広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2004年01月15日(木)  
  直視する。 

でも見えない、見えてこない。

見ようとしていないのかもしれない。
見えないふりをしているのかもしれない。

すごく重要な事を、見落としている。
それはなんだろうと考えて、
気がつくんだけど、時すでに遅し。

生じたズレを修正する事を忘れている。

忘れているんじゃなくて、
忘れているふりをしているのかもしれない。

見ないふり、見えないふり、忘れたふり、気付かないふり。

自分に甘いから、
誰よりも自分自身に甘いから、だから。

逃げるばかりじゃ答えなんて出ないんだ。

  2004年01月14日(水)  
  理想と現実 

暖かい部屋の中から、外は厳しい寒さで大変ね。
悪いが、そういう感じにしか取れんわ。
 
もっと、外に居る人の気持ちを考えなさい。
愛してる想いというのは、肌の触れ合いや、文字の量だけじゃない。

相手を思いやることが、想いというものだよ。

  2004年01月13日(火)  
  愛情とか本能とか。 

どうなんだろう。
実はよくある話なのかもしれないよね。

ドラマを観た。

『子供を愛していない』と、家を出た妻は言った。
この子が産まれていなかったら、私はどんな人生を歩んでいただろう。
そんな事ばかり考えてしまうんだと、その女性は言った。

仲良くしている同僚がいて、彼女もそんな事を言ってた。

『家族を捨てて出ていった父親に私はそっくりだから、
 だから母は私の事が大嫌いなんだって。』

昔。すごく昔。
1度だけ、似たような事を母に言われた事がある。

父は早くに死んでしまって、
それ以後商売しながら女手ひとつで私達姉妹を育ててきた母。

深夜トイレに起きた時、ちょうど母が帰宅した。
疲れ果て、とてもしんどそうではあったが、特に声をかける事はなく。
母が寝室に行く前に、私の部屋のドアを開け、言った。

『あんたは死んだお父さんそっくりだよ。』

私は死んだ父に顔がそっくりなんだよね。
でもさ、母がその時に言った事は外見ではなくってさ、
もっともっと内面の、心の部分が似てるんだと。

そしてそこが嫌いなんだと。

私はあの時そう受けとめた。
そう受けとめたら涙が止まらなくてね。

実はいまだにコンプレックスだったりする。
あの時から20年は経っているだろうに、今でも時々思い出す。

母は私の事を愛してくれている。それは知ってる。
でも、あの時、あの瞬間だけは、心底憎かったんだろうと思うんだよね。

『子供を愛していない』劇中の妻。
『母親に嫌われている』私の同僚。

どちらも深い傷を負っていて、
どちらも辛くて、どちらも苦しい。

ただ単純に、自分の子供達にはこんな思いはさせたくないと。

愛している思いは、きちんと伝わるように。
大切な存在である事を、心の支えである事を、
大きい人・小さい人にはちゃんとわかってもらえるように。

そんな母親でありたいなと、思ったんだ。

愛してる想いは、しおんにも伝わってるよね?
だから振袖がキレイとか言うのも、あくまでも柄の話なんだよね?

別さ、『あの人キレイ』とか言ってもいいもんな。
その前後に必ずつけなければならない文章が抜けてなければね。

  2004年01月12日(月)  
  振袖 

昔は15日で始まる、今日は成人式。
朝早くから、あちらこちらに、振袖の新成人。

彼女との約束(強制)で、彼女以外の顔を見る時は
許可が必要な私は、それはもう大変だ。

でも、あゝいう晴れ姿というのは、
初々しいという言葉がぴったりだね!と、
彼女には言えない理由が私にはある。

: 筆 : しおんとゆき  
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト