であるかどうかすら疑わしいあいつ)は応援している人が不利になったと見るや、開票所を雷で焼き尽くすに違いない。 こんばんは、TALK-Gです。 今朝投票しに行ったら「こんなに早くから起きて、ちゃんと(投票に)来て偉いわね」と近所の奥様に褒められました。 起きてません。エロ漫画描いてて完徹してしまっただけです。 そんな事は言えなかった。(意気地なし!) 漫画版でガルデンとパティが出会ったら素晴らしいと思いました。 大戦から100年後、平和なパフリシア王国の王子と王女がいつもの様に、臣下の目を盗んで城下町に遊びにくる。 其処に現れる魔物。と言うかドゥーム。 奴はどうやらパフリシア王国に有る強いリューを狙っている様だ。 圧倒的な破壊力に王子王女は大ピンチ。 其処に現れる謎の男。 背に古びた業物っぽい槍を背負った彼は、何故かその得物を使う事無く、しかも生身でドゥームを倒す。 パフリシアの人々からヒーロー扱いの男。 その強さに惚れた王女パティが彼の押しかけ弟子となり、王子アレクは姉の暴走を放っておく事も出来ずついていく事になる。 その男が嘗て世界を滅ぼしかけた闇の騎士であるとも知らず。 「その男」というのは無論ガルデンな訳ですが。 多分なんかこう、大戦の際に負った傷の所為で100年間眠りについていたとか、目覚めてみたらシュテルが今にも死にそうになっていたとか、これは不味いから何とかする方法を見つけなきゃと(たくましく生き残っていたイドロ他一族の者たちに見送られて)旅立ったとか、階級転移は解けていて君主の精霊石も封印されているとか、ガルデンはその封印された(ビジュアル的に鎖や錠で雁字搦め)槍を背負って歩いているとか、勿論それは実戦では使えないとか、普段使っているのは魔剣ヨグ・ソードとムチであるとか、シュテルも当然使えないので大物相手でも生身か、もしくは適当なドゥームに乗って(敵のをギって)戦うとか、そんな経緯をパティは全く知らないと言うか「あの」パフリシアに伝わる歴史の中で燦然と輝く悪名たるガルデンである事にすら気付いていないとか、恋は盲目だとか、何かそんな感じのお話。 最後はパティinマジドーラとガルデンinロードシュテルが「崩魔雷刃」ならぬ「招魔雷槍」とかの合体技で敵のボス(サイズL)を倒して終わり。 アレクは主に解説役。 ――――― 嘗て敵の大将が陣取っていた場所。 凄まじい力の爪痕がくっきりと残る大地を指し、ガルデンは満足げに言った。 「これが私の望む力でなくて何であろう。 そしてその力を生み出したのが……他でも無い、パティとの合体技だったのだ」 感慨深げに頷き、腕を組んで、ガルデンは続ける。 「一体何がどうして、このような力を生み出すのかは判らん。が…… 唯一つ確かなのは、あれがパティとの合体技だったからこそ凄まじい威力を発揮した、という事だ」 その背後で頬を染め、照れ隠しにアレクをボカボカ叩いている彼女には気付かないまま、小さく笑う。 「面白いものだ。人間の中に、全てから忌避された一族の長と同調する者が居るとはな。 ましてあいつはパフリシア王国第一王女……嘗てこの私と滅ぼし合った小僧と姫君の血を引いているのだ。 全く、剣神だか邪竜神だかの悪戯心にも困ったものよ」 「………嘗てガルデン様が敗れたものと同じでありながら、全く異なる力……… 『世界を否定する力』でございますね……」 「うん?」 「いえ………」 肝心な所で乙女心に鈍感な主と、純粋で真っ直ぐで暴走しがちな少女の間にある力。 闇と呪いの嫡子「ガルデン一族の長」と、光と希望に育まれた「パフリシア王国王女」の間にある愛。 これまでの剣聖界の歴史の中では有り得なかったもの。 それこそが、「これまでの世界を否定する力」ではないだろうか。 ――――― 何かこんな感じでモノローグ突入。 お話を考えると、いきなり最終回を書きたくなります。 前ふりも何も無しで、盛り上がってるシーンを思いのままに書き殴って「第26話!!緊迫のクライマックス!!」とか勝手に言ってみたり。 私はスパンの長い話を書くのには向いていない。とても向いていない。
アデュガルのお話をぺちぺち打っていたら、突如具合が悪くなってしまいました。 シュテル月間とか浮かれておきながらアデュガルばっか書いているのがお気に召さなかったのか。 そんなに憎いのか。 こんばんは、TALK-Gです。 話は変わりますが、ガルデンって色んな側面を持っていますよね。 その複雑な周囲の状況や設定に対応していった結果と言うか単にキャラクターが定まっていないと言うか。 不肖私は「ガルデンなら何でも良い」感じなので、それはもうTV(初期・中期・後期に分かれる)から特典CD2&3からラジオ版からOVAFINALから聖騎士の約束から漫画版からゲーム版(ロードオブパラディン。特徴としては稀にアデューを「君」呼ばわり&クラッシュドーンを使える)から漫画豪華本Bのピンナップ版から、全部大好きなのですが。 そんな「どのガルデンも良いんだよ!」みたいな気持ちの赴くままズッビャァァと書いたお話を顧みてみるに、「この話とあの話でガルデンの性格が違う!設定も違う!」なんて事がざらに有りまして、読んで下さっている方が混乱なさる事もあるんじゃないかと。 特にカップリングもの。 アデュー×ガルデンではガルデンの属性は乙女(クラスチェンジして姫でも可) パティ×ガルデンでは属性保護者(クラスチェンジして師匠または旦那) シュテル×ガルデンでは属性お嬢様(クラスチェンジで女王様または御主人様) サルトビ×ガルデンでは属性仔悪魔(チェンジでアバズレ←階級下がってないか) 何かこんな感じで書く度に性格が全然違うので、これじゃあ読んで下さる方も何がなんだかという感じなのでは?!と激しく反省し、せめてもう少し性格のぶれを無くそう!「揺るぎ無きガルデン」「ガルデンのイデア」を見出さん!!とDVDやCDやコミックスを嗜んでみたのですが。 この男は相手によって態度を変える、という性格最悪な一面を再認識しただけに留まりました。
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