せきねしんいちの観劇&稽古日記
Diary INDEXpastwill


2005年09月18日(日) 「猫のヒゲのしくみ」4日目

 今日は札幌のレインボーマーチの当日。東京はいい天気だけれど、札幌は朝から雨模様だったそう。それでも、スタート時間にはきちんと晴れたんだそう。
 ずっと参加してきた、札幌のパレード、今年は初めて、東京からかげながら応援する。
 舞台は、マチネのみの公演。いっぱいのお客様。特に、上演中にいっぱい感想をしゃべってしまうお客様に助けられて(?)のノリのいい舞台。
 フライングステージのお客様には、時々そういう方がいるのだけれど、客演の舞台でも遭遇するとは思わなかった。
 本番中、ブーツの底がまたしても壊れてしまう。あわてて、修理するも、心配なので、ビニールテープでぐるぐる巻きにして、それ以降は演じることに。

 終演後、新作の台本の取材のために、人と会う。ほんとに久しぶりに会う、その人から、忘れていた昔の話や、知らなかったことも含めて、いろいろなことを聞かせてもらう。なつかしい時間を過ごした。


2005年09月17日(土) 「猫のヒゲのしくみ」3日目

 朝、財布を忘れて出かけてしまい、駅から戻る。自転車が一昨日、パンクさせられていたので(バルブまで持っていくという、ひどい手口)今日は徒歩だったので、ダメージも大きい。遅刻の連絡をして、ドキドキしながら池袋まで。
 今日も細かい駄目だしをもらう。もっともっと!と芝居を作り上げていくのはとてもうれしい。なぞる芝居をしてしまわないためにも、僕にはとても大事なことだ。
 マチネ開演。3場、笹木さんに使いたいのだけれどとお願いした扇子を持って登場。衣装さんから、お借りしていたまま楽屋でしか使っていなかったのを、初めて持って出る。ついこのあいだまでは、何か手に持って歩くなんてとんでもないかんじだったのだけれど、もうだいじょうぶ。芝居のじゃまにならないよう、気を使いながら、扇いでみる。
 10場のセリフで、初めて噛んでしまう。椅子にすわって、まとまったセリフをしゃべwる場面。いつもは足を組んでいるところを、ま、いいかとそのままでしゃべったら、おかしくなってしまった。細かい手順が気持ちに反映してしまっている、今の状態がよくわかった。終演後、どうしたらいいかと気持ちと動きの整理と確認をする。
 終演後、小林くんにあいさつ。ひさしぶりだ。gaku-GAY-kaiのことなどを少しおしゃべり。そのままお弁当を買いにいったら、宇田くんにばったり。買い物のついでに来てみてくれたそう。郡司くんとも一緒にしばらくおしゃべり。
 「夢の中へ」上映中の舞台の横を通って楽屋へ。一度メークを落としてしまったので、映画が終わるまでにメークを終わらせないといけない。
 どうやってすごそうかと思っていた時間が、今日もあっという間に過ぎていく。
 男子楽屋の面々は、床に横になって眠っている人が数人。土井さんが、「タコ部屋みたいですね」と言っていた。たしかに。でも、のんきに昼寝できる楽屋はいい楽屋なんじゃないかと思う。制作スタッフのみなさんに、細かく気を遣ってもらって、ほんとうに気持ちよく芝居をさせてもらっている。
 ソワレ開演。昼に続いてビデオカメラが入っているということで、若干、固い雰囲気の芝居になっていたかもしれない。
 僕は、休憩時間中に笹木さんに言われた、新しい段取りをやってみる。10場で、一度多く振り返る芝居。稽古の始めに、さっさとやってしまって、笹木さんに「急がないでやってほしい」と言われた場面。その後も、セリフが増え、間を取るように言われ、いいのかしらと思うようなたっぷりした場面になっている。こんな芝居、今までしたことがない。今日も、勇気を出して、思い切りの大芝居、ドレスの裾のさばき付き。新しい段取りはうまくいったようでほっとする。


2005年09月16日(金) 「猫のヒゲのしくみ」2日目

 細かい駄目だしをもらってから、映画の開映を待って、準備開始。2日目の本番。
 開演前からメークをして、衣装の準備。上演中も、着替えた服を片付けたり、メークを直したりしていると、どんどん時間が経っていく。稽古の初めの頃には考えられなかったくらい、時間がどんどん過ぎて、あっというまに終演だ。
 ずーっと女装している役はひさしぶりで、ネックレスやイヤリング、手袋の「だんどり」をいつも考えている。
 昨日の初日で片方落ちてしまったイヤリング、今日は衣装さんから両面テープをいただいて、がっちり留めて、ずいぶんラクになった。
 今日は、ドレスのすそを一度も踏むことがなかった。当たり前のことだけれど、芝居しながら、さりげなく(?)さばくことに成功したのはとてもうれしい。
 そんなこんなで、芝居は今日も無事に終演。2日落ちすることもなく、いいかんじだった。
 終演後、ますだいっこうちゃんたちにご挨拶。帰りのバスでは、爆睡。今朝までの疲れが、どかんときたかんじ。飲んでもいないのに、へろへろになって家にたどりつく。


2005年09月15日(木) 「猫のヒゲのしくみ」初日

 第二回のゲネプロ。転換のだんどりがスムーズになったりしたせいで、昨日よりも上演時間が短くなった。きっと、どんどんテンポ良く、短くなっていくんだろうなと思う。
 ゲネの後、食事。17時からが映画「夢の中へ」の上映。開映してから、そっと楽屋に戻って、仕度をして開演を待つ。
 初日開演。
 シアターグリーン、メインホールのこけら落としの舞台。満員のお客様といっしょに2時間を走りきる。
 当たり前の感想だけれども、やっぱり芝居はおもしろいと改めて思う。
 終演後、大急ぎで着替えを済ませて、ご挨拶に出る。見に来てくれたまみーやウダくん、アルピーナさん、エスムラルダさんたちと、挨拶。どうもありがとう。
 ロビーで初日の乾杯。シアターグリーン、オーナーのご住職さんからご挨拶をいただく。楽しく飲み、しゃべり、さくっと解散。
 僕は、24時からの録音の仕事のために新橋まで。月曜日にロケをした番組のナレーション録り。春に続いて、2度目の新番組紹介。韓流、華流のスターさんの名前に苦労しながら、なんとか3時過ぎに終了。家まで車で送ってもらう。
 4時半に帰宅。家の前に出てきた猫を拾い上げて、ようやく横になる。夏生ゆうなさんから差し入れにいただいた足すっきりシート「休足時間」をふくらはぎにはる。ずっとブーツを履いているからと心配してくれてのプレゼントだ。ありがとうございます。いいにおいで、ほんとに足の疲れがとれるよう。猫と同じ枕ですとんと眠ってしまう。


2005年09月14日(水) 「猫のヒゲのしくみ」仕込み・ゲネプロ

 一回目のゲネプロ。このホールの一番の特徴は、声の戻りの少なさかもしれない。ボックス型の劇場だから、きっと声の残響が長いんじゃないかと思っていたら、そんなこと全然なかった。壁や客席に吸われているのか、こころもとないくらいに声が返ってこない。それでも、一番上の客席でもきちんと声は聞こえているんだそう。ちょっと不思議なかんじ。声をはりすぎないように、それでも、自分でしゃべっているという実感が持てるような声の調子をさぐっていく。


2005年09月13日(火) 「猫のヒゲのしくみ」仕込み

 昨日の続きの場当たりとテクリハの一日。僕にとっての一番の課題は、厚底ブーツでの階段ののぼりおり。メークを全部済ませて、ドレスのすそのさばきや、ウィッグのあつかいやら、現場で稽古しながら、だんだんカラダになじませていく。
 転換のだんどりや、出番のないときにいる舞台裏の定位置も、だんだんなじませていく。今日はそんな時間のつみかさね。


2005年09月12日(月) 「猫のヒゲのしくみ」劇場入り

 朝から、ロケの仕事。春のスカパーの新番組紹介番組のナレーションに続いて、今回はちょっぴり画面にも出演することになった。
 新大久保の韓遊館にて。韓流スターのグッズやビデオ、CDがならぶなか、なつかしいチョ・ソンモの「不滅の愛」がガム付きのDVDになっているのを発見(DVD付きのガムか?)。即ゲット。イビョン・ホン主演でロケ地は札幌の素敵なMV。
 焼肉屋さんでお昼ご飯をたべた後(豆腐チゲがおいしかった)、横浜の中華街へ。台湾薬膳料理の「青葉」さんでロケ、第二弾。
 終了後、海老と百合の芽の炒め物やビーフンや空芯菜の炒め物をとってもおいしくいただく。お店のみなさんもとてもあたたかいみなさんばかりで、とても気持ちよく撮影ができた。どうもありがとうございました。
 その後、中華街の路上のロケをして、ようやくアップ。
 一路東京へ戻る。
 今日は、劇場入りの日。予定よりも遅くなって申し訳ないと思いながら、劇場へ。
 すっかり仕込みの終わったシアターグリーン、メインホール。わあ、こんな劇場なんだとまずはびっくり。昔のシアターグリーンの面影は全くない。
 高い天井。どこからでもみやすそうな急傾斜の客席。もちろんなにもかもが新品のぴかぴかだ。
 今日は、場当たりをしたところでおしまい。
 明日から10日間のおつきあい。劇場といっしょにどんな芝居ができていくのかとっても楽しみだ。
 まみーがエプロンを届けてくれた。「きょうの猫村さん」とおそろいのピンク。どうもありがとう。


せきねしんいち |MAILHomePage

My追加