doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 トップページに掲載した作品 Vol. 37

アイヌ文化の伝承者で、北海道浦河町姉茶にお住まいの遠山サキさん(80歳)のライヴが、2009年2月15日(日)に横浜で行われる予定らしい。遠山サキさん親子のCD-R&DVD-R『アネサラ シネウプソロ(姉茶 ひとつのふところ)』を入手した際、知った。娘さん、息子さん、お孫さんも出演するという。会場やチケットの入手方法など、詳細は不明。
アイヌ語を母語とするおば(母親の姉)に5歳から育てられ、日々の生活のなかでアイヌ文化全般を自然と身につけた遠山サキさん。浦河・姉茶に伝わるアイヌの歌が、極めて少ない幼い頃からのアイヌ語話者である遠山サキさんの生の歌声で聴ける、貴重なライヴとなりそうだ。
→【2009.1.28追記】『アイヌウタリ連絡会』「2月・3月の講演・イベント」(1/21付)によると、遠山サキさんたちのライヴは、2月15日(日)に新横浜の『Space Alta(スペース・オルタ)』で行われる予定(開場14:00、開演14:30)。チケットの予約・問い合わせは『Space Alta』まで電話(045-472-6349)orフォームメール(「利用申し込み」)にて。

フレンチ・アヴァン・シャンソン歌手、ブリジット・フォンテーヌ(Brigitte Fontaine, 1939-)が1969年11月に発表したSaravahレーベルからの2作目で、演奏陣にArt Ensemble Of Cicagoとフランス生まれのアルジェリア系の打楽器奏者Areski Belkacemを迎え、ピエール・バルー(11/20〜12月中旬にイベント&来日公演)のプロデュースのもと制作された『ラジオのように Comme A La Radio』(10/1にOmagatokiから発売の日本盤, 日本独自リマスター, 歌詞の日本語対訳付き, 紙ジャケ仕様, ボーナス・トラック4曲追加:Tr.13は世界初CD化, タイトル曲の試聴
Rudresh Mahanthappa(as)、Mark Dresser(double-b)、Gerry Hemingway(ds)の3人組ユニット、Maugerの『The Beautiful Enabler』(7月?にClean Feedから発売のポルトガル盤, myspace.com
Sean Conly(double-b)の初リーダー作で、Michael Attias(as, bs)、Tony Malaby(ts, ss)、Pheeroan Aklaff(ds)のカルテットによる『Re:Action』(9月?発売のポルトガル盤, Clean Feed, myspace.com
ザ・ドアーズがデビュー・アルバム『The Doors』発表直後の1967年3月7&10日にサンフランシスコのクラブで行った計4セットのライヴの音源(約197分?)から選曲された2CDで、Bright Midnight Archives/Rhinoによる定番ブート音源のオフィシャルCD化、ザ・ドアーズの『Live At The Matrix 1967』(11/18発売のUS盤, 約124分, 試聴
デヴィッド・バーン&ブライアン・イーノの27年ぶりの共作アルバム『Everything That Happens Will Happen Today』11/25発売US盤, Todo Mundo, 試聴, デヴィッド・バーン1月に大阪・東京で来日公演
アーサー・ラッセル(1951-1992)の米国Audikaレーベルによるリイシュー・シリーズ第5弾で、1973年録音のカウボーイ・ソングのカヴァーから生前最後の録音となった1990年の宅録曲までの全21曲(すべてヴォーカル入り)を収録した、シンガーソングライターとしての側面がうかがえる未発表音源集『Love Is Overtaking Me』(11/21にP-Vineから発売の直輸入US盤, 英文ライナーの訳付き, 本作から多くの曲がフィーチャーされているアーサー・ラッセルのドキュメンタリー映画『Wild Combination』のUS盤DVDPV

フィル・マンザネラ(Phil Manzanera)の新作アルバムで、P.マンザネラが結成したクワイエット・サンのドラマー&ディス・ヒートの中心人物として知られるチャールズ・ヘイワードとの共演作『Firebird V11』11/10発売UK盤, Expression Records, 試聴
八丈島の南方約70kmに位置し、伊豆諸島の有人島としては最南端に浮かぶ「絶海の孤島青ヶ島―その神事が島外で初めて披露された時の貴重な映像記録で、「第23回<東京の夏>音楽祭2007 島へ―海を渡る音」での2007年7月15&16日の草月ホール公演を3時間43分収録したDVD『青ヶ島の神事と芸能 Local Religious Rituals and Folk Performance from Aogashima Island』(11/26発売, 日本伝統文化振興財団/ビクターエンタテインメント, 詞章・歌詞掲載のライナー付き)
アルジェリアの大衆歌謡であるシャアビの始祖、エル・ハジ・ムハメド・エル・アンカ(El Haj Muhammad El Anka, 1907-1978)の『Le Grand Maitre du Chaabi シャアビの創始者』[10/19にAhoraから発売の直輸入盤, 録音年不明(1960年代+1970年?), 試聴, YouTube
アフリカ音楽最大の巨人、フランコ(1938‐1989, コンゴ=旧ザイール出身)が1953年から1980年に録音した全28曲を収録した2CD編集盤、フランコ&TPOKジャズ(Franco&Le TPOK Jazz)の『Francophonic Vol.1 1953-1980 フランコフォニック 第1集』(11/16にライス・レコードから発売の直輸入盤, Sterns Music, ブックレットの日本語訳付き, 試聴, YouTube:12
アイヌ文化伝承者・遠山サキさん親子によるアイヌの歌を収録したサキさん80歳記念の自費制作DVD-Rで、北海道浦河町姉茶にお住いの遠山サキさんが、長女・次女・三女とともに歌った浦河・姉茶に伝わるアイヌの歌21曲とムックリ(アイヌ民族の口琴, 約1分)、歌の背景映像として浦河・姉茶と思われる自然風景を中心に、4人の歌う姿や遠山サキさんの日常生活の一場面などを収録した『アネサラ シネウプソロ(姉茶 ひとつのふところ)』[2008年8月?発売, 2,500円, 2008年7月に浦河町姉茶で収録, 約49分, アイヌ語歌詞の日本語字幕付き, 本DVD-Rの音声オンリー版で同一曲収録のCD-R(約47分, 2,000円)も同時発売, 購入などの問い合わせ:浦河町堺町生活館、TEL 0146-22-5795]
作曲家、ヤニス・クセナキス(Iannis Xenakis, 1922-2001)の電子音楽作品第2集DVDで、「Hibiki Hana Ma(響・花・間)」(1969-70)、「Polytope de Cluny」(1972-74)、「Neg-Ale」(1960, with the film "Vasarely")の全3曲収録の『Electronic Music 2』(11/25発売のUS盤, Mode Records, 51分, 24-bit DTS 5.1サラウンド・サウンド, NTSC/Region 0, YouTube

2008年12月11日(木)



 トップページに掲載した作品 Vol. 36

「Jazz Icons DVD Series 3」全7作品のうちの2枚、ソニー・ロリンズの『Live In '65 & '68』とビル・エヴァンスの『Live '64 ‐ '75』(両作品とも9/30発売のUS盤, Reelin' In The Years, All Regions, 視聴:前者後者, ボーナス・ディスク付きの8枚組DVDボックス・セットはこちら
サハラ砂漠の遊牧民であるトゥアレグ族のグループで、“砂漠のブルース”と形容されるティナリウェン(Tinariwen)の2007年12月のロンドン公演を収録したDVD『Live In London』(10/19発売の日本盤, ライス・レコード, 本編68分+ボーナス映像72分:リーダーのイブラヒム・インタビュー50分など, 日本語字幕付き, YouTube: DVDのPV
サン・ハウス、ジョン・リー・フッカー、ジョニー・シャインズ、ブッカ・ホワイトの1968年から1972年のブルーズ弾き語り映像を収録したDVD『デルタ・ブルース伝説の巨人たち Legends Of The Delta Blues Featuring: Son House, John Lee Hooker, Johnny Shines, Bukka White』(9/19発売の直輸入盤, 約62分, リージョン・フリー, 日本語字幕なし, Stefan Grossman's Guitar Workshop, 海外盤DVDは2003年発売, YouTube:本作のTr.2)
フェミ・クティ(Femi Kuti)の7年ぶりのスタジオ録音作『Day By Day』(10/12発売の直輸入盤, ライス・レコード, Wrasse Records, myspace.com
沖縄民謡の歌手、古謝美佐子『廻(めぐ)る命』10/25発売, 『廻る命』発売記念公演:10/30新宿文化センター大ホール, HMVによるインタビュー, 試聴:公式HPの「Discography」)
イラン西部・クルディスタン生まれのタンブール(撥弦楽器)の名手で哲学者でもあるオスタッド・エラーヒ(Ostad Elahi, 1895-1974)のLe Chant Du Mondeからの9作目『Destinations』(9/9?発売のオーストリア盤, 2枚組CD, 試聴
南仏マルセイユ拠点の3人組ユニット、ムッスーT(Moussu T e Lei Jovents)の3rdアルバム『Home Sweet Home』(10/15発売のオーストリア盤, myspace.com

ルー・リードの代表作の1つである1973年発表の『Berlin』の全曲再現ライヴを収録したドキュメンタリー映画『Lou Reed's Berlin』のサントラ盤、ルー・リードの『Berlin: Live At St. Ann's Warehouse』(10/25発売のUS盤, 2006年12月15&16日のNYブルックリン公演から約79分収録, 映画の監督:ジュリアン・シュナーベル, 2009年1月21日に本作の日本盤DVD発売予定, YouTube:本作のトラック 812 の動画)
イギー&ザ・ストゥージズの2005年8月6日のベルギー公演と約130分の特典映像を収録したDVD『Escaped Maniacs』(10/24発売の日本盤, TFC・東北新社, 本編約65分+イギー・ドキュメンタリー約61分+イギー・インタビュー約68分, 日本語字幕付き, YouTube:本作の1曲目「Loose」
「ダブル・ ダイナマイト」の異名を持つソウル・デュオ、サム&デイヴの軌跡を辿る映像集で、TV番組で放映されたライヴ・パフォーマンスを中心にインタビューや関係者の証言などを収録したDVD『The Original Soul Men』8/20発売日本盤, 約120分, 日本語字幕&英文ライナーの対訳付き, 動画:Tr.4+1曲=1967.4.7の2曲)
南米コロンビア生まれのダンス音楽、クンビアの日本独自編集によるコンピレーション盤で、コロンビアのDiscos Fuentesレーベルに残る1960〜70年代のクンビア、ガイタ、ポーロの音源からインスト・ナンバーのみを収録した『Old Time Cumbia From Colombia』9/7発売, Creole Stream Music, 全15曲, パチョ・ガラーンルーチョ・ベルムーデスの両巨頭ほか収録)
マーク・ドレッサー(1952-)がカリフォルニア大学の音楽教授トリオ名義で発表した1stアルバム、Mark Dresser(contrabass)、Ed Harkins(trumpets, mellophone)、Steven Schick(multiple percussion)の『House Of Mirrors』(8/25?発売のポルトガル盤, Clean Feed, 試聴, Mark Dresser12月に来日:「藤井郷子4」の日本ツアーに参加)
ペーター・ブロッツマン(b-flat-cl, as, ts)と羽野昌二(ds)のデュオによる「FUNNY RAT/S」シリーズ3作目で、2008年5月8日に広島のスタジオで録音された『FUNNY RAT/S 3』(9/25発売の日本盤, HEART LORD STUDIO, 試聴
Evan Parker(ts)、Sten Sandell(p)、Ingebrigt Haker Flaten(double-b)、Paal Nilssen-Love(ds, per)の4人組ユニット、Townhouse Orchestraのライヴ録音作で、2007年2月18日にノルウェーのオスロのクラブ「Belleville」で収録された2枚組CD『Belle Ville』(10/30?発売のポルトガル盤, Clean Feed, 試聴

2008年12月10日(水)



 アイヌ文化伝承者・遠山サキさん親子のCD-R&DVD-R発売中

アイヌ文化の伝承者で、北海道浦河町姉茶にお住いの遠山サキさん(80歳)。
遠山サキさんが長女の弓野恵子さん、次女の床みどりさん、三女の堀悦子さんと歌った浦河・姉茶に伝わるアイヌの歌とムックリ(アイヌ民族の口琴)を全21曲収録したCD-RとDVD-Rが、今年の夏に自費制作盤として発売された模様。『苫小牧民報』の8/30付の記事などで知った。

タイトルは『アネサラ シネウプソロ』(姉茶 ひとつのふところ)らしい(『アネサラ 〜』のラは小文字)。CD-Rが2,000円、DVD-Rは2,500円で一般販売もしているという。問い合わせ先は、浦河町堺町生活館(TEL 0146-22-5795)。近いうちに入手したい。

ちなみに、アイヌの若手の代表的歌い手・床 絵美は、遠山サキさんの孫にあたる(床みどりさんの娘)。左上の画像は、遠山サキさんと次女みどりさん、三女の悦子さんが参加したCD『Mukkuri Hawehe ムックリの響き:アイヌ民族の口琴と歌』(2001年, 日本口琴協会)。
→【2008.12.11追記】12月初めに遠山サキさん親子のCD-RとDVD-Rを入手。遠山サキさんの何の飾りもない素朴な歌声と独自の節回しに特に惹かれ、毎日のように聴いている。遠山サキさんがアイヌの歌い手としても今なおご健在であることと、娘さんたちの勧めによってこのような貴重な音源が遺され、サキさん80歳記念の作品として一般発売されたことに感謝。12/11の日記に作品情報を書き込んでおいた。なお、入手した際知ったが、遠山サキさんのライヴが2009年2月15日(日)に横浜で行われる予定。娘さん、息子さん、お孫さんも出演するとのことで、会場、チケットの入手方法などの詳細は不明。
→【2009.1.28追記】『アイヌウタリ連絡会』「2月・3月の講演・イベント」(1/21付)によると、遠山サキさんたちのライヴは、2月15日(日)に新横浜の『Space Alta(スペース・オルタ)』で行われる予定(開場14:00、開演14:30)。チケットの予約・問い合わせは『Space Alta』まで電話(045-472-6349)orフォームメール(「利用申し込み」)にて。

ジミ・ヘンドリックスのバンドのドラマーだったミッチ・ミッチェルが、11/12に米国オレゴン州ポートランドで亡くなった。61歳だった。死因は「自然死」らしい。合掌。
Forever In Our Hearts John "Mitch" Mitchell(『JIMIHENDRIX.COM』)
THE JIMI HENDRIX EXPERIENCEのドラマー、MITCH MITCHELLが死去。享年61歳(『Oops! Music Community』2008/11/13 )
YouTube:「Mitch Mitchell - Musical entries」(5:43) ノエル・レディング作の1曲を除き、すべてジミの作品でのプレイ。ミッチが亡くなる約4か月前にアップされ、選曲、曲順ともなかなか良い。

 11/16(日)に「さいたまスーパーアリーナ」で、初めてザ・フーのライヴを観る。
ピートもロジャーも豆粒大にしか見えない席だったけど、メンバーが登場し、1曲目「I Can't Explain」のイントロのギターがかき鳴らされた瞬間、20数年間のザ・フーへの思い(特に10代後半から20代を通じてすがるように聴いていた)が一気に込みあげてきたようで、危うく涙が溢れそうになった。こんなことライヴの場で初めてと言っていい。
キースとジョンのいないザ・フーなんて・・・・とライヴを生で観るまでは冷やかな私であったが、「The Who」名義に恥じない充実のライヴ・パフォーマンスにただ感無量。初の単独公演&年齢的な面から最後の可能性もある今回の日本ツアーを見送っていたら、一生後悔したかもしれないところだった。

2008年11月23日(日)
TOP Antenna MAIL About