せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2005年09月11日(日) |
「猫のヒゲのしくみ」稽古 |
朝方、ようやく録画に成功した「女王の教室」を見る。最終回直前スペシャルのこれまでのダイジェストと、昨日の放送分。鬼のような教師を演ずる天海祐希が、実にいい。ちゃんと見たのがいいタイミングで、鬼教師がただの鬼ではなかった?というあたり。それにしても、天海祐希の動じなさはどうだろう? 鬼教師という仮面を完璧に身につけていて、ちょっとののゆるみもない。お話もセリフもなかなかいいのだけれど、一番の見所はこの天海祐希の芝居だと思う。来週の最終回が楽しみだ。
そして、今日は、衆議院選挙投票日。朝から近くの投票所へ出かける。 洗濯をして、宅急便を受け取り、母親と二人で朝ご飯。 いい天気の日曜日。
稽古場での最後の稽古。 アップを兼ねた小返しをしてから、まず通す。途中で、外からものすごい音がした。最初、流れている「フィンランディア」の太鼓の音かと思ったのだけれど、とんでもない。雷の音だった。地下一階の稽古場にも、ものすごい音量で届いた雷の音。外ではいったいどんなだったんだろう? 食事の時間に、笹木さんと話して、「カット部分」の提案をいろいろ。夜の稽古が始まってから、役者さんたちが銘々に「ここはどう?」という提案をして、細かく、時にはばっさりとカットされていく。 夜の通し稽古は、そのカット台本をもとに。カットしたからというだけでなく、芝居のテンポもよくなって、上演時間が短くなった。 荷物をまとめて、トラックに積んでもらって、明日は、劇場入り。 さあ、どうなるか? 楽しみ、楽しみ! ご来場をお待ちしていますね!!
| 2005年09月10日(土) |
「猫のヒゲのしくみ」稽古 |
頭からの小返しをていねいに。巨大なウィッグをかぶるタイミングが微妙に変化。とにかく大きいので、邪魔にならないよう、細かく気をつかう。 星さんのキャラについて、笹木さんが「一緒にいると落ち着かない人」とダメだしをした。その後の星さんの「危ない人」に見る見るなってしまったかんじが、とんでもなかった。すごい女優さんなんだと感動した。 夜は通し稽古。昼間に続いて、ドレスのさばきと歩くときのバランスに、とにかく慣れる。 終了後、笹木さんからもらったダメ出しが、とても新鮮だった。 もうできてしまったことをなぞんるじゃなく、まだできてないことを、どうしようかと考えることができるのはなんて楽しいんだろう。もちろん、それは、他のところが「もうダイジョブ」というレベルに達してるんじゃないかな?という安心感から来るのだけれど。 駅前で、途中まで一緒だった郡司さん、土井さん、青木さんが飲みに行くというのを、失礼する。土日の終電はどうしてこんなに早いんだろう。 ホームで星さんとばったり会う。ちょっとおしゃべりできて、なんだかとってもうれしかった。
| 2005年09月09日(金) |
「猫のヒゲのしくみ」稽古 |
夕方から稽古場入り。カット部分を演出助手の寺谷さんから聞いて、小返しの稽古。続いて衣装を着込んでの通し稽古。あわただしい気分。 僕はメイクもしないと、本当の意味での衣装をつけてということにならないので(そういう役だから)、すっぴんにつけまつげだけをとりあえずつけてみた。 変更しようと思っていたところをそのまんまやってしまったりして、僕的には微妙に後悔が残る通し稽古。段取りを変えたせいで、ドレスの裾を踏んだりもした。 終了後、ダメだし。いくつかのポイントをチェックされる。ここを通らないといけないという通過点が、また一つ見えてきた。僕が劇中たどる道筋がだんだんはっきり太くなってきたような、自信をもってその道を歩けるような、そんな印象。
| 2005年09月08日(木) |
「猫のヒゲのしくみ」稽古 |
まずは、細かいカットの後、通し稽古。演出助手の二人が代役をやってくれて、いいテンポで終わりまでいけた。 二度目の通しは、衣装メイクをしっかりしてから。この間の撮影以来、靴は履いていたのだけれど、ドレスの裾をさばくことと、つけまつげをしているということが、まだまだ集中のさまたげになるかんじ。 ウィッグの処理や早変わりの手順など、段取りを確認する稽古になったと思う。 撮影した映像とオープニングCGが届いて、芝居と一緒に上映。こんな映像になったんだと新鮮な感動。 通し稽古2回というのは、やっぱりハード。でも、心配なことが今日もいろいろクリアになって、すっきりと軽い、いい気分。
| 2005年09月07日(水) |
「猫のヒゲのしくみ」稽古 |
台風の影響で、朝からの予定だった富士見丘小学校の授業が中止になった。2学期最初の授業だったのに、残念。2週連続の授業の計画も変更になりそう。 稽古は、大胆なカット台本をもとに冒頭を稽古。しゃべり慣れたセリフがないことよりも、舞台上にいる間に積み重なっていく気持ちのよりどころがなくなって、ややとまどう。何度か稽古をして、どうにかなるかなと思ったのだけれど、笹木さんから、やっぱり元に戻しましょうとの提案。そのあとの、元の台本での稽古は、人物の気持ちの流れが鮮明になって、昨日よりぐっとよくなった気がした。 その後は、立ち位置や、動きをていねいにつくっていく稽古。しゃべっていないで場面にいる時、リアクションをしすぎてうるさくならないよう気をつける。それにしても「いつづける」というのは、なかなか疲れることだと実感。話をずっと聞いているとリアクションがうるさくなるし、かといって、集中していないとその場からいなくなってしまうような気になる。いつも緊張感を持って「アップ」しているようなかんじ。僕は、ずっとしゃべり続けている方がラクなカラダなんだと気がついておかしかった。 買い物に出た夜の道から、細い細い月を見上げる。台風がいってしまったあとの空は、早い雲の流れのせいかいつもとは違う不思議な色に染まっていた。
| 2005年09月06日(火) |
「猫のヒゲのしくみ」稽古 |
3日連続の大ポカというか、とどめのような出来事。今日はお金を落とした。財布に畳んでいれていた一万円札を、駅で切符を買うときか、自販機でジュースを買ったときに、落としたらしい。かなり落ち込む。何やってるんだろう? いっぱいになるにもほどがあると情けない。 稽古では、笹木さんに「デフォルメした演技」を要求される。はじめに、自分の役について語った。自分が話すことも、人の話を聞くのもとても新鮮。 その後の稽古では、段取りや動きを無視して、思うとおりにやってみた。一度羽目を外してみたかったところを、まずはやれて気持ちよかったというのが、第1の発見。それでも、ここは違うよね?というところもやりながらわかったりしたのが、第2の発見。 ブーツを直すための接着剤を買いに駅前まで、出かける。2液混合タイプをようやくみつけて、早速修理してみる。うまく治ってくれるといいのだけれど。 最後は通し稽古。さっきやった場面、ひさしぶりな場面を含め、全体がわかった気分。自分の出ていないところも含めて。 劇中で歌う「フィンランディア」。このところ、どうも自信を持って歌えなかったのだけれど、今日で復活できた気がする。役の心配がなくなったからじゃないかと思う。どうしていいかわからない心配なところは、もうなくなって、あとはただどうやるかってことだけに専念すればいい。もういっぱいいっぱいになる理由はないね。落ち着け自分。
| 2005年09月05日(月) |
「猫のヒゲのしくみ」稽古 |
雨降りなので、バスで出かけることにする。停留所まで歩き、ちょうどいいタイミングで来たバスに乗り込んだ。小銭の用意をしないととバッグを開けたら、財布を忘れてきたことに気がつく。運転手さんに事情を話して、すぐ次の停留所で降ろしてもらう。雨のなか家まで戻りながらぐったりする。昨日に続いて、何やってんだと情けない。本番前のいっぱいなかんじがまたしても来たんだろうか? 稽古は、ラスト近い場面。僕には、まとまったセリフのある場面、これまで読んだだけではなかなかわからなくて、稽古していても、これでいいんだろうかと不安なまま演じていたところだ。 場面全体をていねいに組み立てて、どういう気持ちなのか、納得して演じられるようになった。その上でどうやっていくか、これからが楽しみだ。 夏生ゆうなさんや、衣装さん、制作のみなさんが大勢来てくれたにぎやかな稽古場。なんだか楽しくなって、芝居もあったかく、どんどんはずんでいった。 最後にやった場面で、バタバタと走り回っているうち、履いていた厚底ブーツの底が外れてしまった。あらら、どうしよう。ともあれ、壊れたのが本番中でなくてよかった。どうやって直そうか。似た形のブーツはあったけ?と、対応を考える。
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