せきねしんいちの観劇&稽古日記
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| 2003年04月20日(日) |
「青ざめた馬」フラジャイル |
西荻のWENZスタジオにフラジャイルの「青ざめた馬」を見に行く。 大正時代、関東大震災の前後のテロリストたちのお話。 客席で「関根さん」と声をかけられ、「やだ、また」と思ったら、なんとまたしてもそこに居たのはイチカワくんなんでした。どういうこと?と二人で話す。 舞台は、レールがどーんとというか、リアルな線路があるだけの装置。 全部の場面がここで展開する。 とっても熱い男たちが登場する。 芝居は、とてもおもしろかったんだと思う。 でも、終わってみて、ふと、だから何?てな気がしてしょうがない。 以前見た「アナトミア」は今でも、いろんな場面がはっきり思い出せるんだけど、これはそうでもないかんじ。 見てるときはおもしろかったし、ほろっとしたりもしたんだけど。 「男のロマン」みたいなものがくり広がっちゃってるお話に、僕はあまり惹かれないのかもしれない。 女性記者の彼女が一番おもしろく見れた、僕的には。彼女が「私は陸軍大将の娘だ」と嘘をついて、テロリストたちを逃がす「大芝居」な場面が一番好きだったりする。 それでも、みんな熱演、演出もそれは見事。 満足してたはずなんだけどね……? 終演後、エントランスにあった鏡に映った自分が、ものすごくショックだった。 芝居の中のやせて魂だけがそこに立っているような男達のたたずまいと自分のなんと違うことか。 やせなきゃね……と改めて思う。こんなんでいいのかという、恥ずかしさとともに。 帰りは、市川くんと電車の中でおしゃべり。 そして、夜は、盛大に風邪をひいてしまっている。
| 2003年04月19日(土) |
小松川高校演劇部新入生歓迎公演 |
早瀬くんと一緒に、母校、都立小松川高校の演劇部の新入生歓迎公演を見に行く。 現役のみんな、そしてOB連と再会。 出し物は「アロマチックビターズ」と「クイズでバトル」という芝居の二本立て。 視聴覚室での公演で、客席には中学生の姿もちらほら。 子供っていうかなんていうか、小動物っぽい。 芝居は、とてもおもしろく、ほほえましく、ケラケラ笑いながら見させてもらう。 「アロマチックビターズ」に出演の麻衣子たんと信太くん、それに「クイズでバトル」に何役も早変わりで出演してた赤澤くんは、もう三年生なので、これが最後の舞台。引退公演だ。 高校生ってすごいと思う。ていうか、あっという間に三年間が過ぎちゃうけど、そのうち、現役でバリバリやってるのは、2年だけなんだよね。しかも、一年生なんて、新人で右も左もわからないってところからはじめるわけだし……。 でも、毎日放課後に2時間のトレーニングをずっと続けて、ほとんど毎月のように地区の大会やら発表会やらがあって、これはすっごいことだと思う。 こんなに濃く演劇と関わる、またはトレーニングができることってなかなかないと思うよ。 と、公演の前でもないとなかなか毎日はできない僕は思うんでした。 実際、僕も現役の頃の貯金で今やってけてるのかもしれないと思うときがある。 終演後、駅前の「BLDY」でごはん。 現役OBとりまぜてにぎやかに。 夕方、こないだ開通した半蔵門線で三軒茶屋へ向かうことに。 JRの平井から錦糸町で乗り換えて、半蔵門線。 感想は……、地下だからよくわからない。 まあ、初めて乗ったということで。 稽古は、「かどわかし」の残りと「敵持ち」 今日は、ホソちゃんが来た。 帰りに、稽古場に来た三枝と軽く飲み、あれこれ語る。
夕方、コタちゃんから電話があって、「ラーメン」を食べに行くことに。 車に乗っけてもらって、環七沿いの「丸金」に到着。 注文しておしゃべりしてたら、「関根さん?」と声をかけられる。 振り向いたらば、このところ、芝居関係のメールのやりとりをしてたイチカワくんでした。 もちろん会うのは初めて。 たまたま誘われて、たまたま来たところで会うなんて……ともうびっくりしてしまう。お互いに。 ラーメンは、細麺のとんこつ。とってもおいしゅうございました。
稽古@荻窪 今日のトレーニングは、「堪忍箱」の中から「かどわかし」。 いいかんじで読めてる。 きっちゃんが来てくれて、参加。 たまにきて、一番落ち着いてるのがおもしろい。
i-bookのキーボードの「A」が打てなくなってしまった。 何も書けない。 これだけを書くのだって大変なことになってる。 一字ずつ入力してるし。 それにしても、よりによって「A」じゃなくてもってかんじ。 どうしよう……。
フライングステージのトレーニング。 4月5日の「イラク攻撃と有事法制に反対する演劇人の会」のイベントでリーディングされたテキストを読んでみる。 全部はちょっと長いので、第2部の「世界のこの子たちは今」の部分を。 きっちり伝えるように読むのはとっても大変なことなのだと思う。 このテキストを読んでいた俳優のみなさんの力のすごさに改めて感じ入る。
教育TVの美輪さんのドキュメンタリー「ETVスペシャル」を見てみる。 「黒蜥蜴」の稽古が中心。三島さんとの交流についてもたっぷり。 芝居について、そして、人生について、とっても濃厚な番組になっていた。 強烈なキャッチライトに照らされて、昔の話をしている美輪さんがきれいだったな。
テレ東の「たけしの誰でもピカソ」が美輪明宏さんの特集だった。 ピンクのプリーツプリーズが艶やか。 明日は教育テレビでも特集がある。こっちは90分枠。 美輪さん自身もすばらしいけど、美輪さんがこんなにTVで取り上げられるってことがすばらしいと思う。 「文藝別冊」の森茉莉総特集号での、美輪さんと森茉莉との対談「女って、みんな馬鹿ね」(初出1970年)は、まだ「現役」な美輪さんの声がとってもステキだ。まだ、エラくなっちゃう前のかんじがね。
自転車をまた盗まれてしまった。 前回ショックだったほどではないのは、あまり愛着がなかったからだと思う。やっぱり僕にマウンテンバイクは乗りこなせない。 それでも、街を歩いていると停まってる自転車をつい見てしまうな。
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