| 2010年06月18日(金) |
経済的理由での治療中止 |
医療介護CBニュースによると・・・
患者の経済的な理由による治療の中断や中止が、この半年間に約4割の医療機関であったことが、全国保険医団体連合会(保団連、住江憲勇会長)の調査で分かったという。 特に歯科診療所では半数近くに上ったとのこと。
保団連では5月中旬に、各都道府県の保険医協会に調査への協力を依頼。6月14日までに回答を得た8協会の計2829医療機関(病院109、医科診療所1577、歯科診療所1143)について中間報告をまとめた。
それによると、38.8%の医療機関で、患者の経済的な理由によって治療を中断または中止したことがこの半年間にあったという。 施設別では、歯科診療所が47.4%で最も多く、次いで医科診療所33.4%、病院26.6%の順。
また、この半年間に、医療費負担を理由に患者から検査や治療、投薬を断られたことがある医療機関は42.9%だった。 施設別では医科診療所が46.1%、病院が43.1%で、歯科診療所の38.5%に比べ医科医療機関で多かったとのこと。
私たち@小林歯科クリニックでは、治療の内容や費用について、ご説明を差し上げ、納得いただいてからの治療を心がけています。 お陰さまで、治療が中断してしまうケースが殆ど在りません♪ 皆さまの健康意識の高さに感謝申し上げます。
問題なのは、治療の内容や費用にご納得いただけない“レア”ケースですね。 「命に直結する訳ではないので」とか、何が何でも「健康保険の範囲で」なぁんて言っていると、結局、歯を失っていくことに・・・そして、高くつきますよぉ!
大本山總持寺では六月に伝光会攝心(でんこうえせっしん)があります。 この期間修行僧は僧堂に籠もり、坐禅三昧の行(ぎょう)をし食事もすべて僧堂でいただきます。 これらの食事をまかなう寮舎を典座寮といい、寮員はすべて修行僧で、この期間は彼らは僧堂に籠もらず、ほかの修行僧たちが安心して行に励めるよう、心を込めて食事を作ります。
曹洞宗では、修行の中で食事をことさら大切にします。 他の命をいただき、自分の命に代える食事は、仏道を完遂するための尊い行なのだと考えます。 また、食事を大切にする理由は、道元禅師の中国での体験にも由来します。
道元禅師は二十四歳のとき、正しい禅の教えをもとめて、中国に渡りました。 あるとき、修行に入った天童寺の庭で、腰が深く曲がった老典座がじりじりと強い日差しの照りつける中、汗をかきながらやっとの思いで、だしの材料となる椎茸を干している光景を目にしました。 典座というと、料理を作る係のトップで、禅宗では寺の重役にあたります。 道元禅師はその老僧に近づき年を尋ねました。 老僧は六十八歳と答えました。 当時ではかなりの高齢になります。 禅師は問を続けます。 「(老師のような、高齢で尊い立場のお方が、どうして、苦労して椎茸を干しているのですか。そのような雑用であれば)部下の若い僧に任しておけばいいのではないかと思いますが」―それに対して、老典座は、「他はこれ吾れにあらず」(これは私の行なのだから、他人がやっては意味がない)と返したのです。 禅師はさらに問を続けます。 「(少し時間をおけば日差しも柔らかくなるでしょうに)老師は、どうして、今のように厳しい暑さの時に椎茸を干しておられるのですか、」それに対して老典座は、「さらに何の時をか待たん」(今をおいて、ふさわしいときというのはあり得ない)と答えたのでした。 この二つのやりとりを通して、道元禅師は修行といいものの本質に気がつかれたのでした。 禅師は「仏道とは、何かを成し遂げるということではない、だからどんな些細なことでも、自分の行であり他人任せにしてはいけない。また、修行をしているということは、今ここで最善を尽くすことであって、状況を見て後回しにするようなものではない」と気づかれたのだと私は理解しました。
道元禅師は、本当の禅を求めて中国にやってきました。 もしかしたら、この老典座に会うまでは、本当の禅は坐禅堂の中だけのものだと考えていられたのかもしれません。 しかし、禅師は中国での経験で、それほど重要と思っていなかった食事を司る修行僧から、禅修行の何たるかを多く学んでおられます。 禅師は帰国後「典座教訓(てんぞきょうくん)」を撰述し、食事や料理の心得や修行の何たるかを説かれました。 以来今日まで食事は、曹洞宗では大切な行と位置づけられています。
今、成果主義の時代といわれています。 しかし、本当に大切なことは、成果を上げることではなく、これは自分の仕事であると納得し、些細なことにも喜びを持って毎日を過ごすことではないでしょうか。 いつも人に入れてもらっているお茶でも、たまには自分から入れてさしあげてみてはいかがでしょうか。 今まで気づかなかった発見があるかもしれません。
小林歯科クリニックのある渋谷区では・・・ 先週10日に「児童手当」の“最終回”が支給され、そして、いよいよ 昨日15日に「子ども手当」の“第1回”の支給と相成りました。
支給された方には、有効に!、例えば、『フッ素塗布』などにお使いいただけたらなぁ なぁ〜んて考えている今日この頃です。
渋谷区の「子ども手当て」についてはコチラをど〜ぞ。
| 2010年06月15日(火) |
今日のホイッスルは次のオランダ戦の始まり |
今朝未明、サムライジャパンは、4度目のワールドカップで、不屈のライオン=カメルーンを相手に、海外大会での初得点を、そして、初の予選第一節勝利をGETしましたね。 皆さま、ご覧になりましたか? 私@小林は、昨夜、入浴&夕食の後、仮眠をしてテレビ放映に備えましたぁ。
試合開始前の国歌演奏の際、ピッチ&ベンチの全員が肩を組みましたね。 日本代表ではあまり見られない光景でした。 全員の“魂”が一つになったようでした。
さて、試合後の、岡田武史監督へのインタビューの中で「今日のホイッスルは次のオランダ戦の始まり」というフレーズがありました。
お口の中も全く同じですよね。 歯の修復物が装着されたところが、新たなスタートです。 2次的な虫歯を作らないためのメインテナンスが不可欠ですよぉ。
SAMURAI BLUE 応援ライトアップ→
| 2010年06月14日(月) |
関東甲信&東北南部が梅雨入り |
一昨日の九州南部、九州北部(山口県を含む) 昨日の四国、中国、近畿、東海、北陸地方に続き
本日の午前11時、気象庁が関東甲信と東北南部の「梅雨入り」を発表しました。
これで、梅雨がないとされる北海道を除き、残すは東北北部のみになりました。
ちなみに・・・ 【各地方の今年の梅雨入り (平年差・昨年差)】 沖 縄 5月 6日頃 ( 2日早い・12日早い) 奄 美 5月 6日頃 ( 4日早い・12日早い) 九州南部 6月12日頃 (14日遅い・10日遅い) 九州北部 6月12日頃 ( 7日遅い・ 9日遅い) 四 国 6月13日頃 ( 9日遅い・10日遅い) 中 国 6月13日頃 ( 7日遅い・10日遅い) 近 畿 6月13日頃 ( 7日遅い・10日遅い) 東 海 6月13日頃 ( 5日遅い・10日遅い) 関東甲信 6月14日頃 ( 6日遅い・11日遅い) 北 陸 6月13日頃 ( 3日遅い・10日遅い) 東北南部 6月14日頃 ( 4日遅い・10日遅い) 東北北部 ま だ
こんな季節だからこそ、お口のメンテナンスが大事ですよね♪
↑ に行きました。 何をしにって、とあるマリンスポーツをしに・・・です。
実は、私@小林が弁天橋を渡って島内に入るのは、小学生以来、ン十年振り。 梅雨入り直前のOFFの日、島中は人で溢れていましたよぉ。
ちなみに、「えのしま」という地名ですが、地図や住居表示はひらがなの“江の島”を使っているのに対し、郵便局や交通機関はカタカナの“江ノ島”と混在していますし、古くは“江島”などと書かれていたようで、有名な「江島神社」はこの表記になっているようですね。
調べてみると、昭和41年10月に藤沢市により、“江ノ島”から“江の島”への住居表示変更が施行されは、また、昭和44年1月以降は藤沢市観光協会により表記を“江の島”で統一する運動が行なわれているのだそうです。 ただ、“江島”“江ノ島”を使っている史跡や交通機関などについては、歴史的経緯もあることから、変更せずに現在に至っているようですね。
とあるアイドルグループの人気投票!?が行われ、“政権交代”がなされたのだとか。
さて、めでたく優勝され、センターを勝ち取ったお嬢さんなのですが、具体的には書きませんが、歯科医師的にはチョッとねぇ?と思った次第。
聞けば、小学校低学年から芸能活動をされていたとのことで、きっと、通院の時間も取れなかったのかも知れませんね。
でも、折角の注目される機会ですから、是非、この際に♪ 事務所サイドも、所属タレントさんのスケジュール管理だけじゃなく、健康面にももうチョッと気を遣ってあげて欲しいものです。 (ファンの方、“危険物”を送りつけるような事は止めてくださいね、くれぐれも念の為!)
実は私@小林、何人かの方には何度かお目にかかったこともあるようなのですが、未だ、どなたもお名前と顔が一致しましぇん
| 2010年06月11日(金) |
FIFAワールドカップ |
↑が始まりましたね。 寝不足になってしまう皆さまも多いのでは。
さて、毎日新聞によると・・・
富山県舟橋村の温泉施設「湯めごこち」のレストランに、日本代表の岡田武史監督を応援する ←「岡ちゃん定食」が登場した。
オムライスにのりとケチャップで似顔絵を描き、勝利を願ってトンカツに対戦国の国旗を立てたのだとか。 6月14日(日本時間23時開始 vsカメルーン)の初戦にちなんで、価格は614円。 30日まで一日20食限定で提供するのだそう。
岡田監督の選手起用はサプライズが少なく「定食メンバー」とやゆされることもあるそうですが、連日完売で快進撃の定食にあやかって、4強入りも期待できるでしょうか?
ところで、私@小林の周囲のレディ達は、日本代表の勝敗や、4強入りなんかよりも、“イケ面外国人選手”のことが気になっているようですよぉ♪
| 2010年06月10日(木) |
昭和8年の虫歯予防デー 標語は「歯は健康の第一線」 |
“日本歯科大学新潟生命歯学部・医の博物館、展示品ギャラリーから”・・・ 第22回目の今日は、「6月4日は虫歯予防デー」です。
第6回虫歯予防デーのキャッチコピーは、「歯は健康の第一線」。
この題名で、昭和8年(1933)には連作漫画物語のパンフレットが作製された。 一般配付用の8ページの小冊子で、漫画は田河水泡:黒装束の怪物、倉金とらを:此奴が犯人だ、杉浦しげる:怪物の正体。 最後のページでは「歯の大敵は食物のカスです。 …皆さんもむし歯になるいけませんから、朝と夕とに歯ブラシでよく食物のカスをのぞき出すように心がけてください」と記している。
この小冊子は戦前に「のらくろ二等兵」で一世を風靡した田河水泡、戦後になって「あんみつ姫」で人気を博した倉金章介(とらを)、「猿飛佐助」「ドロンちび丸」などシュールな画風で知られる杉浦茂(しげる)の3人の漫画家による連作である。
| 2010年06月09日(水) |
6月4日は虫歯予防デー |
“日本歯科大学新潟生命歯学部・医の博物館、展示品ギャラリーから”・・・ 第21回目の今日は、「6月4日は虫歯予防デー」です。
6月4日が「ムシ」に通じることから、日本歯科医師会ではこの日を「虫歯予防デー」に制定し、昭和3年(1928)から口腔衛生啓蒙のため、都道府県歯科医師会とともにさまざまな事業を展開してきた。
昭和18年に太平洋戦争のため中断し、24年に口腔衛生週間と改称して復活したが、同33年(1958)には「歯の衛生週間」の名称で現在も継続している。 本年2010年の標語は「広げよう 『噛(か)む』から始まる 健康づくり」。
昭和7年(1932)の第5回虫歯予防デーのパンフレットには、当時の鳩山一郎文部大臣の「歯を大切になさい」という文章が掲載されている。 鳩山一郎は、犬養毅と斎藤実内閣時代、昭和6年(1931)12月から同9年3月まで文部大臣に就任し、戦後、吉田茂の後をうけ昭和29年(1954)12月から2年間、内閣総理大臣を務めた。
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