毎日新聞によると・・・
N県S女子高校は、来春の入試で「箸の持ち方」を検査項目に取り入れることを決めたそうだ。 生活習慣や、食べることに対する最低限のマナーが身についているかを見ることが狙いだそうで、合否判定に一定程度反映させるという。 箸で豆をつまんで移動させるなどさせ、「持ち方が適切か」「スムーズに使いこなせているか」を3分程度試験官がチェックするとのこと。
ちなみに、この高校、楽しみながら食育を学んでもらおうということで、おにぎり作りの速さなどを競う「おにぎリンピック」を開催したことが先日報道されていました。
内閣府食育推進室によると「そういう出題例は聞いたことがない」と話しているというが・・・ でも、こういう基本の教育って私@小林は大好き!です。
必修教科の履修不足で卒業できるかどうかの高校生が大勢いる一方で・・・ でも、どちらも先の学習指導要領の改訂で、学習内容の3割削減されたことが発端なのでしょうね。
箸の持ち方が汚い人・・・意外とよく見かけるのは気のせいでしょうか?
北日本新聞によると・・・
文化審議会国語分科会の敬語小委員会は、一般的に「尊敬・謙譲・丁寧」と3分類されている敬語の分類法を5分類にする指針案をまとめたという。 3分類では丁寧語とされた「お料理」など上品さを表すための言葉は「美化語」として分類し区別するという。 謙譲語は性質により2種類に分割する。
指針案では、聞き手に上品な印象を与えるために使われる「お酒」「お化粧」などの言葉を美化語として丁寧語と区別するという。 謙譲語については、 (1)「伺う」「申し上げる」など動作の対象となる相手への敬意を表す「謙譲語1」 (2)「申す」のように自分の動作などを丁重に表現する「謙譲語2(丁重語)」 ・・・に分けるのだそう。
文化庁の世論調査では国民の大部分が敬語表現の必要性を認めているが、「おっしゃられた」などの二重敬語を過半数が容認するなど使い方はさまざま。 このため2005年3月、当時の文部科学相が文化審に具体的な指針作りを諮問し、敬語小委が検討を重ねているという。
調査では、実に4割の方々が、ご自身が使ってらっしゃる敬語に不安を感じているそうですが、皆さまはいかがでしょうか? 実際、テレビを視聴していても、敬語の乱れをよくみかけます。 もちろん、ファミレスやコンビニのような、いわゆるバイト敬語ほどヒドくはありませんが・・・
まずは、小学校からの英語教育の義務化の前に“美しい日本語”ですよね!
| 2006年10月26日(木) |
睡眠・・・7〜9時間が適切 |
昨日↓&一昨日↓↓も書かせていただいた日本公衆衛生学会ネタを今日も・・・
さて、毎日新聞によると・・・
睡眠時間が7〜9時間より長いか短い子どもは、精神状態が悪いという傾向のあることが、N大K講師(公衆衛生学)らによる10万人規模の調査で分かったという。 K講師は「7〜9時間が適切な睡眠時間だと示すデータ」と説明している。 昨日から開かれている日本公衆衛生学会で今日発表するそうだ。
厚生労働省の研究班が04年12月〜05年1月に、中学校131校、高校109校を全国から無作為抽出し、在校生に過去1カ月の睡眠状況や精神的健康度に関して質問。 回収した9万9668人分のデータを解析した。 精神的健康度は、行動の際に「いつもより集中できましたか」など12問に対する回答を点数化して測定。4点以上(12点満点)で不健康とした。
解析によると、精神的に不健康だったのは全体の44%。 不健康な子どもの割合は、睡眠時間が8〜9時間で33.2%と最も低く、7〜8時間で33.7%、6〜7時間で42.2%、5〜6時間で50.9%、5時間未満で58.3%と、短くなるほど高くなった。 逆に、9時間以上は40.8%で、7〜9時間よりも不健康の割合が増したそうだ。
また、寝付きの悪さと健康度には大きな関連があり、「常に悪い」と答えた子どもの74.7%が不健康で、逆に「全くない」と答えた子どもでは31.5%だったという。
K講師は「この研究では分からないが、睡眠が短くて精神状態が悪くなるのと、精神状態が悪くて睡眠が短くなるのと、どちらも考えられる」と話している。
中高生だけでなく、人格を形成する幼小生(三つ子の魂、百まで!って言うでしょう?)のデータも見たいものです。 また、休日の寝過ぎは顎関節症を引き起こすというデータもありますので、そこそこに・・・!
| 2006年10月25日(水) |
プロ野球球場の受動喫煙対策 |
昨日↓も書かせていただいた日本公衆衛生学会ネタを今日も・・・
さて、読売新聞によると・・・
野球ファンのための分煙対策でも、日本シリーズ開催の札幌、ナゴヤ両ドーム球場は優秀――。 S大のY教授らが、プロ野球チームが本拠地として使う球場のたばこ対策を調べたところ、こんな結果が出た。
今日から始まった日本公衆衛生学会で発表するという。
野球場などの多数の客が集まる施設は、2003年に施行された健康増進法で受動喫煙防止策を取るよう定められている。 Y教授らは昨年から今夏にかけ、プロ野球12球団の本拠地球場に実地調査やアンケートを行い、うち11球場の結果をまとめたそうだ。
うち5球場では対策が不十分で、ドーム球場で最も古い東京ドームでは屋内通路に設けられた喫煙場所に仕切りがなく、約10m離れた観客席でも国の基準の5倍の濃度の粉じんが測定された。 喫煙室を設けるなど「今年度中に改善予定」というが・・・
ドームってあくまでも屋内ですからねぇ。 いくら仕切りを設置するとはいっても、喫煙場所が通路では、人の流れに乗って悪臭が漂ってきますよねぇ!
| 2006年10月24日(火) |
歯周病のリスク、喫煙で増加 |
asahi.comによると・・・
たばこを吸う人は吸わない人に比べて歯周病にかかっている人が多く、失った歯の本数も多いことが6000人分のデータを分析した厚生労働省研究班の調査で分かったそうだ。 喫煙が歯の健康に影響することはこれまでも指摘されてきたが、国内の大規模な実態調査で裏付けられたことになる。 明日から富山市で始まる日本公衆衛生学会で発表されるという。
担当したのはF大のH教授(口腔保健学)ら。 99年に国が実施した歯科疾患実態調査と、喫煙習慣も尋ねる国民栄養調査でともに調査対象となった全国6805人分のデータを結びつけて分析した。
成人の歯32本のうち、残っている歯の平均本数は、20〜39歳の男性では非喫煙者が27.4本だったのに対し、喫煙者は27.1本。 60歳以上の男性は18.5本に対し14.1本。 性別、年齢を問わず、喫煙者のほうが少なかった。
歯を1本以上失っている人の割合は20〜39歳男性で非喫煙者22%、喫煙者39%。 同女性でそれぞれ29%、43%。歯磨きの頻度、肥満、飲酒状況、ビタミン摂取量などほかの要素を差し引いても、歯を失う危険度は、喫煙者は非喫煙者より男性で2.2倍、女性で1.7倍に及んだ。
40歳以上で歯が19本以下の人も同様で、喫煙本数が多く、喫煙年数が長い人ほど歯が少ない傾向もみられた。 40歳以上で歯周病がある人の割合も、喫煙者は1.4倍だった。
喫煙は歯と骨をくっつけている歯根膜の細胞を傷めるほか、唾液の分泌を減らし、虫歯の原因菌への抵抗力も弱めるという。
H教授は「毎日口で吸っているのだから影響が出るのは当たり前なのに、気付いていない人が多い。口の中を注意して見てみてほしい」と話しているという。
でも、一番驚いたデータは・・・ 14歳以下の子どもへの喫煙の影響も調べたところ、喫煙者のいる家庭では、いない家庭に比べて未処置の虫歯がある割合が1.3倍だったというもの。 これって一体!?
| 2006年10月23日(月) |
先に怒るのは妻、先に謝るのは夫 |
毎日新聞によると・・・
夫婦げんかで先に怒るのは妻、先に謝るのは夫――。 第一生命経済研究所の“夫婦げんか調査”に関するアンケートで、現代夫婦のそんな実情が浮かんだそうだ。
対象は、全国の30〜60代の既婚男女約800人。 夫婦げんかで妻側が先に怒り出すと答えた人は43%。 夫が先に怒ると答えた人より6ポイント高く、仲直りでは「妻側が先に謝る」は13%で、「夫が先」(30%)の半分以下だった。 世代別で最もけんかをしているのは30代で、若い人ほど女性優位の傾向が表れたという。
「良い夫婦関係の維持には男性のより一層の努力が必要」と研究員。 「熟年離婚」が増えるとささやかれる中、男性受難の時代が当分続きそう?とのこと。
ご結婚されているあなた! あなたのところはいかがですか?
| 2006年10月21日(土) |
石和温泉に行きました |
  かいじ号に乗って石和温泉に行きました。 ↑足湯です ↑小林中翁です 石和といえば“小林公園”です。 公園内にある足湯に浸かってご満悦!
| 2006年10月18日(水) |
大学生活、一番の不満は「講義」 |
大学生活で最も不満なのは「講義」――ジャストシステムが今日に発表した、大学1年生に対するアンケートでこんな結果が出たという。
調査は、9月9日から11日にかけ、全国の大学1年生412人に対して、ネットで行った。
今通っている大学に進学した理由のトップは「ブランドや魅力」(34.0%)、2位は「就職に有利だから」と「資格を取るため」が同率(33.5%)だった。
大学生活の中で一番楽しいことは「友人と遊ぶ」(28.9%)がトップ。 以下「サークル活動」(17.0%)、「趣味を楽しむ」(16.7%)と続いた。
大学生活の中で一番不満なことは「講義が期待したほど面白くない」(21.1%)がトップ。 2位は「キャンパスが遠い」(16.3%)、3位は「特にない」(11.9%)となっている。
大学生活の満足度は、100点満点で平均61.1点、講義内容の満足度は同56.6点だった。
理想の大学教授は、上位から順に北野武さん、太田光さん、三谷幸喜さん、イチローさん、タモリさんだった。
一方で、教職員412人に対する調査も同時に行ったところ・・・ 今の大学に欠けているものとして挙がったのは、順に「研究環境への投資」(36.4%)、「大学改革の前向きな取り組み」(35.4%)、「大学自体のPR活動」、「社会に出て役立つ講義内容」(29.1%)だったという。
1年生って専門じゃなくて、まだ教養なので、興味&熱意が低いのかもしれませんね。 でも、大学だけでなく、小学校に至るまで“授業で勝負する”先生ってなかなか少ないと思いませんか? 巡り会えた学生&生徒さんは本当に幸せです。
| 2006年10月17日(火) |
厚労省、喫煙率目標値を設定 |
読売新聞によると・・・ 厚生労働省は昨日、たばこを吸う成人を減らすため、2010年度までに達成すべき喫煙率の引き下げの数値目標を新設する方針を固めたそうだ。
04年現在で男性43.3%、女性12.0%の喫煙率を 〈1〉男性30%・女性10% 〈2〉男性35%・女性10% 〈3〉男性25%・女性5%――以下に引き下げる3案を検討している。 近く3案を厚労相の諮問機関・厚生科学審議会に示し、年内にも目標値を一つに絞って公表するとのこと。
3案の目標値はそれぞれ 〈1〉「たばこをやめたい」と考える喫煙者がすべて禁煙できた場合 〈2〉禁煙に自信のない人を除き、禁煙したい人がすべて禁煙できた場合〈3〉1997年調査の喫煙率を半減させた場合――から導き出したという。
| 2006年10月16日(月) |
通勤ラッシュの力で発電 |
通勤ラッシュのエネルギーで発電―。 JR東日本は今日から東京駅で、乗客が改札を通る際の振動で電気を起こす「発電床」の実験を始めるという。 「乗客が歩く力だけで自動改札機を動かすのが目標」(同社)といい、新たなクリーンエネルギー活用の試みとして注目される。
同社によると、発電床は音楽用のスピーカーと同じ原理で、スピーカーとは逆に乗客が床を踏む振動から電力を取り出す仕組みだそうで・・・ 同駅丸の内北口の自動改札の通路6カ所に設置するとのこと。 具体的には・・・1人が改札を通過するごとに約70〜100ミリワットを発電、改札脇に設けるパネルで実際の発電量を表示する。 1日約70万人が利用する東京駅の全改札に設置したとしても発電量は100ワット電球が10分程度点灯する約70キロワットにとどまり、発電効率の向上が大きな課題だ。 実験は12月中旬までの2カ月間。 将来は乗客が多いターミナル駅で自動改札機や案内表示、照明などの電力を賄えるよう研究を進める。 JR東日本は「通勤ラッシュという未利用のエネルギーを活用し、環境にやさしい駅づくりを目指したい」としている。
さて、実用化はいかに???
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