せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2005年12月04日(日) |
「贋作・Wの悲劇」稽古 |
荻窪で稽古。駅で木村さん、由川さんと待ち合わせて、稽古場に向かう。 今日は、大半のキャストがそろった。 アルピーナさん、マミィ、永山くん、荒くん、しいたけをさん、トシくん、木村さん、由川さん、後半、エスムラルダさんも来てくれた。 稽古は、今日持っていった台本の読み合わせから。一度読んでから、すぐ立ってもらう。まずはおおざっぱにこんなかんじというのを伝えて、後半は、しいたけをさんによるレビューのおさらい。 リンゴの二人が来てくれたせいで、一気に大人数感が増す。ラインダンスもゴージャスに。 アルピーナさんから、劇中の聖子ちゃんショー、ユーミンショーの曲を聴かせてももらう。どうして、毎年、お話にぴったりの曲が来るんだろうと、うれしくなる。今年も楽しみだ。 到着したエスムラルダさんを交えて、もう一度読み合わせ。やっぱり当てて書いただけあって、僕が代役でやるよりはるかにおもしろくなる。うん、いける、いける! バタバタと稽古時間は終了、着替えて、部屋の机と椅子を片付けながら、「毎年、汗かく量が増えるよねえ」と話す。そして、gaku-GAY-kaiの稽古が始まると今年も終わりだって気がするという声も。人によっては、「アルピーナさんのセリフを聞くと」という話も。たしかにそうだ。これから3週間、年末恒例の熱い稽古の日々が始まる。 今年もまたおもしろいものになりそうだと確信。 ご来場をお待ちしていますね!!
gaku-GAY-kai本番まで、あと21日!
ばたばたと家を出る。今日の撮影は、歌舞伎町。 こんなビルがあったんだ?というような廃屋に近いビル。今日は室内と路上のシーン。 昨日とは違う衣装とメーク。三浦海岸の海辺よりも、歌舞伎町の方が、この格好はしっくりくる。気持ちも落ち着くのがおかしい。 待ち時間に電話をかけに外を歩いても、なんの違和感もない。さすが歌舞伎町。 夕方までかかって僕の出番は終了。 お手伝いに行けるかと思った、台本の印刷には間に合わず、ばたばたと浅草へ向かう。 高市氏の踊りの発表会「春謡会」@浅草公会堂へ。 地下鉄の中でマニキュアを落とす。 五時過ぎに会場へ着くが、高市氏の出番は終わったところ、途中から最後までの演目を拝見する。 帰り道の浅草は、微妙な師走の空気。もうすぐお正月感がいっぱい。来月には初詣に来るんだろうなと考える。
gaku-GAY-kai本番まで、あと22日!
始発に乗って、映画のロケのための待ち合わせ渋谷へ向かう。 助成金の準備やら何やらで結局、朝まで起きてしまう。 途中で乗り換えた始発の区間準急に座って、一息ついていたら、となりのおばちゃんに「女性専用車両よ」と言われる。え〜っと驚く。何、始発からなんだ? しかたないのでとなりの車両に移る。今回の役は、全編女装、バッグにはウィッグやらマニキュアやら、女装道具がいっぱい。コートもフェイクファーの豪華なもの。家から薄化粧の女装で来ればよかったと一瞬思うが、問題が違うと考え直す。それにしても、あのおばちゃんに言われたということがややショック。僕の方が女度(?)は高くない?と、また問題が違うことを考える。ちょっと負け惜しみ。 待ち合わせに微妙に失敗しながら、待っていてもらった車で、今日のロケ地三浦海岸まで。時間がかかりそうなマニキュアを車の中で塗ってしまう。 ほんとに久しぶりの海だ。今日がクランクインの「地球でたったふたり」。 メイクをしてもらい、最初のカットは車の運転から。後を押してもらった車をブレーキで停める。人生初ブレーキ。テストを二度やって、三度目で本番。さあ、始まった。 その後、海岸でのカットを次々とっていく。 僕にとっては、初めてといってもいい、「朝女装」&「外女装」&「海女装」だ 。 太陽が出てるか出てないかで、急に寒くなったり、暑くなったりする。 ヒールをはいて、砂浜を歩くのが、なかなか大変だ。雪道を歩いてるような感覚。腰やら腿やらが、じょじょに痛くなってくる。 撮影終了後、三浦海岸の駅まで送ってもらい、電車で帰ってくる。長距離電車仕様の京急の快速のなかで、思い切り眠ってしまう。 助成金関係のやりとりをあたふたとする。 たぶん、今日が、ここしばらくの忙しい何日かのピーク。なんとか無事に終わってほっとする。 夜中、8日の非戦を選ぶ演劇人の会の台本。今日も結局、朝まで。
gaku-GAY-kai本番まで、あと23日!
| 2005年12月01日(木) |
おちないリンゴ「グリニッジ・ブルー」 |
マイズナーワークショップ。2週間ぶり。今日は、まず基本のリピティションから。コールをあまり変えないというのと、演じようとしないということを考えて、できるだけ何もしないようにだらっと椅子に座った。 で、始めたのだけれど、思い切り笑われてしまう。相手の彼女ににも、見ているみんなにも。何もしてないんだけど。何もかもがおかしかったらしい。自覚はなし。ロジャー・リーズのワークショップで、ロジャーに「シンはファニーだよね」と言われつづけたことを思い出す。 笑われながらも、自分なりの課題はそれなりに達成。観察と集中と反応。いいかんじ。 後半は、テキストを使う。「ブレイキング・バック・オブ・ザ・シーン」。シーンの背骨をこわしちゃうということらしい。 僕たちは初めての台本をもらうと、何行か先までを読みながら、余裕のあるときはざっと全部に目を通して、「正しく」読もうとする。 でも、このエクササイズでは、それをしない。1行ずつ。1センテンス。もしくは1語ずつ。意味なんかいい。目に入った言葉を相手に対して出していく(伝えようとしなくていいと藤野さんは言ってた)。 これはとってもむずかしかった。僕は、どうしても先を読んでしまう。そして、「らしく」読んでしまう。そうじゃなくて、ただの音、もしくは単語として、発していくことのむずかしいこと。 僕の前にやった何組かを見ていると、しっている台本が、全然違うおもしろさで立ち上がっていくのがわかった。 目の前に相手に話すというただそれだけのシンプルなことが、どうやろうかと考えてしまうことによって、話しているその人自身がいなくなってしまうんだなあと思った。 別の紙で次のセリフを隠して、見えてきた行だけを声に出す。でも、見えるとそれをどうして「らしく」読んでしまう。 そのうち、見えたんだけど、見えなかったことにするとか、自分のなかで「ずる」や「操作」をいっぱいして、そのうち、単語1つずつに集中すればいいんだとわかってきた。そのあたりで、おしまい。 まだまだよくわからないし、できているとも思えないんだけど、新しい課題としてとてもおもしろいものに出会えた。 解散したあと、藤野さんや明樹さんたちとはじめてお昼を一緒に食べる。いろんな話ができてとても楽しかった。 その後、渋谷で三枝嬢と打ち合わせ。近況報告とこれからの予定を知らせ合う、定例のミーティング(?)。クリスマスの話題やら、gaku-GAY-kaiのことやら。 夜、下北沢OFF・OFFシアターで、おちなりリンゴ公演「グリニッジ・ブルー」を見る。春の青年座スタジオでご一緒したシルバーガールズの面々が旗揚げした劇団の第一回公演。 狭い、とってもおなじみのOFF・OFFシアターを、きれいに使ってる装置にまずびっくり。さすがの仕事ぶり。 お話は、歌と踊りといっぱい流れるジャズで彩られた不思議なもの。家族を失った画家の再生のお話かな?とも思ったのだけれど、ストーリーを追うことよりも、そのときそのとき、活き活きとやりとりしている彼女たちがとてもステキに見えた。 「贋作・Wの悲劇」に出演してくれる木村さん、堀内さん、吉川さんも、「ああ、こんな芝居をするんだ」と新鮮な感動。シルバーガールズはセリフがなかったからね。 ただ一人、客演している男性、石塚義高さんがとてもよかった。きっちりとそこにいて、芝居をして、ステキな人だなあと思った。 終演後、制作の梨紗ちゃんにご挨拶おしゃべりしたあと、リンゴのメンバーにもお疲れさま。 gaku-GAY-kaiのことをちょっとだけ伝えて(歌ってほしい曲とかね)、よろしくお願いしますと話す。 それにしても、堀内さんは、なんであんなにドラァグクィーンみたいなんだろ。前には気づかなかったおもしろさを、一つ発見。さっそく使わせてもらおうと考える。
gaku-GAY-kai本番まで、あと24日!
来年8月の本公演のタイトルを決めた。「ムーン リバー」。 舞台は、昭和50年代の東京の下町。町のはずれの長い坂を上るとそこには、必ず川がコンクリートの土手に囲まれて静かに光っているそんな町。 この町を舞台に、おとこおんなと呼ばれ、いじめられている主人公と、幼なじみ女の子、この子はとっても男の子っぽくて、母親同士に「反対だったらよかったのにね」なんて言われてる。 その男の子の初恋の相手、今はどこに行ったかわからないその人の行方を捜す二人。 どぶ川もすっかり暗渠になって排水場の設備も整った下町を、台風の大雨の水が埋め尽くしたある夏の物語。
gaku-GAY-kai本番まで、あと25日!
| 2005年11月29日(火) |
「マツケンサンバ3」 |
マルゴリータ奈須邸で、ジオラママンボガールズの打ち合わせ。 ようやく発売になった「マツケンサンバ3」のDVDを見ながら、フリを少しずつ頭に入れていく。 マジーこと、真島茂樹さんは、今回もノリノリだ。フリの難度は「マツケンサンバ2」を上回る。マジーこと真島先生も、「ついてこれない人はいいです」みたいなかんじで、かなりレベルの高い振付をしてる。 それでも、相変わらずのお茶目なトークは全開。「ちょいと、ちょいと、ちょいと、ちょいと」とか「かいぐり、かいぐり」とか、おなじみ(?)のフレーズでフリをイメージさせてくれる。 曲の中でイカす!と思うフレーズは「エスぺランサ」という言葉。何だこれ? あと、「アミーゴ」も。「野ブタ。をプロデュース」の主題歌「青春アミーゴ」と相乗効果で、ちまたに「アミーゴ」って言葉が広まるんじゃないだろうかと思ったり。 今日にはレパートリーを決めようということだったのだけれど、「マツケンサンバ3」のあまりの難易度に、「新曲は1つでいいよ。あ、マツケンサンバ3をいれると2曲だし」ということで、残りの一曲は再演ものということにした。 次回の打ち合わせまでにそれぞれ自習。集まって、まずは踊れるようになろうと固く誓う。 頭の中に「マツケンサンバ3」が流れっぱなしのまんま帰路につく。コンビニに寄ったら、平井堅の「ポップスター」が流れてた。この時期、ひさしぶりに胸がきゅんとする曲に出会ったなあと思う。歌詞は全然関係ないんだけど、クリスマスっていいもんだよねと思ってしまう、そんな種類の曲。バラードよりも、この手のポップな曲の平井堅の方が僕は好きだ。 「ポップスター」が流れるまま、駐輪場に。1Fの奥のほうで、誰かが「笛」の練習をしてるらしい。楽器の種類はわからないけど、金属じゃないかんじの音。何の曲だろう?としばらく聞いていたら、判明した。「昔の名前で出ています」だった。なぜ、今? なぜ笛で?と思ったのだけれど、聞いてしまった時点で頭の中のプレーヤーはチェンジされて、小林旭が流れっぱなしのまま家に着いてしまう。
gaku-GAY-kai本番まで、あと26日!
昨夜、母親が携帯をなくした。上着の背中にあるポケットに入れて(どんな上着だ?)自転車に乗っていたら、いつの間にかなかったという。落としたことはほぼ間違いない。部屋のどこかにあるかもしれないと探したが見つからない。着信音が鳴らないように設定&バイブもセットしていないので、かけてみても出てこない。電源が入っていないか電波の届かない所に……というメッセージを聞いて、悪用されてなければいいねと話す。 結局、夜中にあちこち電話して、とりあえず一時停止の処理をしてもらう。機械相手にあれこれしゃべらされ、それでも、停止になるのは今日の朝という、なっとくいかないやりとり。 夜、明日以降の予定の変更と連絡がいろいろ。週末は映画の撮影と稽古。高市氏の日舞の発表会には行けるかどうか微妙だったのだけれど、なんとかなりそうでほっとする。 毎年そうだけれど、12月はなんてあわただしいのだろう。その中でなんとかきっちりやらなければいけないことをして、毎日をきっちり過ごしていけたらなと思う。これも毎年のこと。 例年だとこのぐらいの時期に必ず風邪をひいて熱を出しているのだけれど、今年は10月にどかんと済ませてしまったので、今のところ、元気だ。このまま年末まで走って行けたらと思う。 夜中、書きためていた日記をまとめてアップ。日記だけど、週に一度まとめて公開というスタイルにこの頃なっているなと反省。 gaku-GAY-kaiまでのカウントダウンを開始する。
gaku-GAY-kai本番まで、あと27日!
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