広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2005年11月30日(水)  
  手を伸ばしたその先を、 

掴む事の是非がわからないんだよ。

今までずっと、
その底に落ちないように、
私の手をしっかりと握りしめて、
決して離さず掴んでくれている。

私が重くなればなる程、その腕は辛くなるから、
ちぎれてしまう前に、私から手を離した方がいいのでは?と。

でもね、それは違うんだ。

繋いでくれている、
その力強さ、その心を、誰より信じているはずなのに。

ごめんね。ありがとう。

  2005年11月29日(火)  
  話を聞かない男 

地図が読めない女。

数年前のベストセラーだが、私は本当にダメだ。
こうやって日記を書いている最中も、テレビを見て書けないし、
電話中に他の仕事(認印)など、もってのほか。

AとBに加えCもすると、行動に頭がついていかない。
たぶん、頭の神経が繋がってないんだな。

アホな子ですから。

  2005年11月27日(日)  
  ガキじゃあるまいし 

借金(完済)や生活苦(恵まれていると思うが)、
バツイチ子持ち(礼節を持ち接し)に、
不平不満を言ったことはないゾ。

約束を守らないこと、怠惰に生活することに、辟易するだけ。
疫病神を創り出すのは、自分自身の行いによってのみ。

十中八九、守られないであろう、
貴女の宣言を期待してみるとしますかね。

  2005年11月26日(土)  
   

思えば、この6年間、
私は彼に対して何もしてこなかった。
何をしてあげる事も、与える事も、何もなかった。

彼はといえば、
私の借金の肩代わりをし、
困窮する日々の生活を支え、
多大なる援助を惜しまなく、本当に尽くしてくれた。

惜しまなく、というのはきっと違うんだろうとも思うけれど。

最初の最初、始まりの私達、
私との電話の途中で踵を骨折してしまった、あの時。

私は疫病神なんだろう、それはあの瞬間から決まってた事だ。

バツイチで子持ち。
子供達はそれなりに成長もした。
彼のおかげである部分が本当に多い。

そういう部分に対して、何を返すわけでもなく、
そんな風に育ててしまったのは全て私。

今までしてきてもらった事を、
今全て返す事は、正直困難で。
情けないけれどそれは出来なくて。

それでもこの先、
彼がおわなくてもいいはずの負担を無くする事は出来る。

今までの6年間を無かったものにはできないし、
今までの6年間を返上する事はできないけれど、
これからの日々、無駄に背負うものを無くする事は出来る。

ありがとう、とか
ごめんなさい、とか
どんな言葉も今の私にはぴんとこなくってね。

あっているような気もするし、どこか違うような気もするし。

ただ、この先の事。
この先の私、この先の子供達、そしてこの先の彼。
この先にある、それぞれの姿を想像してみたそこにあるもの。

最初から、背負わせてはいけないものだったんだ。

: 筆 : しおんとゆき  
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