doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 トップページに掲載した作品 Vol. 33

ジェイムズ・ブラウンの1960年代のライヴ映像を収録した3枚組DVD『I Got The Feelin' James Brown In The '60s』が、8月にShout! Factoryから発売される予定らしい。
キング牧師暗殺の翌日である1968年4月5日のBoston Garden公演(JBライヴ・ブートの定番の一つ)と、1968年のNYアポロ劇場でのライヴを中心に、ボーナス映像として1967&1968年のパリ・オリンピア劇場でのパフォーマンスと、1964年のThe T.A.M.I. Showでの「Out Of Sight」が収められている模様。発売が楽しみである。

作曲家・伊福部 昭先生(1914-2006)の公式ホームページが、暫定版ながら開設された。無断リンクは禁止とのことなので、URLは伏せるが、Wikipediaの一番下にある「外部リンク」から訪問できる。

「阿寒のアイヌの歌と踊り」(『doo-bop days』2006年11月16日)の一番下の方にある、「AINU 古式の舞 7分42秒」のリンクを6月上旬に修正した(ビデオの撮影&HP主宰者のyagiq様に感謝)。アイヌ民族の歌と踊りに興味のある方には、ぜひご覧いただきたい動画である。

100枚組CD『世界民族音楽大集成』(1992年, 廃盤)。数か月前から図書館で少しずつ借りて聴いている。ポピュラー音楽を聴くのとは異なり、このような民族音楽、コミュニティー・ミュージックは、民族や文化体系を異にする者にとって如何ともしがたい「壁」の連続で、「音楽に国境あり」「音楽は世界の共通言語ではない」との感を改めて強くする。

鹿児島出身の盲目のゴッタン奏者・荒武タミさん(1911-1992)の3時間にも及ぶゴッタン(箱三線, 板三線)弾き語り音源が、最近、鹿児島の日本画美術記念館「草文」に寄贈されたという。荒武タミさんのLP『ゴッタン 〜謎の楽器をたずねて〜』(1978年, CBSソニー)とともに、いつの日かCD化されないものか。

当Web日記の累計アクセス数が、5月下旬に10万件を突破した。二重カウント防止の設定にしてあることもあり、だいたい正確な数字と思われる。訪問して下さったすべての方に感謝いたします。

聖俗の垣根を超えて活動した盲目のアコースティック・ギターの巨人、レヴァランド・ゲイリー・デイヴィス(Reverend Gary Davis, 1896−1972)の映像全31テイクを収録したDVD『偉大なるアコースティック・ギター・マスター Rev. Gary Davis The Video Collection』(5/2発売の直輸入盤, P-Vine, Stefan Grossman's Guitar Workshop, 105分, 撮影年:1960年代中心, 日本語字幕なし, 動画の視聴[制作者サイドがYouTubeで配信])
1966年のニューポート・フォーク・フェスティヴァル出演のブルースマンたちによる特設ジューク・ジョイントにおけるパフォーマンスを収録したDVD『デヴィル・ガット・マイ・ウーマン〜ブルース・アット・ニューポート 1966 Devil Got My Woman Blues At Newport 1966 Featuring Skip James Howlin' Wolf Rev. Pearly Brown Son House Bukka White』(5/2発売の直輸入盤, 1996年にP-Vineから発売されたビデオ作品のDVD化, 60分, 海外盤は2001年発売, 日本語字幕なし, 動画の視聴[制作者サイドがYouTubeで配信])
ギリシャを代表する男性歌手、ヨルゴス・ダラーラス(George Dalaras, 1949−)が2006年に発表したユニヴァーサル移籍第一弾で、ギリシャの隣国アルバニアをテーマにした異色作『寂れた村 Deserted Villages』(3/16発売の直輸入盤, ライス・レコード, アルバニア出身の作曲家/アコーディオン奏者のダーショ・クルティとのコラボレーション作品, 試聴
西アフリカのガーナのポピュラー音楽の一つで、10年ほど前に生まれた新世代ダンス・ミュージック「ヒップライフ」を世界に紹介する初めてのコンピレーション盤『Black Stars Ghana's Hiplife Generation』3/23にライス・レコードから発売の直輸入ドイツ盤, Outhere Records, ヒップライフ≒ヒップホップ×ハイライフ[ガーナやナイジェリアで1920年代から1960年くらいに全盛のポピュラー音楽/バンドサウンド]+α[ルーツ・レゲエ, ダンスホール等], myspace.com
リー“スクラッチ”ペリー(Lee "Scratch" Perry, 1936-)の新作で、プロデューサーのエイドリアン・シャーウッドとの共同プロダクションによる『The Mighty Upsetter』(5/28発売の日本盤, 歌詞の対訳付き, 試聴
キューバの新世代アーティスト、ジューサ(Yusa)の3rdアルバム『Haiku 俳句』(5/21発売の日本盤, 歌詞の対訳付き, 試聴

ギリシャ歌謡を代表する女性歌手、ハリス・アレクシーウ(HARIS ALEXIOU)が2006年に発表したスタジオ録音最新作『酸っぱいチェリーと苦いオレンジ GUINDA Y NARANJA AMARGA』(4/20発売の直輸入スペイン盤, アオラ・コーポレーション, 試聴
アルジェリアの大衆歌謡シャアビの代表的歌手で、1940年代末からはフランスを拠点に活動したダフマン・エル・ハラシ(Dahmane El Harrachi, 1925or1926-1980)の1975年の録音集とされる復刻盤『Ya El Hadjla やまうずら 〜アルジェリア移民の声〜』(5/11にアオラ・コーポレーションから発売の直輸入盤, Fassiphone, 試聴, YouTubeにて代表曲「Ya Rayah」動画の視聴)
トルコの「アラベスク(演歌風の大衆歌謡)の帝王」イブラヒム・タトルセスの新作『Neden? なぜ?』(4/27にライス・レコードから発売の直輸入盤, 試聴, YouTube
アイリッシュ音楽を代表する女性歌手の一人、カラン・ケイシー(orカラン・カーシー, Karan Casey)のソロ5作目で、全10曲中8曲がトラディッショナル・ソングからなる新作『Ships In The Forest』(4/8発売のUS盤, myspace.com
UK拠点のアフロビートの新星、スーズセイヤーズ(Soothsayers)の日本独自企画盤で、最新作『Tangled Roots』(2005年)を中心にリミックス曲などを収録した編集盤『The Time Is Now』(6/6発売, P-Vine, 試聴, myspace.com
エミルー・ハリス(Emmylou Harris)の新作『All I Intended To Be』(6/10発売のEU盤, Nonesuch, 試聴

ルー・リード(Electric Guitar)、ジョン・ゾーン(Sax)、ローリー・アンダーソン(Violin, Electronics)の3人が共演したライヴ盤で、2008年1月10日のニューヨークのライヴ・スペース「The Stone」での即興演奏によるベネフィット・パフォーマンスを収録した、「The Stone」の存続・運営資金のためのThe Stone Issueシリーズ第3弾『The Stone: Issue Three』(4月?にTZADIKから発売, ディスクユニオン[6/10?入荷], 約48分収録)
カサンドラ・ウィルソンによるスタンダード集『Loverly』(6/9発売のEU盤, 試聴, 8月に名古屋・ブルーノート東京で来日公演予定)
「女性版カエターノ・ヴェローゾ」と形容されるブラジルの個性派シンガーソングライター、アドリアーナ・カルカニョット(Adriana Calcanhotto)が、アート・リンゼイとの共同プロデュースで発表した新作『Mare』(4/19発売のEU盤, 試聴
ザ・ビーチ・ボーイズのドラマー、デニス・ウィルソン(1944-1983)が1977年に発表した唯一のソロ・アルバムで、長らく廃盤となっている『Pacific Ocean Blue』に、幻の2ndソロ・アルバム『Bambu』などの未発表音源を20トラック追加した2枚組CD『Pacific Ocean Blue - Legacy Edition』6/17発売US盤, 試聴, 本作のプロモ
ラオル・ビョーケンハイム(el-g, el-viola da gimbri)、インゲブリグト・ホーカー・フラーテン(el-b, electronics)、ポール・ニルセン・ラヴ(ds, per)による北欧のフリー/インプロ系ギター・トリオ、Scorch Trioの3作目で、ノルウェーで限定発売された2枚組LPにのみ収録されていた4トラックを加えた2枚組CD『Brolt』(6/10発売の日本盤, Bomba Records, 約51分+32分, ディスク1の試聴
北欧の5人組アコースティック・ジャズ・ユニット、Atomicの約2年ぶりの新作で、スタジオ録音による2CD+2008年1月24日の米国シアトルでのライヴを収録したボーナス・ディスクからなる3枚組CD『Retrograde』(6/20発売のEU盤, Jazzland, 約153分, 試聴:ディスク1&2 / ディスク3

電子音楽家、Warner Jepson(1930?‐)のレア盤『Totentanz』(1967年作)に、1958年から1973年までの未発表作品を14曲追加した2枚組CD『Totentanz And Other Electronic Works 1958-1973』(2008年4月?発売のUS盤, Melon Expander, 試聴
イランのピアニスト、Morteza Mahjubi(1900-1965, 画像)のペルシアン・ピアノ集第2弾『The Art Of The Piano 2』(2007年にイランのMahoor Institute of Culture and Artから発売, 日本入荷は2008年?, 録音年不明, 全7トラック, 約76分収録)
Fela Kutiの末息子Seun Kutiのデビュー・アルバム、Seun Kuti&Fela's Egypt 80の『Seun Kuti + Fela's Egypt 80』(6/24発売のUS盤, myspace.com, YouTube
アル・グリーン(Al Green)の約3年ぶりの新作で、Ahmir“?uestlove”ThompsonとJames Poyserとの共同プロデュースによるブルーノート3作目『Lay It Down』(5/26発売のEU盤, myspace.com
ヴァン・モリソンの代表作2作品、1968年発表の『Astral Weeks』と1970年発表の『Moondance』6/25発売, 2008年日本独自リマスタリング, 歌詞の対訳付き)

2008年07月02日(水)



 トップページに掲載した作品 Vol. 32

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの3枚組ブートCD『Dispatches From The Dream Factory』(Scorpio, GPS 9, プレス盤)。発売されて間もない5月上旬に入手した。
目玉は、ジョン・ケイル在籍時の1967年4月のニューヨークでのライヴ音源とされるディスク2のトラック1〜4だろう(「Recorded At The Gymnasium, 424 E. 71st St. Nyc April 1967」, 「I'm Not A Young Man Anymore」「Waiting For The Man」「Run Run Run」「Sister Ray」)。
これら4トラックは初ブートCD化のようで、5CDオフィシャル・ボックス・セット『Peel Slowly And See』(1995年発売)のディスク3の6曲目「Guess I'm Falling In Love Live」&7曲目「Booker T. Live」と同一ライヴ音源と思われる(音質も同程度)。
ちなみに、上記1967年4月のニューヨークでのライヴ音源は、今年2月に発売されたヴェルヴェッツのアナログ・ブート『Live At The Gymnasium』にも収録されているらしい(『The Velvet Underground Web Page』の「BOOTLEGS」の「LPs」参照)。『Dispatches From The Dream Factory』の同ライヴ音源は、針ノイズが聴こえないことからアナログ・ブート『Live At The Gymnasium』のコピーではないはずだ。

ハウリン・ウルフ(1910-1976)の1970年11月のワシントンDCブルース・フェスティヴァルでのライヴ映像を収録したDVD『In Concert 1970 ヴィンテージ・ライヴ1970』(3/21発売直輸入盤, TV番組のDVD化, 60分, 日本語字幕なし, インタビューの対訳付き, ボーナス・トラック1曲追加, 本作収録の「Highway 49」の視聴[本作の制作者サイドがYouTubeで配信])
ヴァン・モリソンの全曲オリジナルによる新作『Keep It Simple』(4/1発売のUS盤, myspace.com, 6/25に「Forever Young」シリーズから『Astral Weeks』『Moondance』『His Band And The Street Choir』が2008年デジタル・リマスター盤として発売予定)
ZuのMassimo Zuma(b)、The ExのTerrie Ex(g)、The Thing等のPaal Nilssen-Love(ds)による轟音ハードコア・インプロ・ユニット、Offonoffの1stアルバム『Clash』2/15Smalltown Superjazzzから発売, 試聴, myspace.com, ライヴ映像の視聴
作曲家・伊福部 昭(1914-2006)のヴァイオリン協奏曲ピアノ・リダクション版を全2曲収録したミッテンヴァルト設立10周年記念盤『伊福部 昭 ヴァイオリン協奏曲〜ピアノ・リダクション〜』(3/16発売, Mittenwald, 佐藤久成[vn], 岡田 将[pf], 2006年6月5日に秩父ミューズパーク音楽堂で録音, 51分31秒, 世界初録音)
フィリピン・ミンダナオ島南部のセブ湖周辺で暮らす少数民族・トボリ族の村におけるフィールド録音作品で、11人の女性たちが奏でるスルドイ(竹筒琴)やヘゲルン(2弦リュート)、クンビン(竹口琴)、クリンタン(銅壺琴)などの演奏と歌を、虫の鳴き声や鳥のさえずり、川のせせらぎといった自然音(環境音)とともに収録した『セブ湖の11楽姉 / PHILIPPINES Femmes artistes du lac Sebu Women artists of Lake Sebu』(3/30AHORAから発売のフランス直輸入盤, Buda Musique, 「Production ALTAMIRA 1999-2007」, 竹口琴のクンビン演奏の試聴, リュート系撥弦楽器のヘゲルン演奏の動画, 本作に参加の2人の女性Fingguy Flang/Luming Tuan名義による2002年発表作はこちら
リチャード・ボナの初のライヴ・アルバム『Bona Makes You Sweat - Live』(3/14発売のEU盤, 2007年7月11&12日のハンガリーのブダペスト公演を約64分収録, 試聴

マーク・スチュワートの新作『Edit』(3/28発売のEU盤,Crippled Dick Hot Wax, 日本盤は4/26発売予定, myspace.com
ダニエル・ラノワの自作ドキュメンタリー映画のサウンドトラック盤『Here Is What Is』3/18発売US盤, Red Floor Records, DVD4/15発売
Ken Vandermark(ts, bs)、Lasse Marhaug(electronics)、Paal Nilssen-Love(ds)による新ユニット、Fire Roomの『Broken Music』(3/25発売のUS盤, Atavistic, 試聴
キャロル・キングが1971年に発表した『Tapestry』の2CDレガシー・エディション4/22発売US盤, ディスク2:1973&1976年の未発表ライヴを約38分収録, 試聴
オーティス・レディング(1941-1967)の代表作とされる1965年発表の3rdアルバム『Otis Blue / Otis Redding Sings Soul』の2CDコレクターズ・エディション(4/22発売US盤, Rhino, 既発中心に全40トラック収録: オリジナル・モノ&ステレオ・アルバムの全曲+1966&67年のライヴ音源+シングルB面など, 未発表はステレオ・アルバム・ヴァージョンのモノ・ミックスによる3曲, 試聴

オーティス・レディング(1941-1967)のドキュメンタリーDVD『Dreams To Remember The Legacy Of Otis Redding ドリームズ・トゥ・リメンバー 〜オーティス・レディングの伝説』(4/9発売日本盤, 本編約92分+ボーナス映像約16分, 日本語字幕付き, DVDの視聴:Reelin' in the Years Productions
サザン・ソウルの名門レーベル、スタックスの歴史を綴ったドキュメンタリー作品と、1967年4月7日にノルウェーのオスロで行われたスタックスのオールスター・ラインナップによる「スタックス/ヴォルト・レヴュー」(ブッカー・T.&ザ・MG's、サム&デイヴ、オーティス・レディングなど参加のパッケージ・ショウ)のライヴ映像をカップリングした2枚組DVD『Respect Yourself The Stax Records Story リスペクト・ユアセルフ〜スタックス・ストーリー / Stax Volt Revue Live In Norway 1967 スタックス/ヴォルト・レヴュー〜ライヴ・イン・オスロ 1967』(4/9発売の日本盤, ディスク1【2007年8月に米国PBSでTV放映】:本編約113分+ボーナス映像約25分, ディスク2【当時TVで未放映の発掘映像は20分】:本編約74分+ボーナス映像約27分, 日本語字幕付き)
名盤誕生の秘密をひもとく「クラシック・アルバムズ」シリーズのDVD2作品、ザ・ドアーズが1967年に発表した1stアルバム『The Doors』「メイキング・オブ・『ハートに火をつけて』」と、ジョン・レノンが1970年に発表した1stソロ・アルバム『John Lennon/Plastic Ono Band』「メイキング・オブ・『ジョンの魂』」4/23発売日本盤, Videoarts, 日本語字幕付き)
佐渡の文弥浄瑠璃太夫、北村宗演(1898-1974)の文弥節(古浄瑠璃の一つで三味線を弾きながらの語り芸)を収録した初CD化作品『佐渡の文弥節 北村宗演の世界』2/21発売, Fontec, 録音: 1966年9月17日 新潟県佐渡市矢柄, 約65分収録, 【関連】: 国指定重要無形民俗文化財の「佐渡の人形芝居」の一つ「佐渡文弥人形芝居」
大分県日田市出身のカントリー・ブルースマン、コージー大内(1967−)の日田弁ブルース弾き語りによる自作曲とライトニン・ホプキンスなどのカヴァーからなる1stアルバム『角打ブルース Kakuchi Blues』3/23発売, Maruyoshi Records, 「角打」=九州北部では酒屋に併設されている立ち飲み屋のこと, ジャケットの写真=角打の定番おつまみの鳥の足, 試聴

弘田三枝子の1998年に自主制作盤として300枚発売されたライヴ盤の復刻CDで、1997年11月8日と9日に北九州市小倉のライヴ・ハウスで行われた計4回のステージから選曲された『Mico・ジャズ・ライヴ・イン・北九州 Mico Jazz Live In Kitakyushu』(4/25発売, MSIミュージックシーン, 約57分収録, リミックス&24ビット・リマスター盤)
アイルランドを代表する女性歌手、メアリー・ブラックの2曲の新曲を含む2CDベスト盤『25周年ベスト・アルバム Twenty-Five Years Twenty-Five Songs』(4/27発売の直輸入アイルランド盤, 全曲リマスター, 試聴, myspace.com
ランディ・ニューマン(1943-)が職業作曲家/ワーナーの専属ソングライター兼アレンジャー時代の1960年代に様々なアーティストに提供した曲を収録したコンピレーション盤『オン・ヴァイン・ストリート  On Vine Street The Early Songs Of Randy Newman』(4/25発売直輸入EU盤, 英文ライナーの対訳付き)
1920年代から1940年代半ばまでの米国各地の多種多様なブラック・ミュージック=「戦前ブルース」を98アーティスト99曲収録した4枚組CDで、1994年発売の4CD『戦前ブルースのすべて』のリマスター&新装再発盤『戦前ブルースのすべて 大全4CD The Story Of The Pre-War Blues』(5/2発売, P-Vine, ディスク1: ハラー、バラード、ゴスペル&アーリー・ブルース, ディスク2: テキサス&メンフィス・カントリー・ブルース, ディスク3: ブルース・フロム・ミシシッピ, ディスク4: シティ・ブルース、ホーカム、ジャイヴ&オール・ザット・ジャズ, 監修・解説:中山義雄, 日本独自企画盤, 試聴
フランク・ロウ(Frank Lowe, ts)の1973年発表作『Black Beings』(4/30発売のUS盤, ESP, トラック1&3は「previously unreleased complete version」, 約60分収録[オリジナル盤+約15分], 試聴

2008年05月18日(日)



 「盲僧琵琶〜仏法を奏でる」 − 永田法順師 TV番組出演

音楽関係のプチ情報などをいくつか。やや古いネタあり。

ジョアン・ジルベルトの来日公演が11月に行われる。4月初めに知った。
ジョアン・ジルベルトの公式サイト「tour dates」によると、11/1、2が東京国際フォーラム、11/3が横浜とのこと。
11|01 - International Forum - Tokyo - Japan
11|02 - International Forum - Tokyo - Japan
11|03 - Yokohama - Japan
「ボサノヴァ50周年」の今年、ジョアン・ジルベルトは6/22にNYカーネギー・ホール、ブラジルでも4回公演を行う予定。

ピーター・バラカンの名著とされるブラック・ミュージックの入門書『魂(ソウル)のゆくえ』が、「全面的に改訂した増補新版」としてアルテスパブリッシングから復刊。今月上旬に購入した。
※右の画像の左は、1989年の発売と同時に買った『魂(ソウル)のゆくえ』(新潮文庫)の初版本。その隣はビデオ『ニューオーリンズ伝説 Piano Players Rarely Ever Play Together』(P-ヴァイン)。『魂(ソウル)のゆくえ』の復刊版は職場に置いてきてしまったので、画像はなし。

1989年当時、ブラック・ミュージックは本腰を入れて聴き始めて数年しか経っていなかったこともあり、『魂(ソウル)のゆくえ』(新潮文庫)を読んで学んだことは多い。なかでもニューオーリンズR&Bに関しては、本書を参考にCDや『ニューオーリンズ伝説 Piano Players Rarely Ever Play Together』といったビデオを買ったものだ。
復刊版はパラパラめくった程度でまだほとんど読んでいないが、CDなどを紹介しているページでは、現在でも入手容易な作品を中心に掲載している模様。著者の意向、編集方針として理解はできるものの、欲を言えば、今となっては入手困難な作品も新潮文庫版から削除せずに掲載しておいてほしかった。

ザ・フーの1stアルバム『My Generation』(1965年発表)。6/25に「世界初CD化となるUKオリジナル・モノ仕様」で日本盤が発売される予定(CD Journal.com)だが・・・・。
「ザ・フー本人が所有する現存最良のアナログ・マスター」(HMV)とは? プロデューサーのシェル・タルミーが所有するor所有していたモノ・マスターとは違うのか? 日本独自企画盤? 海外盤は発売されるのか? そもそもモノのマスターテープはMCAが所有している?(『レコード・コレクターズ』2002年11月号P.67のシェル・タルミー・インタビューより)
『My Generation』がUKオリジナル・モノ仕様のCDで発売されるのは嬉しいが、現時点ではよくわからない点が多い。

琵琶盲僧・永田法順師(1935−)出演のテレビ番組が放映される。「比叡山延暦寺の企画するテレビによる宗教教化番組」『比叡の光』(15分)がそれ。「盲僧琵琶〜仏法を奏でる」と題し、2週に渡って放映される模様。番組の放映日時は局によって異なり、東京MXテレビ(MX)が4/26(土)AM8:45〜9:00、京都放送(KBS)は4/27(日)AM8:45〜9:00。その他の放送局など、詳細はリンク先参照。

永田法順師といえば、2/20(水)の国際民俗芸能フェスティバル(東京・初台の新国立劇場)での演奏は観ることができた(釈文「神名帳」を短縮ヴァージョンで披露)。けれども、翌2/21(木)の新宿・神楽坂での演奏会(単独公演, 昼の部と夜の部)は、残念ながら見逃してしまった。
永田法順師の貴重な単独公演が、2/20(水)前後に東京で行われるかもと思い、ネットでまめにチェックしていたのだが、神楽坂での演奏会を知ったのは終演翌日。実質的に内輪(「永田法順師の琵琶を聞く会」主催?)での演奏会だったようで、一般への宣伝・告知はほとんどしなかったのだろう。
今後、永田法順師の演奏会(単独公演)がある際は、新聞・ネット等で広く告知し、一般の希望者も容易に観られる開かれた演奏会として催していただくとありがたい。

「吹奏楽による奏楽堂の響き2」が4/27(日)に旧東京音楽学校奏楽堂(東京・上野公園内)で行われる。3月下旬に知った。

「吹奏楽による奏楽堂の響き2」
【日時】2008年4月27日(日)18時15分開演
【会場】旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園内)
【料金】3000円(前売り2500円)
【申し込み】メール / jcacon@gmail.com FAX / 049-287-7009
(住所、氏名、希望枚数を明記のうえ、上記に申し込む。前日までに予約すると、前売り料金で取り置き)
【演奏】リベラ・ウィンド・シンフォニー
【指揮】福田 滋
【主催】JCA(Japanese Composer Archives)
【プログラム】
第1部《新しい音楽を目指した先達》 18時よりプレトーク
  團 伊玖磨: オープニング・ファンファーレ(よこすか芸術祭)
  芥川也寸志: 祝典組曲no.3行進曲(Marcia in do)【舞台初演】
  松平頼則: 日本舞曲第2
  平尾貴四男: 諧謔曲「南風」
  須賀田礒太郎: フーガによる舞踏曲
  早坂文雄: 映画音楽「海軍爆撃隊」より 【初演/平原伸也 編】
  伊福部 昭: Marche Triomphale(マルシュ・トゥリヨンファル)(2007年新発見)【初演/今井 聡 編】
  黛 敏郎: NTVスポーツ・ニュース・テーマ音楽(スポーツ行進曲)【新編曲初演/松木敏晃 編】
  黛 敏郎: シロフォン小協奏曲〈ソロ:片岡寛晶〉
  松村禎三: 交響曲第一番 第3楽章【宗形義浩 編曲初演】

第2部《新しい響きを目指して》
  北爪道夫: 森のファンファーレ
  湯浅譲二: 火星年代記より【舞台初演】
  白石茂浩: フルートと吹奏楽のための「夕鶴幻想(つうの回想)」〈ソロ:江尻和華子〉【初演/福田 滋 編】
  伊福部 昭: SF交響ファンタジー第2番【福田 滋 編曲初演】
  木山 光: Black Symphony【委嘱初演】
プレトーク/上野 晃(音楽評論家)ナビゲーター/西 耕一(音楽評論家)

2008年04月24日(木)
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