せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2005年04月27日(水) 「浅草シルバースター」2日日

 2日落ちをしていまうんだろうかと思っていたわりには、そんなこともなく、たんたんと終わった二日目の舞台。それでも、細かい台詞の間違いなんかは、ちょこちょこあったかもしれない。反省。
 稽古で何度も通っていた舞台裏だけど、本番が始まると、裏にいる時間も含めて「本番」になってくる。
 場面毎に、舞台上ではなく裏で会う人とのだんどりがだんだん決まってくる。表では一度も会わない本郷さんと、4場の舞台裏で会って、たたんだタオルを広げるお手伝いをしている。唯一の交流。芝居以上に真剣にやっているかもしれない。
 終演後、篠原さん、平田さんとご挨拶。水木さん、明樹さんとも。僕の園長先生。明樹さんの娘さんが行ってる園の園長先生に似ているそうだ。小豆畑くんの同期のあきやんも来てくれた。
 帰りの地下鉄であきやんと一緒になって、おしゃべりしながら帰ってくる。


2005年04月26日(火) 「浅草シルバースター」初日

 ゲネは昨日終わってしまったので、今日は本番だけの初日。
 不思議な落ち着いた気分。お客様を前にしてどう変わるんだろうかとわくわくしている。
 ほぼ満席のお客様と一緒につくりあげた初日の舞台は、やっぱり稽古とは全然違う、生き生きとしたかんじになっていた。特に11場。こんなに変わるとは思わなかったなあ。
 終演後、郡司くん、いっこうちゃん、宇田くんとご挨拶。
 教室で、初日の乾杯をにぎやかに。ガールズをはじめ、いろんな人と楽しく話す。
 帰りの千代田線で、舞監助手のしょうじくんと一緒になる。
 彼は、越谷在住の18歳。高校卒業と一緒に青年座の演出部に入った超若手だ。
 どうして?と不思議だったのだけれど、埼玉の芸術専門の高校を卒業したんだそう。そのへんの話から始まって、芝居の話ばっかりを1時間ちょっと延々おつきあいしてもらう。
 中学のときに「芝居をやろう」と思って、高校から芝居ばっかりというのは、僕自身の十代の頃と同じだけれど、目標に向かっていくまっすぐさといきおいが全然違うなあと感心。
 愛用のナグリを自分で柄を選んで、黒檀の材木を取り寄せてけずって作ったという話もよかった。仕込みのときに貸してくれたあのナグリがそんな大事なものだったとは。ずっしりとした重みが手によみがえった。


2005年04月25日(月) 「浅草シルバースター」ゲネプロ

 一回目の通し稽古というか、ゲネプロ。一回目。喉が痛くて、せきこんでしまいそうになる。せきどめの薬を飲んできたのだけれど、なかなかつらい。
 思いがけないところで台詞を間違えたりしてしまう。僕だけではなくて、あちこちでそんなことが起こってた。そういう回だったのかもしれない。
 休憩時間にドトールで原稿を書く。喉が痛くて、熱っぽい、肩がパンパンに張っている。
 ゲネプロ二回目。ノリのいい舞台になった。僕は、3場の台詞きっかけを一つとちってしまい、わたわたしてしまう。
 終演後、益富さんに明日からはバラバラになっちゃうからと誘われたのだけど、喉の調子が心配なので、お先に失礼する。
 電車の中で、予約のメールを何件ももらい、返事をすぐに送る。フライングステージとは違う僕を見てもらえるのはとってもうれしい。
 昨日の苺の残りを、母親は牛乳と混ぜてミキサーにかけ、ゼリーにしたらしいのだが、固まらなくて、「もう一度煮てみたの」と言う。「ゼラチンは沸騰するとかたまりにくくなるんじゃなかったっけ?」と言ったのだけど、まあ、なんとかなるとゼラチンを足して、また冷やし固めてみるようだ。
 テレビは夜になっても脱線事故の報道でいっぱい。録画しておいた、勘三郎襲名の口上を見る。みんな年取ったなあと思ってしまう。玉三郎の話があたたかくて、とってもよかった。


2005年04月24日(日) 「浅草シルバースター」稽古

 朝、家の近くの「しまむら」で衣裳を探しにでかける。これでいいだろうというものが見つかったので、竹内さんに電話。「ありました!」と伝える。
 通し稽古を2回の予定が、急遽、1回だけに変更。
 昼間に通したあとは、舞台の仕込みの続き。今回、ちっともお手伝いしていないので、竹内さんと話して、今日はお手伝いさせてもらう。
 トラックに荷物を運んだり、ベニヤを切ったり、主に、松本くん、本郷さんと一緒に動く。
 こんなに何日もかけて仕込んでいくのは、やっぱり持ち小屋だからなんだろうなと、改めて思う。明日は2回通し、というか、ゲネプロだ。舞台裏の居所の確認も、いつどこで誰とすれ違えばいいかなども、だんだんわかってくる。衣裳も高木さんからOKをもらう。
 風邪が流行ってるようだ。僕ものどが痛くてしかたない。声量が落ちても、芝居が変わらないように気をつけないと。
 昼間、母親が妹たちと出かけた苺狩りで「獲ってきた」苺を食べる。粒の大きさはまちまちだけどとっても甘い。タッパーに乱暴に詰められてところどころつぶれかかっている苺を、指先を赤く染めながら食べた。


2005年04月23日(土) 「浅草シルバースター」稽古

 きっかけと場当たりの稽古。頭から終わりまで。
 劇場にずっといて、小屋入りした気持ちがだんだん盛り上がってくる。
 午後森川君が、折り込みの作業をしに来たのに会う。場当たりが始まったところで、ちゃんと話せなかったけど、またやせたんじゃないの?というかんじ。あとからメールをもらった。
 舞台の上の居場所の他に、舞台裏での居場所もさぐっていく。
 僕はまだ決まらない衣裳があるので、明日探そうと思う。竹内さんにも探してもらえるよういくつかお願いをした。


2005年04月22日(金) 「浅草シルバースター」小屋入り

 ずっと劇場で稽古していたので、いまさら「小屋入り」というわけでもないんだけど……。
 装置の立ち上がった劇場に初めて入る。
 客席も組上がって、いつもの青年座劇場になったかんじ。
 楽屋で化粧前の整理をして、今日はおしまいということになった。
 高木さん、竹内さんと衣裳の打ち合わせ。竹内さんに買ってきてもらったおじさんの長袖ポロシャツ、「ああ、これだよね」というかんじで決定。これまで着たことないし、これからも着ないんだろうなと思うテイスト。
 益富さんが、3場で使うスポーツ新聞をつくってきてくれた。3月の頭の日付じゃないといけない新聞、客席からはそんなに見えないはずなんだけど、どうしようかと思っていた。図書館でコピーをとってきてくれたそうだ。感謝。ありがとうございました。
 化粧前は左が青木さん、右が竹内さん。解散したあとも、片づけの続きをしながら、松本くんも一緒になって、ずっとしゃべっている。
 帰りは益富さん、竹内さん、松本くんと「白木」でさくっと食事と飲み。
 今日は稽古場じゃないところで芝居の話をいっぱいした。段取りの確認も、現場でとにかくやってみるのとは違って、「実はこうしてるんだよね」という話が聞けた。舞台上では、お互いに見えてないシーンがどうなってるのかとか。「あ、そうだったんだ!」という発見がいくつも。


2005年04月21日(木) 仕込みの日

 「浅草シルバースター」は今日、仕込みの日。いつもの仕込みなら、朝からお手伝いというか、バリバリ働いているのだけれど、今回は、お休み。一日、仕事の日にさせてもらう。
 昨日の夜から腰が微妙に重たいのは、腰痛持ちの自覚をうながすためか、それとも、昨日の二度の通しがこたえたんだろうか? いずれにしろ用心して大人しくしている。
 夜、ノグに電話をして、どんなだった?と話を聞く。初めての青年座劇場の感想などなど。


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